美津島明編集「直言の宴」

政治・経済・思想・文化全般をカヴァーした言論を展開します。

反日メディアによる安倍バッシング ツイートより (イザ!ブログ 2012・9・27 掲載)

2013年11月30日 07時10分02秒 | 政治
安倍新総裁ネタが続きます。前回、今後反日メディアの、安倍総裁に対するバッシングが激しさを増すはずであると申し上げました。早速、それを示すツイートがたくさん発信されています。そのなかからいくつか取り上げて、若干のコメントをつけてみましょう。

上念 司‏@smith796000
謀略情報注意!! テレ朝やじうまワイドでさっそく「地方票無視」という言い方で安倍叩き始まりました。当初の予想通りです。

1回目の投票では、地方票で過半数を超えた石破前政調会長が、国会議員票とあわせて199票とトップに立ちました。しかし過半数には及ばず、141票を集め2位となった安倍氏との間で、40年ぶりの決選投票が行われることになりました。国会議員による決選投票では、安倍氏が、自民党総裁選では56年ぶりに逆転で新総裁に選ばれました。そこをとらえて、「地方票無視」すなわち「民意無視」すなわち反民主主義的、と言いたいのでしょう。どのようなシステムで党のリーダーを決めようと、リーダーの選出過程が、その党のシステムに厳正に則ったものであるかぎり、外野がとやかくいう筋合いではありません。そういうのを、世間では、イチャモンとかインネンつけとか言います。

大国屋悠一‏@dy1963r
【石破氏逆転負けで民意なし?】地方票(党員票)で圧倒的に勝利した石破氏が決選投票(国会議員票)で逆転負けしたことで、民意が反映されていないという意見があります。が、そもそも国会議員は何万票という支持によって選出された人です。その人が投じる1票の重みのことを考えて下さい。

そういう言い方も成り立つかと思われます。いずれにしても、外野がとやかく言うのは筋が違います。

田中芳樹を撃つ!ツイッター商館‏@tanautsunet
安倍晋三元首相の自民党総裁選出を受けてのものなのか、早速マスコミのバッシング報道が開始されています。MBS(毎日放送)では「安倍晋三が総裁選前に3500円のカツカレーを食べていた、庶民感覚が足りない!」などと罵り倒していたのだそうで。さすがは変態毎日の面目躍如といったところかと。

この「3,500円カツカレー事件」は、麻生さんに対するかつての「ホテルのバーで飲んだ!だから金持ちは庶民感覚がない!」と言った類のイチャモンと同じものです。このレベルの低い切り口を、マスコミは、よくぞ恥ずかしげもなく繰り返すものです。ほかにないのかねぇと、ため息が出てきます。しかし、こういう低レベルで分かりやすいイチャモンが積み重なると、けっこうボディ・ブローのように効いてくるので、タカをくくってはなりません。

yukikaze もう韓国は許さん!‏@yukikaz20019329
さきほどTVでテリー伊藤が安倍晋三に文句言ってた。こんなヤツがエラソーにしているのを見るとTV消したくなる、って言うか消した。

電波芸人は、ギャラさえ貰えれば、局の意向に沿ったことならなんでもやります。彼らの庶民への影響力は馬鹿にできません。電波芸人の、金まみれのアナーキズムは要注意です。

津川雅彦‏@masahikotugawa
反日左翼メディアが低能低俗な安倍批判を繰り返すことは多くの皆さんが分かっていると思います。大事なのはどんなことがあっても安倍氏のことを信じ支持し続けることです。正義を貫く者が悪に負けることは絶対にないのです。 皆さんの強い想いがこの国を必ず護ってくれると信じています。

安倍晋三ファンからの、たくさんのリツイートがついたツイートです。俳優・津川正彦さんは、隠れ国士だったんですね。彼はたしか、今回の総裁選で、安倍さんを応援していました。この年齢になると、政治にタッチしても、反原発の俳優・山本太郎的ないやらしさが不思議と感じられませんね。私心なき憂国の情から、おのずと生じてきた言動だからなのでしょう。

*などと言っていたら、山本太郎の次のツイートが目に飛び込んで来ました。

山本太郎俳優 脱原発に60兆票!‏@yamamototaro0
安倍さん、またポンポン痛なるんちがうやろな。

「太郎はん、あんた、あかんわ、ヘタレや」と思わず大阪弁が飛び出してきました。どうアカンのか、次のツイートが説明してくれます。

Akira‏@ibarakishimin
俳優 山本太郎君って大丈夫?ww 自由民主党 安倍新総裁誕生 著名人支援一団に俳優業の大先輩 津川雅彦さん、奥田瑛ニさん、山本学さんが名を連ねて居るんですけど! 当然確認済の上で安倍新総裁の腹痛を揶揄しツィコメしたんやろ?不味いと思わへんかったんかなぁ-! 阿呆過ぎて呆れる。w

まあ、そういうことです。「芸能界に民主主義を!」なんて、太郎さん、まさかそんな手前勝手な理想主義の日教組のようなこと、言いませんよね?

それと、もうひとつ。彼は、重責と宿痾との間で人知れず苦しみ抜いた者の胸の内に思いを致す、人としてのまっとうな感受性が欠如していることを、この発言で露呈してしまいました。それは、彼が役者としての根本条件を欠いていることを物語っています。彼は、そのうちに「忘れられた役者さん」になってしまうことでしょう。馬鹿なことをしでかしてしまったものです。

どうやら、彼は反原発運動にのめり込むなかで、「反原発にあらざる者、人にあらず」というステロタイプの傲慢さの陥穽(かんせい)にすっぽりとはまりこんでしまったようです。

さらに、もう一つつけ加えます。「潰瘍性大腸炎」は厚生労働省から特定疾患に指定されている難病なのです。山本太郎は、そういうことへの無理解・無知ゆえに、この難病を患っている患者さんたちに対して差別発言をしてしまっていることに、気づくべきです。感情的に言えば、彼らに対して、土下座をし地面に頭をこすりつけて謝るべきなのです。それほどまでに社会的に問題のある発言を、彼はしでかしてしまったのです。

れなもん‏@21remon
「安倍さん何時投げ出すんですか!?今度の理由は下痢から便秘ですか?」発言で一躍時の人となった元NHK職員の現職徳島県議のアホ。兄→電通の企画部長、弟→大手芸能事務所の課長で、学生時代から韓国女と遊びまくってたので有名らしい。徳島民団支部の新年会には毎年参加とな。終わってる。

このなかの「元NHK職員の現職徳島県議のアホ」とは、来代正文という人物で、次のようなツイートをいくつか残していま姿をくらましています。

kitadai_kengi
安倍総裁さん、今度はいつやめる、いや、何時投げ出すんですか!?今度の理由は下痢から便秘ですか?そんな夢を見てました!あ、まだ宵の口だった!夢にしては、早すぎる、ひょっとして、正夢~!!当たらない事をいのるが~果たして????

kitadai_kengi
地方の声を無視された腹いせに、新総裁の悪口を言ったらおこられました、でも、決まった事だから、昨日までの失礼をお詫びしながら、新総裁に地方の切り捨てがないようお願いと、失礼をお詫びします!地方で協力しながら、健闘祈ってます!

kitadai_kengi
すみません!ツイッターもブログも止めます!許して下さい!お願いします!また。

なんとも胡散臭い人物です。

百田尚樹‏@hyakutanaoki
安倍晋三氏が4年前総理を辞めた時、僕は彼の難病も知らずに「甘ちゃんやなあ」と思った。事実ひ弱な面もあった。しかし彼は挫折をバネにして本物の男になった。また難病も快癒した。これから中韓に媚びる左翼マスコミや文化人による安倍氏への攻撃は激化するだろうが、もはやそれに屈する彼ではない。

kool-k‏@koolkmail
確かに安倍総裁は、総理大臣を「難病」の悪化で辞任1年で辞職しましたよ。 病気で体調が悪く、満足に公務を果たせないと思い総理を辞職した判断は、至極当然で、一国の総理大臣が病気で政治空白を作らない事が国益と判断し、断腸の思いで決断したもの。決して投げ出してはいない。

これらが、安倍応援ツイートの典型です。反日メディアに登場する「街の声」なるものに決して登場しない「声」です。

山際澄夫‏@yamagiwasumio
安倍晋三さんが嬉しいのは、皆さんと一緒。マスコミと戦っていることです。政治家って強そうだけど実はたった一人。安倍さん抗議文だって自分で書いたこともあるんです。

山際澄夫氏の、安倍新総裁誕生をめぐっての、在野における八面六臂の活躍ぶりは特筆に値します。彼は、安倍晋三応援ツイートを要所要所でかかさず発信し、ツイッター・デモを仕掛け、投票日には自民党本部の正面で安倍応援デモを実施しました。彼は、安倍さんの気持ちをよく分かっているようです。彼には、明治維新における草莽の士の気風があるのでしょう。

たかすぎ しんさく‏@nihonjintamasii
【激励電話】安倍晋三、自民党新総裁の国会事務所に「朝日新聞や毎日新聞、テレビ朝日やTBSの安倍氏に対する攻撃に負けないよう。私達、真実を知っているネット国民やtwitterの多くの方が安倍さんを応援し、売国・反日売国マスコミに反撃しています。安心して頑張って下さい」と伝えました。

私は、こういう気持ちはあっても、なかなか行動として表さないタチなので、「たかすぎ しんさく」さんの行動力はうらやましくもあり、また、たのもしいとも思います。こういう声が、安倍さんを孤立感から救うのでしょう。

倉橋 晴信 ‏@japan2020
安倍叩きは「朝日の社是」です。そして朝日新聞は「安倍の葬式はうちで出す」と豪語しています。社是とは「経営上の方針・主張・また、それを表す言葉」となっています。一個人を叩き一個人の葬式を出そうとしているのが「朝日新聞」の方針です。これは新聞社ではなくテロ集団です。

ここに『安倍叩きは「朝日の社是」』とあるのは、朝日新聞の重鎮が直接語った事実です。「安倍の葬式はうちで出す」とうそぶいているのも事実です。だから、彼らを「テロ集団」と形容するのは的を射たことなのです。

私は、朝日・毎日・NHK・朝日テレビ・TBSが反日メディアであり、彼らの発信する安倍晋三情報は、眉ツバものであることは、今回かなりの程度周知されているのではないかと思っています(私の、年老いた無教養な母でさえ、そう認識しています)。彼らが、馬鹿げた社説で安倍さんを叩けば叩くほど、彼らはむしろ「社会の公器」としての社会的信用を失墜させることになるのではないかと推察します。むろん、予断は許しませんけれど。

むしろ、今回警戒すべきは、みのもんた・テリー伊藤・愛川欽也などのチンケなシロウト「言論人」やお笑い電波芸人のウケ狙いの暴言・放言の類であると、私は考えています。武田鉄矢なんてのもアブナイ・アブナイ。彼らの発言の、庶民への浸透力が馬鹿にできないのです。いまは、そういう時代です。さきほど申し上げたとおり、彼らはギャラさえ貰えれば、局の意向に沿ったことならなんでもやる恥知らずな存在です。目立つためなら命を落とすことも辞さないのですから。くれぐれも要注意です。

*一つだけ、動画をお見せします。タイトルは、「【対メイディア戦争】新聞紙面と安倍総裁記者会見・街頭との落差」です。これは、チャンネル桜の番組です。安倍新総裁が記者会見に先立ち、「強い日本・豊かな日本」を打ち出したのを、大手新聞はどこも記事にしなかったことを、水嶋社長は訴えています。反日の朝日・毎日がそうしなかったのはもちろんのこととして、産経がなにゆえそれをとりあげなかったのかといえば、社是として「消費増税推進」を打ち出している以上、「デフレ脱却なくして消費増税なし」(それが豊かな日本ということです)を明言している安倍さんのメッセージをそのまま記事にはできない、ということなのです。

それと、街頭での一般国民の安倍待望の熱いエールは、私自身肌で感じたものです。それが、結局は安倍新総裁誕生をもたらした原動力であると私は思っています。つまり、民意が安倍新総裁を生んだのです。そのことを、特に反日メディアは絶対に伝えようとしません。

そういう主張がなされています。

【対メディア戦争】新聞紙面と安倍総裁記者会見・街頭との落差[桜H24/9/27]


一つ一つのメッセージは愚劣でも、それらが膨大に積み重ねられると、知らず知らずのうちに、わたしたちは「敵」の印象操作に操られることになってしまいます。そういうことに関して、「敵」がプロであることを、わたしたちは肝に銘じましょう。わたしたちは、まだまだ「情報弱者」なのです。「敵」の当面の狙いはただ一つ「安倍自民党・単独過半数獲得絶対阻止」です。そのためには、ありとあらゆる手を使うつもりなのでしょう。
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安倍新総裁への四つの注文  (イザ!ブログ 2012・9・26 掲載)

2013年11月30日 07時02分58秒 | 政治
自民党新総裁は、安倍晋三議員に決定しました。当ブログを通じて安倍支持を表明し続けてきた私としても、日本のためにも、このことを心から歓迎します。安倍さんには、来るべき総選挙を決然として戦い抜き、衆議院議員自民党単独過半数を獲得し、晴れて総理大臣になっていただくことを強く希望します。

そこで、衆議院議員単独過半数を獲得するうえでの、安倍さんへの、私なりの注文です。四つあります。

〔1〕反日マスコミ対策は怠りのないように

反日メディアは、安倍さんが、本気になって、命懸けで、いまの日本を取り巻く数々の国難と取り組む姿を心底恐れています。石破や石原なら御し易いと舐めてかかっていましたが、彼らと安倍さんとでは力量と本気度とが全然ちがうのです。豊かで元気な日本の復活は、彼らの望む日本像と正反対のものであり、それを安倍さんなら実現してしまうと、彼らは本気で心配しているのです。われわれ一般国民にとって望ましいことと、彼ら反日左翼にとって望ましいこととは、水と油のように交わらないのです。

朝日新聞・NHKはもとより、大手マスコミの主流は、反日です。経団連も、もはや国民経済の基盤から遊離したグローバル無国籍企業の連合体ですから、反日ムードに流されやすくなっています。日本がダメなら中国があるさ、中国がダメならベトナムがあるさ、ダメな日本よバイビー・バイビーというのが彼らのノリです。さらに、消費増税をなんとしても成し遂げようとしている亡国財務省は、「デフレ脱却なしに消費増税はありえない」と明言している安倍さんの総裁就任を決してよろこんではいないでしょう。財務省が既成メディアに対して大きな力を奮っていることはつとに知られています。つまり、既成のメディア環境は、安倍さんにとって決して有利に働かない、むしろ敵であることを、安倍さんは覚悟しなくてはなりません。

とすれば、安倍さんは、ブログ・ツイッター・ニコニコ動画・you tube などのインターネット・メデイアのフル活用を心がけるべきでしょう。既成メディアは、TPP議論のころから完全に民意から遊離してしまっています。パワー・エリート村の住人たちの下足番みたいなものに成り下がってしまっているのです。インターネット・メディアは、まだそこまで腐ってはいません。安倍さんは、そこに活路を見出すよりほかありません。しかしながら、その肚さえ決めてくれれば、道はかならず開けます。メディアへの正しい対応をしなければ、政治家安倍に明日はない、と肝に銘じてください。

いいかえれば、政治家安倍の浮沈は、大手マスコミ等の既成メディアVSインターネット等の新メディアの言論の主導権争いの帰趨とともにある、と申し上げても過言ではないのです。

という限りは、安倍支持を表明してきた私も、一人のブロガーとして、既成メディアの安倍バッシングとできうる限り闘うのは言うまでもありません ⊂(^・^)⊃ 

〔2〕日本維新の会と絶対に手を組もうとしないこと

小泉政権の新自由主義的な構造改革路線の継承・完成を目論む橋下市長・日本維新の会は、国難に瀕した日本の衰亡にダメを押す政治勢力です。それは、総裁選挙で安倍さんが訴えてきたことと真逆の路線なのです。そのことを、心ある安倍支持者たちはみんな知っています。だから、巷間で噂されるような、安倍・維新の会の連携を示唆するような発言が安倍さんの口から飛び出したその瞬間に、安倍支持は雲散霧消するものと思っていただきたい。私自身、それがネックになって、安倍支持を逡巡していたのですから。西田昌司議員の「私が身を挺してでも、それは阻む。120%それはない」という言葉を信じて、私はやっと安倍さんを支持することに決めたのです。

*さきほど、維新の会・松井幹事長が「安倍自民党との連携はない」と声明を出したようです。吉報続きで、目出度いことです。それなら、安倍さんも遠慮なくおっしゃってはいかがでしょうか。「こちらもその気はない」と。そのうえでしっかりと、日本維新の会の政策では日本が直面している国難を乗り超えるのは不可能であることを訴えればいいでしょう。

〔3〕新自由主義との訣別をあらためて明言すること

上の疑念を払拭するためにも、安倍さんには次のように明言していただきたい。すなわち、「私は、自分を党幹事長として異例の抜擢をし、なにかと引き立ててくれた小泉さんへの感謝の念や遠慮もあって、首相の座を引き継いだとき、小泉構造改革路線を継承するかのような印象を国民に与えてしまった。だが、いまは、その気はまったくない。デフレ時の新自由主義政策・構造改革路線は百害あって一利なし、である」と。戦後レジームからの脱却の前に、自民党は、小泉レジームからの脱却を果たさなければ、デフレからの完全脱却はままならないのです。父親のクローンのような話ぶりをする若造・小泉進次郎が大口をたたいて党内で幅を利かしているようではダメなのです。

*早速、「小泉純一郎元首相の後継者でもあった安倍氏の登場で、市場原理主義が息を吹き返し、国民の生活に格差が生じる方向に行かないよう力を尽くしたい」(国民新党の自見庄三郎代表)という揶揄的な声が出ている。ぜひ、上記の表明をして、そういう類のデマの出処を、妙な火の手が上がらないうちに払拭していただきたい。

〔4〕一日でも早い総選挙の実現を

反日・無能の民主党が今でも政権の座に留まっていることが、差し当たりの国難の元です。あらゆる手を尽くして、野田を政権の座から引きずり下ろし、一日でも一秒でも早く総選挙を実現してください。生来、上品で丁寧な安倍さんですが、このことに限っては、乱暴狼藉が許されます。おおいに、お国のために暴れてください。反日マスコミのお小言的なクレーム付けは、われわれインターネット陣営が撃退しますので、ご心配なく。

以上、ちあきなおみへのレスぺクトの念をこめて『四つのお願い』をいたしました。

*産経新聞記者・阿比留瑠衣さんが、安倍新総裁誕生についてコメントしています。参考までに、そのURLを載せておきます。あえて茨の道を歩もうとする新総裁への、阿比留さんの心配そうな温かみのこもった視線が感じられます。淡々とした、いい文章です。

abirur.iza.ne.jp/blog/entry/2877378/

*もうひとつ。こちらは、安倍総裁実現のために身を粉にして働いた新藤義孝議員の、安倍支援に対する感謝のビデオ・レターです。彼の思いがストレートに伝わってくる、気持ちのいい語りが聞かれます。この爽やかさ。かつての自民党にはなかったものです。彼のような存在こそが、「変わる自民党」を象徴しているのではないでしょうか。小泉進次郎のような世間知らずの傲慢な若造などに、私は何の魅力も、新鮮さも感じません。念のため。


【新藤義孝】安倍晋三を応援してくださった皆様へ[桜H24/9/26]
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新宿駅西口で行われた自民党総裁選候補者四名の最後の街頭演説 (イザ!ブログ 2012・9・25 掲載)

2013年11月30日 06時59分33秒 | 政治
先ほど、東京・新宿駅西口・小田急百貨店前で行われた総裁選候補者四名の最後の街頭演説に行って来ました。雑駁(ざっぱく)ではありますが、その場の雰囲気について報告をします。

五人の候補者のうち、町村信孝議員は結局この場にも姿を見せませんでした。他の四人の候補が、林芳正・安倍晋三・石破茂・石原伸晃の順に演説をしました。会場は黒山の人だかりがしていたと言っても過言ではありませんでした。通行人がちゃんと歩けなくて、警官たちが「ここは歩道です。通行する人の邪魔になります。ロープの内側に入ってください。」といちいち拡声器で(だったかな)言わないとどうにもならないほどでしたから。とはいうもののロープの内側は立錐の余地もないほどなので、そう言われても、どうにもなりませんでしたが。もう、うるせぇなぁ、というわけで、はい。

そんな悪条件の中で、人々は集中力を切らさずに四人の話に真剣に耳を傾けていました。ところが、候補者が入れ替わるたびに、数名が後ろの方で「ゲンパツ・ハンタイ!ゲンパツ・ハンタイ!」と怒鳴るものだから、彼らの近くで候補者の演説をちゃんと聴こうとしている人々が堪忍袋の緒を切らして「うるせー、黙れ!聴こえねぇだろうがぁぁ」と当然すぎるクレームをつけていました。あんなんでは、反原発運動は一般国民に嫌われてしまうでしょう。正義はひとつではないのですから。やり方をちゃんと考えないといけませんね。上空で旋回するヘリコプターの音もけっこう五月蝿くて、私たちが演説に集中する邪魔をしました。治安上、仕方がないことなのですかね。

候補者の演説に対する人々の反応を記しておきましょうか。

最初に選挙カーに登壇した林さんのお話は、東日本大震災被災地の復旧・復興の遅れにちなんで民主党政権を批判したうえで、その遅れを取り戻すには、行政の経験の豊富な自民党がリーダーシップを取って、一歩一歩着実に進めていくよりほかにない、というものでした。その沈着冷静な話しぶりを反映して、人々はちゃんと聴いてはいるのですが、かけ声や途中の拍手などはまったくありませんでした。花がないよな、林さんは。

次に、安倍さんが登壇するやいなや、あちらこちらから「安倍さん!がんばって!」のかけ声が上がります。老若男女問わず、凄い人気です。力強い、聴く者の心にストレートに響いてくるその語りに、人々は心からの拍手を惜しみません。語り手と聞き手の心が通じ合っているのが、じかに感じられるのです。これって、なかなかないことではありませんか。安倍さんは、別に私たちを煽っていたのではありませんよ。「この人、本気で国難に立ち向かうつもりだな」という感触が、聴く者の胸を打つのです。具体的には、「集団的自衛権は存在するが、行使はできない」などという佐藤政権当時の政府見解の呪縛から、私たちはもはや脱しなければならない、でなければ、日米同盟の信頼関係は保てない、という安倍さんの発言がいちばん耳に残っています。私は、これに全面的に賛成する者です。これは、改憲以前の当たり前の話である、と私は考えます。それとは別に、安倍さんは改憲の必要性もはっきりと訴えていました。デフレ・円高からの脱却のために、政府と日銀が政策協力をすべきこと、および、次世代の幸せのため、地方の経済的疲弊の解消のために公共事業を推進すべきこともきちんと訴えていました。文句なしの演説内容です。

次は石破さん。マスコミによれば、彼が一番人気だというのですが、会場にはそういうことを示すような熱気がまったくと言っていいほどに感じられませんでした。あまり演説が得意ではないようで、聴いていると、どうしようもなく、私としては、気が重くなってきてしまいます。はっきり言えば、眠くなってくるのです。途中の声掛け、拍手なし。この方、やはり人として何かが足りないのではないかと、どうしても思ってしまいます。少なくとも、首相キャラではないだろう、と。

ラスト・ランナーの石原さんが登壇するやいなや、どっと歓声が湧きました。歓声を上げた人々は、みんなペン・ライトを持って赤い帽子を被っています。なんとなく雇われ応援団、という感じがしましたね。散会後、彼らは、年長者から「お疲れー」なんて声をかけられていましたから。なんとなく、軽薄な芸能人による「石原軍団」的なノリを感じてしまうのですね。はっきり言って、FUCK  YOU!です。それはそれとして、その歓声の直後に、「消えろー、裏切り者!」という厳しいヤジが数箇所から、ありました。おそらく、彼の、河野談話についての肯定的な見解に憤ってのものであると思われます。それに対して、石原支持の若い女性が、罵声の主のひとりである、これまた若い男性に殴りかかったのです。

ほどなく、警官が彼のところにやってきて、彼を場外に連れ出そうとしました。それに対して、その若い男性は、「それは構わないけれど、だったら、この女性も連れ出して」とけっこう冷静に、当の女性を指差しながら訴えました。すると、そばにいた恰幅のいい中年男性が、「殴りかかったのは、女性の方だょ」と、若者に助け舟を出したのです。それで、結局は沙汰止みとなったようです。

そうそう。「この平和ボケェ!」なんてヤジもありましたっけ。

そんなこともあってか、石原さんの演説の内容は、まったく覚えていません。そんなことがなくても、おそらく結果は同じことだったのでしょう。マスコミで、なにゆえ、安倍さんと石原さんとが二位争いをしている、と報じられているのか、私にはさっぱり分かりません。安倍さんと石原さんとでは、おのずと役者が違うでしょう。

これで、私なりの「独断と偏見に満ちた」報告を終わります(_ _)。

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昭和の名曲『愛と死をみつめて』 (イザ!ブログ 2012・9・23 掲載)

2013年11月30日 06時22分13秒 | 音楽
今回は、昭和歌謡の屈指の名曲『愛と死をみつめて』を取り上げます。



この曲が生まれた背景として、同名の本がベストセラーになったことが挙げられます。Wikipediaからの引用です。

『愛と死をみつめて』は、大学生河野 実(マコ、1941年8月8日 - )と、軟骨肉腫に冒され21年の生涯を閉じた大島 みち子(ミコ、1942年2月3日 - 1963年8月7日)との、3年間に及ぶ文通を書籍化したものである。1963年(昭和38年)に出版され、160万部を売り上げる大ヒットを記録。関連本として、大島著の『若きいのちの日記』や河野著の『佐智子の播州平野』も出版された。

この曲は、後の超大物音楽プロデューサー酒井政利氏の初めてのレコード・プロデュース作品です。彼は、次のように事を運びました。同じWikipediaから。

酒井はベストセラー本を歌にしようとひらめき、書店で出版直後の原作本と出会うが、若い素人の往復書簡という体裁に新鮮な魅力を感じ、著名のベテラン作詞作曲家でなく、あえて若手作家が作ることで素直に表現できると考え、大矢弘子(当時レコード会社に詩を投稿していた明治大学4年生)に作詞、土田啓四郎(大阪在住の新進作曲家)に作曲を依頼する。歌手は、12歳でコロムビア全国コンクール第1位となった青山和子(当時18歳)。

この曲は、1964年のテレビドラマ版の主題歌であると誤解されやすいが、ドラマで使用されたのはシンプルなインストルメンタルBGM曲のみで、青山和子が歌うこのレコード企画とは全く別のプロジェクトである。


酒井氏の目の付けどころが、確実にポテン・ヒットを打とうとする並のプロデューサーとは違っていたのです。「新鮮さ」、これがこの曲の命です。だからこそこの曲は、いまだにまったく古びていないどころか、永遠に初々しいままなのです。これが歌謡曲であるのは間違いないとしても、では演歌なのかといえばどうも違うし、かといって、Jポップ系の走りなのかといえば、そうでもない。ジャンル分けが難しいところに、この歌のユニークさがよくあらわれているのではないでしょうか。「歌謡曲とはこういうもの」という固定観念をまったく持っていない歌い手からしか、こういう清冽な印象の歌は生まれえなかったことが、結果をすでに見ているわたしたちにはおのずと分かります。

この曲が発売されたのは、1964年の7月5日。私が、まだ幼稚園に通っていたころのことです。テレビの歌番組でこの曲が歌われているのを聴いた記憶が残っています。

この歌を聴いていると、自分の心のいちばん無防備なところに響いてくるのを感じます。正直にいえば、この歌を聴くと、無条件で感動してしまうのです。なんだか心のけっこう深いところで受けとめてしまっているようなのです。とすると、もしかしたら、この歌の情緒は、私の恋愛観や女性観の、理屈抜きのベースに当たるものの少なくとも一部分を成してしまっているのかもしれません。こういうことは、断言してみても詮無いような気もしますが、なんとなくそういう感触があります。

こういう曲とめぐり合うのは、その歌い手にとって運命的なものとなります。青山和子さんは、ほかにも『青い山脈』(1962)や『旅の夜風』(1965。映画『愛染かつら』のテーマ曲)『きみの名は』(1966)などいい歌をたくさん歌っています。でもやはり、青山和子といえば『愛と死を見つめて』、『愛と死を見つめて』といえば青山和子、でしょう。それくらいにこの曲の存在感は強烈なのですね。だから、「青山和子はこの歌を歌うためにこの世に生まれてきた」という言い方が、さほど不自然さを伴うこともなく受け入れられることにもなるのではないでしょうか。

歌詞として、二番の「ふたりぃで夢見ぃた信濃路を」のところがもっともこちらの琴線に触れてきます。地名を歌詞に織り込むと、場合によっては、圧倒的な効果が生み出されることを再認識します。「みこ」の「まこ」への語りかけに耳を傾けていて、「信濃路」という言葉にさしかかると、私たちは、太宰治の『津軽』のセリフではありませんが、哀しいほどに美しいイメージが喚起されます。それは、小説家島崎藤村のおかげであり、また、詩人伊東静雄のおかげである、と言っても過言ではないでしょう。そのうえで、三番の「みこはもっと 生きたかったの」がダメ押しの効果を発揮し、私は完全にノック・アウトされます。何度聴いてもそうなってしまうのです。聞き手が感動するような仕掛けが張りめぐされた、「作戦勝ち」の歌詞ですね。もちろん、作詞の大矢弘子さんは、あざといさかしらでそうしたのではなく、研ぎ澄まされた感覚を頼りに手探りで感性の鉱脈を探し出した結果、おのずとそういう精緻な仕掛けがもたらされたのでしょう。

青山和子さんのプロフィールに触れておきましょう。彼女は、京都府京都市出身です。上品な京美人というわけです。芸名の名付け親は石坂洋次郎だそうです。西武ライオンズの名投手にして元監督の東尾修はいとこで、プロゴルファーの東尾理子は親戚にあたる、とのこと。『愛と死をみつめて』が大ヒットした1964年、同曲で第6回日本レコード大賞を受賞し、紅白歌合戦にも出場しました。また、現在も歌手として現役です。

なお、「まこ」こと河野実さんは現在、経営コンサルト会社を経営なさっています(2006年現在)。ご家庭をお持ちとのこと。みち子さんから「二人の愛は永遠に咲く みこのいのちをいきて」と託されて生き続けてきたその後の人生について、河野さんが本当のところどんな感慨をお持ちなのか、余人にはうかがい知れないところがあるように感じられます。いま私は、「託されて」と申し上げました。それは、実際にそういうことがあったかどうかに関わりなく、そういうことがあったという共同幻想を否応なく背負って、というほどの意味です。

三つの『愛と死~』をご紹介しましょう。

一つ目は、オリジナル・ドーナツ盤の『愛と死~』です。パチパチ音が、いいですね。

愛と死をみつめて(青山和子)
愛と死をみつめて - 青山和子 (歌詞CC付)


二つ目は、「京美人」としての、若かりし日の青山和子さんをご鑑賞いただくためにアップしたものです。AKB48などが逆立ちしても勝てない本物の女の色香が感じられます。こんな女の人がクラブやスナックで勤めていたら、意志薄弱な私など、通いつめてしまって身の破滅でしょう。こちらは、ぜひワイド画面でご堪能いただければと思います。この歌を劇的に盛り上げるのに必要な原曲の二番の歌詞がすべて削除されるという悪条件を克服するために、青山和子さんは、表情や身振り・手振りを効果的に使っています。その上で「元気になれずに ごめんね」の箇所に情念のすべてを注ぎ込んで、聞き手の圧倒的な感動を呼び起こすことに成功しています。

愛と死をみつめて 青山和子


三つ目は、話題のボーカロイド・初音ミクの歌う『愛と死~』です。この動画を取り上げたのは、もしかしたら若い人たちの間では、こういう形でこの曲が引き継がれていくのかもしれない、と思ったからです。こういうふうに加工されてしまっても、「永遠の初々しさ」というこの曲の命は損なわれていない、という印象があります。それにしても、このキャラのしぐさや、効果的なまばたき、よく出来ていますね。アニメキャラの女の子の可愛らしさにエロス的に「ヤラレて」、それでとりあえず満足してしまう草食系男子が増えるのもなんとなく分かる気がします。こちらも、ワイド画面でお楽しみください。ただし、このキャラのあまりの可愛らしさに引き込まれて、オタクになってしまわないように気をつけてくださいね('∀`)。

愛と死をみつめて


人はなぜこの曲を聴いて、心を深く動かされるのでしょうか。私の心の無防備なところから漏れ聴こえてくる声に耳を傾けてみましょう。どうやら、次のようなことを言っているようです。

《人は、恋愛の絶頂で震えおののく。それは、その絶頂がやがては失われるときをどこかで予感するからである。つまり、恋愛の喜びは、その周辺を、それを失うことへの不安によって縁どられている。さらにいいかえれば、恋愛の歓喜は、有限な生に対する深い自覚にもとづく根源的な不安に脅かされているのである。名曲『愛と死をみつめて』は、そういう恋愛の真実を、だれにでもよく分かる極限的なイメージで鮮烈に照らし出す。だから、人はこの歌のリアリティに感じ入り、深く心を動かされるのである。》

ちなみに、「ふん、オレは両想いの経験なんぞありゃしないゾ。それでも、この曲は好きだ。だから、お前の言うことは、オレのケースにはあてはまらないゾ」と思われた方がいらっしゃったら、説得まではしませんが、一つだけ小耳に挟んでおいて欲しいことがあります。

それは、両想いと片想いとは、見かけほどには、その本質に変わりがないのではないか、ということです。人は、片想いにおいてもエロス的な喜びを貪ろうとします。片想いのときの方が、貪りの強度がはなはだしい分、たとえ傍目にはぬか喜びにすぎなくても、かえってその喜びもひとしおであるとさえ言いうるのではないでしょうか。だからこそ、それにともなう不安もひとしおである、ということになりましょう。そういうわけで、この二つの恋愛は、その形のうえでの違いほどには、そんなに違うものではない、という言い方に、少なくとも一理くらいはあるのではないかと思うのですね。むろん「だから、片想いで満足しなさい」などという気はありませんよ。片想いは、切なすぎますから。両想いの方が、良いに決まっています。

蛇足になりますが、B面の『若きいのちの日記』には、正直に言って、心を動かされるものがありませんでした。モチーフが同じでも、扱い方ひとつでずいぶん印象が変わるものなのでしょうね。
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安倍首相待望のムードを感じる (イザ!ブログ 2012・9・21 掲載)

2013年11月29日 06時25分10秒 | 政治
私は先日来、安倍支持を表明しています。彼にぜひ総理大臣になってほしい、とも思っています。それは、いまの日本の国難状態を乗り切る力量のある政治的リーダーは、彼を措いてほかにいない、と考えるからです。

いまの日本が国難に陥っている原因を列挙してみましょう。

〔1〕政権担当能力のない民主党が政権を取っている現状。
〔2〕1997年以来のデフレ・円高から脱却できていない経済状況。
〔3〕経済政策において、小泉構造改革路線からの訣別がきちんとなされていない現状。
〔4〕東日本大震災によって、東海・南海・東南海・首都直下型のそれぞれの地震の可能性が高まっていること。
〔5〕東日本大震災の被災地の復旧・復興がほとんど進んでいない現状。
〔6〕日米同盟関係の脆弱化と中韓に対する過剰な配慮外交によって、中国・韓国・ロシアとの領土問題の危機が先鋭化していること。特に、   中国との緊張関係が極限にまで高まっていること。

これらは、いずれも揺るぎない中央集権によってのみ克服可能な課題です。日本維新の会のように、新自由主義的な小泉構造改革路線を突っ走り、地方分権化を推し進めることが、これらの課題の克服につながることはありえません。その点、バカ・マスコミのミスリードが懸念されるところです。

これらの課題に真正面から取り組む強い、それこそ命懸けの気概を示し、これらの課題を克服する高い見識をきちんと示している総裁候補は、安倍さんしかいないのです。だから、私は安倍さんを支持しているのです。大手メディアが振りまいている「五人ともに変わり映えがしない」という意見は印象操作的なデマです。

それで、みなさんにぜひ観ていただきたいのは、次のURLをクリックすると出てくる動画です。昨日(20日)の夕方5時30分から開始された安倍さんの、秋葉原での街頭演説会の模様です。麻生さんが応援演説に駆けつけています。一言でいえば、大変な熱気が感じられます。どうぞご覧ください。

安倍晋三自民党総裁選 街頭演説会in秋葉原?(2012.9.20)


次に、ご覧いただきたいのは、一昨日(19日)に新宿で実施された民主党代表候補者の街頭演説会のうち、野田首相の演説の模様を撮影したものです。「帰れコール」や罵倒がひっきりなしに聞こえてきます。これが、大手メディアの情報操作というバイアスのかかっていない、国民の、民主党に対するあからさまな支持状況です。さすがの「演説の名手」野田もかたなしです。うわずった涙目になっているように感じるのは私だけでしょうか。
120919民主党代表選街頭演説(野田佳彦)


どうでしょうか。この、あまりにも対照的な状態は衝撃的ですらある、と私は思います。大手メディアが伝える内閣支持率や政党支持率からは想像もつかない、安倍さんと野田首相とに対する国民の期待度の落差がここに強烈に示されているように感じます。

で、みなさんにご覧いただきたい三つ目の資料です。これが最後です。


これは、「DIAMOND ON LINE」 に掲載された、9月21日午前5時13分時点でのアンケートの結果です。質問は「あなたが自民党員だったら5人の候補のうち誰に投票しますか」です。私はこの結果に少なからず衝撃を受けました。そうして、ここに、国民の正直な思いが素直に反映されていると私は思います。「安倍と石破が伯仲か」などと言われているようですが、実態は「伯仲」どこではないようです(それにしても、石原の人望のなさは無残なほどです)。これも大手メディアが素直には報道したがらないことなのでしょう。

まだまだ予断を許さない面もありますが、今後「安倍首相待望論」の大きな波がやってきそうな予感がします。それは、いまの日本にとって望ましいことであると、私は考えます。
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