トランプ「下げ」派は、「バイデンが大統領になっても、アメリカの対中強硬路線に変わりはない。なぜならそれがアメリカの総意であり、グローバル企業の総意であるからだ。トランプ『上げ』派は、国際情勢を知らない無知蒙昧な連中にすぎない」という論を展開してきました。
「下げ」派は、20日のバイデンの大統領就任式に台湾の駐米代表が招待されたことを「『上げ』派よ、ほれ、見たことか」と鬼の首を取ったように触れ回り、トランプ応援派を、徹底的に愚弄しました。
それに対して私は「仮にバイデン政権が、トランプ前大統領の対中強硬路線を踏襲したとしても、それが中共の尖閣諸島侵略を抑止することにはまったくつながらない。かえって、対中強硬路線を維持することに対するエクスキューズとして、バイデンが尖閣を中共にプレゼントする可能性が高まるのではないか。バイデンは『国内が反中で固まってしまっているので、とりあえず反中のポーズをとるけれど、その代わりシュウちゃんの尖閣侵略は見て見ぬフリをするからいまのところそんなんで勘弁してちょうだいな。シュウちゃんがボクを大統領にしてくれた恩義は決して決して忘れないからね』と考えるのではないか」という意見を持っていました。だから、「下げ」派の意見に対して「なるほど」とうなずく気にはなれなかったのです。
ちなみに、この際台湾をプレゼントしてしまうのはどうでしょうか。国際世論の風当たりが厳しくなってしまいますから、それは得策ではない。尖閣だったら、EU諸国はせいぜい「それはどこだ?」くらいの反応しか示さないでしょう。だから尖閣をプレゼントしようか、と。 バイデンさんは、そう思いめぐらしたのではないでしょうか。
そこへ、人気youtuber「闇のクマさん」の次のような動画が当方の目に飛び込んできました。恐れていた事態が現実のものになりつつあることが判明したのです。じっくりとごらんください。
今回中共が、トランプ退陣という絶好のタイミングで尖閣海域における武器使用を合法化した裏には、シュウちゃんとバイデンとの間で事前に密約があったと、私は考えております。「表は反中、裏は親中」。あるいは「表は反中、裏も反中、しかし裏の裏では親中」。これが、バンデン政権の対中政策の基本になるのではなかろうかと考えます。むろん、この予想がハズレてくれることを心から願っています。すべてはオレの妄想なんだ、と。
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