■「阿吽の呼吸」の意味
「2人の人物が呼吸まで合わせるように共に行動している」という様子を表す言葉です。
口を開いて息を出す「阿(あ)」,息を吸って口を閉じる「吽(うん)」から,気息の出入りを「阿吽」という。相撲の立ち合いで呼吸を合わせることを「阿吽の呼吸」という。
「阿吽」は対となる形の像で表されるようになり、寺院の入り口の門の両脇に対となって置かれる『金剛力士像』などが作られるようになりました。
金剛力士像は、寺院内に敵が入り込むことを防ぐ仏法の守護神で、門番としての働きがあり、魔よけの意味があるとされている。阿形象は口を開けた怒りの表情で、吽形像は口を閉じて怒りを秘めた表情であることが一般的です。
その他にも同じ系統のものとして、神社や寺院の入り口に置かれる狛犬や、沖縄で魔除けとして建物の門や屋根の上に設置されるシーサーなどがあります。
類語は「以心伝心」、無言のうちに相手に心の意を伝えるという意味です。
金剛力士像を左右に安置している門のことを仁王門といい、仁王門に安置されている金剛力士像が仁王像です。
金剛力士像は、一体だけで安置される場合もあります。 金剛力士像は「金剛杵(しょう)を持って仏法を護持する天神の像」
の総称です。
ちなみに、向かって右側・東側の阿形(あぎょう)像は「那羅延(ならえん)金剛」、向かって左側・西側の吽形(うんぎょう)
像が「密迹(みっしゃく)金剛」というそうです。
阿形像と吽形像が左右どちらに配置されるかについては、時代によって違いがあります。向かって右側が吽形像で、向かって
左側が阿形像というケースもあります。
「2人の人物が呼吸まで合わせるように共に行動している」という様子を表す言葉です。
口を開いて息を出す「阿(あ)」,息を吸って口を閉じる「吽(うん)」から,気息の出入りを「阿吽」という。相撲の立ち合いで呼吸を合わせることを「阿吽の呼吸」という。
「阿吽」は対となる形の像で表されるようになり、寺院の入り口の門の両脇に対となって置かれる『金剛力士像』などが作られるようになりました。
金剛力士像は、寺院内に敵が入り込むことを防ぐ仏法の守護神で、門番としての働きがあり、魔よけの意味があるとされている。阿形象は口を開けた怒りの表情で、吽形像は口を閉じて怒りを秘めた表情であることが一般的です。
その他にも同じ系統のものとして、神社や寺院の入り口に置かれる狛犬や、沖縄で魔除けとして建物の門や屋根の上に設置されるシーサーなどがあります。
類語は「以心伝心」、無言のうちに相手に心の意を伝えるという意味です。
金剛力士像を左右に安置している門のことを仁王門といい、仁王門に安置されている金剛力士像が仁王像です。
金剛力士像は、一体だけで安置される場合もあります。 金剛力士像は「金剛杵(しょう)を持って仏法を護持する天神の像」
の総称です。
ちなみに、向かって右側・東側の阿形(あぎょう)像は「那羅延(ならえん)金剛」、向かって左側・西側の吽形(うんぎょう)
像が「密迹(みっしゃく)金剛」というそうです。
阿形像と吽形像が左右どちらに配置されるかについては、時代によって違いがあります。向かって右側が吽形像で、向かって
左側が阿形像というケースもあります。