美津島明編集「直言の宴」

政治・経済・思想・文化全般をカヴァーした言論を展開します。

米国の対中強硬路線維持は、中共による尖閣侵略の可能性をかえって高める

2021年01月22日 22時28分13秒 | 世界情勢


トランプ「下げ」派は、「バイデンが大統領になっても、アメリカの対中強硬路線に変わりはない。なぜならそれがアメリカの総意であり、グローバル企業の総意であるからだ。トランプ『上げ』派は、国際情勢を知らない無知蒙昧な連中にすぎない」という論を展開してきました。

「下げ」派は、20日のバイデンの大統領就任式に台湾の駐米代表が招待されたことを「『上げ』派よ、ほれ、見たことか」と鬼の首を取ったように触れ回り、トランプ応援派を、徹底的に愚弄しました。

それに対して私は「仮にバイデン政権が、トランプ前大統領の対中強硬路線を踏襲したとしても、それが中共の尖閣諸島侵略を抑止することにはまったくつながらない。かえって、対中強硬路線を維持することに対するエクスキューズとして、バイデンが尖閣を中共にプレゼントする可能性が高まるのではないか。バイデンは『国内が反中で固まってしまっているので、とりあえず反中のポーズをとるけれど、その代わりシュウちゃんの尖閣侵略は見て見ぬフリをするからいまのところそんなんで勘弁してちょうだいな。シュウちゃんがボクを大統領にしてくれた恩義は決して決して忘れないからね』と考えるのではないか」という意見を持っていました。だから、「下げ」派の意見に対して「なるほど」とうなずく気にはなれなかったのです。

ちなみに、この際台湾をプレゼントしてしまうのはどうでしょうか。国際世論の風当たりが厳しくなってしまいますから、それは得策ではない。尖閣だったら、EU諸国はせいぜい「それはどこだ?」くらいの反応しか示さないでしょう。だから尖閣をプレゼントしようか、と。 バイデンさんは、そう思いめぐらしたのではないでしょうか。

そこへ、人気youtuber「闇のクマさん」の次のような動画が当方の目に飛び込んできました。恐れていた事態が現実のものになりつつあることが判明したのです。じっくりとごらんください。

今回中共が、トランプ退陣という絶好のタイミングで尖閣海域における武器使用を合法化した裏には、シュウちゃんとバイデンとの間で事前に密約があったと、私は考えております。「表は反中、裏は親中」。あるいは「表は反中、裏も反中、しかし裏の裏では親中」。これが、バンデン政権の対中政策の基本になるのではなかろうかと考えます。むろん、この予想がハズレてくれることを心から願っています。すべてはオレの妄想なんだ、と。


【中国海警局、尖閣で武器解禁!】『トランプはもういない』中国人民解放軍傘下の「海警局」が「管轄海域」で「手持ち武器」を使用できる法律を可決してしまった!体を張って防衛している海保や自衛隊が危ない!
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米国大統領選挙を正しく報道している有益なyoutube 動画の紹介

2021年01月03日 20時48分40秒 | 世界情勢


今回の米国大統領選挙に関して、内外のメインストリームメディアは、「バイデン大統領誕生確定」というフェイク・ニュースを流し続けています。大手マスコミは、掛け値なしに全滅です。報道業界から全員さっさと足を洗っていただきたい。

上記の言い方に反感や疑念を抱かれる方は少なくないものと思われます。「なにを大袈裟な」と。もしくは「ここにも、陰謀論の犠牲者がいる」と。そういう人々にこそ、私は、米国大統領に関する有益な情報を提供し続けているYoutube動画を紹介したいのです。騙されたと思って、以下のいくつかを覗いてみてください。動画のタイトルとURLを掲げておきます。クリックしていただければ、各動画のメニューに行けます。

ひとこと。今回の米国大統領選挙の帰趨は、今後の世界史において民主主義や自由が存続できるのか、それとも、世界を真っ黒に塗りつぶす中共が世界の覇権を握ることになるのかを決定します。日本に即すならば、もしバイデン大統領政権が誕生すれば、尖閣諸島や沖縄のみならず日本全体が中共の掌に収まることになります。「バイデン政権になっても反中路線は維持される」というのは、希望的観測にすぎません。DSと中共とはしっかりと手を握りあっているのですから。

以下の動画をいくつかごらんになって、私の言葉が、頭のイカレた男の妄想の産物なのかどうか、ご判断ください。

・及川幸久 THE WISDOM CHANNEL - https://www.youtube.com/channel/UC2ZOs7TIgeV6WNg_2wLZPFg
 *良心的でバランス感覚にあふれた報道姿勢が絶大な信認を得ています。
・Harano Times Official Channel -https://www.youtube.com/channel/UC6uzoOQ3Pitm5uhbdig8GYA
 *シャープな切り口が魅力です。日本語の堪能なカナダ人だそうです。
・張陽チャンネル -https://www.youtube.com/channel/UCMeULnWVsuBMo2MpEZs7AHw
 *大陸人の駘蕩としたセンスが光っています。権謀術数的知識に長けた方です。
・闇のクマさん世界のネットニュースch -https://www.youtube.com/channel/UCz5X9oXlFrMnZF3j58CDVgA
 *無類の面白さです。テンポの良さに乗っかればハマります。
・大紀元 エポックタイムズ・ジャパン -https://www.youtube.com/channel/UC6d_ptgRNDMHgZocGC6G9lA
 *当チャンネルが、新しいMSMのスタンダードになってくれたら世界はもっと良くなるでしょう。
・我那覇真子チャンネル-https://www.youtube.com/channel/UCCYNZu_NQIm2-PzMyHg55OQ
 *単身激動のアメリカに乗り込み、捨て身でアメリカのいまを日本の心ある人々に伝え続けている大和なでしこです。

以上紹介した各チャンネルは、削除の脅威と闘いながら、動画を毎日のようにアップし続けています。というのは、Youtube自体が、いわゆるバイデン押し勢力の一味であるからです。その事情を知らないという方は、以下のブログを参考になさってください。
YouTubeが検閲に参戦 – Dan高橋のIT散歩 (kddi-research.jp) https://rp.kddi-research.jp/blog/dan/archives/20423
コメント (4)
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