命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

私が供養にこだわる理由。その2

2017年04月07日 22時35分59秒 | ご供養

つづき

当時、滝の掃除だけしておられる女の方に、女行者さんより連絡があったそうです。

 

その話と言うのは、法華の女行者の方の夢に、

滝谷のお不動様が現れて

「この者を助けてやってくれ。汝が滝行の手ほどきもしてやってくれ。但し、法華の行者にしてはならぬ」

と言われたという話でした。

 

それからは、女行者さんに付いて滝行を。

そして、本格的な滝行の作法を一から徹底的に教え込まれた。

のちに女行者さんとは、お別れすることとなり、非常にさびしい思いをいたしました。

自分ひとりで、いよいよ命乞いの滝行をすることと成ったのである。

 

幾度となく激痛に見舞われながらも絶対に治して見せると言う信念のもとに

必死の覚悟で滝に打たれる毎日であった。

 

滝の水が薬と成り、半年後には、

お蔭で身体も順調に快復に向かいました。

癌という病気に打ち勝ったのである。

 

滝行に専念して3年が月日が流れたある日、

知り合いの行者さんから

「これだけ滝行をしていれば、家庭の状況がよくなりましたやろ」と言われましたが、

実際には、いっこうに暮らしは楽に成らず、嫁に苦労をかけどうしの毎日でした。

 

お不動様に「私は何故、暮らしが楽に成らないのか」と質問しますと、

「先祖の足切りじゃ」というお答えでした。

 

その意味が分らず、ひたすらに滝行に専念する毎日でしたが、 

有る時、何気なくテレビを見ておりますと、NHKの宗教の番組で氏神様の話をしておりました。

 

仏教が日本に入ってくる以前は、神道の時代であった。

人間がホモ・サピエンスとして誕生して一億年になる。

 

仏教が入って来て僅か1600年、

それ以前の先祖様は神道の氏神の時代であった。

という内容の番組でした。

 

その話を聞いた瞬間に、

今までの謎であった「先祖の足切りである」という言葉の意味が解決したのである。

そして、住友家のルーツである大先祖様を調べるということが始まりました。

 

つづく。


五戒を守る。なぜ、軍国主義?

2017年04月07日 20時54分24秒 | 寳顕さんのひとりごと

仏教の十戒を守ると言う事は、人として道徳を守ると言う事です。

(十善戒の中より抜粋)

戒は仏教徒に於いては大切な徳目です。

(1)他の生命を殺しては、いけない。

(2)嘘を言っては、いけない。

(3)盗んでは、いけない。

(4)邪な行ないは、いけない。

(5)人の悪口言っては、いけない。

(6)人を騙しては、いけない。

(7)怒っては、いけない。

(8)いじわるしては、いけない。

こんなこと人間して当たり前の事です。

道徳は人として絶対に破るべきものではありません。

道徳を犯す人はこの世で生きる権利すら失い、

人としての価値もありません。

つまり道徳「戒」は守るべきものです。

ごく当たり前のことなのです。

南無大師遍照金剛

合掌