日本の対CCP状況が深刻です。
「台湾半導体最大手TSMCは、台湾の皮をかぶった中共である」と主張し続けている深田萌絵さんが、社会的に追い詰められています。すなわち、いわゆる「親台湾愛国」の保守系国会議員たちから黙殺され、彼らや保守系の知識人から中共のスパイと蔑まれ、共謀罪で刑事起訴をされ、いまや口座を凍結されているのです。日本に帰るに帰れない状況なのです。
台湾と大陸中国にまたがってカメレオンのように振る舞う浙江財閥=青幇(ちんぱん)=台湾マフィアを敵に回して言論活動をしているので、そういうことになってしまったようです。身の危険がある、ということです。親戚が経営する工場が燃やされたりしているのです。
言論の自由を行使しただけで、とんだひどい目にあっているのです。ふつうでは考えられないことです。
深田さんは、これを「CCPの日本乗っ取りが致命的に進んでしまっている現象」ととらえ、世にそう訴えています。「日本のウィグル化」とも評しています。
それに対して米国では、先の大統領選挙で民主主義の根底を破壊してしまった民主党政権下において(さえも)、親台湾派の共和党議員二人がTSMCと人民解放軍のつながりに焦点を当て国益保護の観点から警鐘を鳴らすレターを政府に送っています(詳細は動画でごらんください)。
TSMC問題に頬かむりを決めこむ、日本の親台湾議員たちとは大違いです。ここに言う「親台湾議員」とは、佐藤正久議員、青木繁晴議員、長尾たかし議員を指しています。彼らはいずれも、深田萌絵さんのTSMCをめぐる陳情を退けています。その振る舞いから、いわゆる「親台湾愛国議員」なる存在が売国奴である可能性が排除できません。つまり彼らは、「愛国」の看板の陰で、青幇が提供する台湾利権の甘い汁を吸っている、あるいはこれから吸おうとしている可能性が、少なからずある、ということです。
深田さんの訴えが正しいことを証明する手立ては、今の私にありません。というか、深田さんの主張は、もともと「闇から闇に葬られる」類のことがらに触れたものです。
しかし、中共の「目に見えぬ静かな侵略」を深刻に受けとめている当方としては、深田さんの、命懸けの訴えを一笑に付すことなど、到底できません。
以上のようなことがらを念頭に置いて、及川さんの動画をごらんいただけたら幸いです。
2021.5.19【米国vs中国】米国が警戒 TSMCは人民解放軍と繋がっている