運を良くしたいと四家先祖供養を始められる方て
四カ月程で連絡もなしに、ご供養を突然止められる方がおられますが、
この様な場合、余計に運が悪くなる場合があります。
ご先祖様に供養をしてあげると喜ばせておいて、
供養を始めると今度は、直ぐに止めてしまう。
それなら最初から何もしない方がいいがましです。
悪い境涯におられるご先祖様でも
悪いは悪いなりにその境涯で生活しておられるのですから、
ご先祖様に惨めな思いをさせない方がいいのです。
お不動様のお言葉です。
「寝た子をおこすな。」
治まっている問題は、そのままにしておく方が良い、
下手に手を出すとかえって問題を大きくしてしまうものです。
先祖供養も同様です。
せっかく先祖供養を始められて直ぐにお止めになると言う行為は、
ご先祖様に対して非常に無礼な行いとなります。
例えば、子供が田舎の親を呼んで一緒に住むようになったとしましょう。
親は、親子孝行な子供だと毎日、嬉しい日々を過ごしていました。
供養を止めるということは、
そこに突然、今度は「一緒に住めなくなった」からと、
一方的に「田舎に戻された」というような状態になるのです。
あなただったら、どう思うでしょうか？
ご供養を始められて直ぐにいい変化の有る家と、
なんの変化もない家の二通りに分かれます。
それは、ご先祖様の業の深さとご自身の業の深さによる違いにもの。
また、供養をして喜ぶご先祖様と喜ばれないご先祖様がおられるのです。
このようなご先祖様の場合は、
なかなか良い変化が見られないと言うことも御座います。
しかし、始めは喜ばれないご先祖様もしばらくすれば、大変大喜びされるのですが、
感謝するしないで大きな違いで出てきます。
ご先祖様のご供養は、とても時間がかかるものだとご理解ください。
当山の信者様は、十年以上ご供養を続けられて居る方がほとんどです。
何も問題が起らないので保険のようなものだと…。
有難いですね。
南無大師遍照金剛