美津島明編集「直言の宴」

政治・経済・思想・文化全般をカヴァーした言論を展開します。

及川幸久動画「米国が警戒・ TSMCは人民解放軍と繋がっている」

2021年05月20日 21時38分00秒 | 世界情勢


日本の対CCP状況が深刻です。

台湾半導体最大手TSMCは、台湾の皮をかぶった中共である」と主張し続けている深田萌絵さんが、社会的に追い詰められています。すなわち、いわゆる「親台湾愛国」の保守系国会議員たちから黙殺され、彼らや保守系の知識人から中共のスパイと蔑まれ、共謀罪で刑事起訴をされ、いまや口座を凍結されているのです。日本に帰るに帰れない状況なのです。

台湾と大陸中国にまたがってカメレオンのように振る舞う浙江財閥=青幇(ちんぱん)=台湾マフィアを敵に回して言論活動をしているので、そういうことになってしまったようです。身の危険がある、ということです。親戚が経営する工場が燃やされたりしているのです。

言論の自由を行使しただけで、とんだひどい目にあっているのです。ふつうでは考えられないことです。

深田さんは、これを「CCPの日本乗っ取りが致命的に進んでしまっている現象」ととらえ、世にそう訴えています。「日本のウィグル化」とも評しています。

それに対して米国では、先の大統領選挙で民主主義の根底を破壊してしまった民主党政権下において(さえも)、親台湾派の共和党議員二人がTSMCと人民解放軍のつながりに焦点を当て国益保護の観点から警鐘を鳴らすレターを政府に送っています(詳細は動画でごらんください)

TSMC問題に頬かむりを決めこむ、日本の親台湾議員たちとは大違いです。ここに言う「親台湾議員」とは、佐藤正久議員、青木繁晴議員、長尾たかし議員を指しています。彼らはいずれも、深田萌絵さんのTSMCをめぐる陳情を退けています。その振る舞いから、いわゆる「親台湾愛国議員」なる存在が売国奴である可能性が排除できません。つまり彼らは、「愛国」の看板の陰で、青幇が提供する台湾利権の甘い汁を吸っている、あるいはこれから吸おうとしている可能性が、少なからずある、ということです。

深田さんの訴えが正しいことを証明する手立ては、今の私にありません。というか、深田さんの主張は、もともと「闇から闇に葬られる」類のことがらに触れたものです。

しかし、中共の「目に見えぬ静かな侵略」を深刻に受けとめている当方としては、深田さんの、命懸けの訴えを一笑に付すことなど、到底できません

以上のようなことがらを念頭に置いて、及川さんの動画をごらんいただけたら幸いです。

2021.5.19【米国vs中国】米国が警戒 TSMCは人民解放軍と繋がっている
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大瀧詠一・ペパーミントブルー祭り

2021年05月05日 01時02分33秒 | 音楽


もしも大瀧詠一さんのすべての曲のなかで一曲選べと言われたら、あなたは何を選びますか。私は迷わず1984年『EACH TIME』所収の「ペパーミント・ブルー」を選びます。とにかく好きなんです、この曲が。前から好きだったのですが、年月を経るほどに、好きな度合いが増してくるのです。端的にいえば、大瀧さんの「ウェット系」の究極の姿がここにあると思っています。

前からずっと、当楽曲を紹介したいと思っていたのですが、このたび大瀧全楽曲のサブスクが解禁されたことに伴い、大瀧楽曲が洪水のようにyoutubeに流れ込んだので、その願いが叶う条件が整いました。

「ペパーミント・ブルー」を聴いていただく前に、私なりに当楽曲についての「歴史的な理解」をしたいと思います。「ペパーミントブルー元ネタ集」と申しましょうか。なんと申しましょうか。

The CASCADES-Rhythm Of the Rain


「ペパーミント・ブルー」の原型は、このあたりに求めることができるような気がします。哀愁を帯びた鼻歌風のヴォーカルといい、美しい男性コーラスといい、ザ・カスケーズの「悲しき雨音」(原題 Rhythm of the Rain)は、「ペパーミント・ブルー」の原型と呼ぶにふさわしいと思います(「いや、こちらこそが原型だ」というご意見がおありの方、ぜひお寄せください😊)「悲しき雨音」は、1962年11月に発売され大ヒットしました。曲の中身は、いとしい恋人と不本意にも別れてしまった男が雨に濡れながら「ボクはどこで道を踏み外してしまったのか、別れた今でも彼女のことがいとおしくて仕方ないよ。雨よ、もう降らないでおくれ」と切なく歌うバラードです。

次に紹介するのは、フォー・シーズンズの「Silence is Gold」(1964年)です。

Silence Is Golden (2007 Remaster)


前曲よりもこちらのほうが、「ペパーミント・ブルー」原型説の支持を得られそうな気がします。

次にトレメローズ(言いにくいし、覚えにくい名前です)の1967年の同曲のカバーバージョンです。

Silence Is Golden


トレメローズ・ヴァージョンの方が、「ペパーミント・ブルー」の原型としてのイメージをさらに鮮明にしている印象です。「Silence is Gold」の美質をオリジナルよりもずっと深く掴んでいますね。フィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドを意識しているようにも感じられますし。

前置きがいささか長すぎたでしょうか。では、大瀧詠一さんの「ペパーミント・ブルー」をお聴きください。

ペパーミント・ブルー


文句なしの名曲ですね。特に「斜め横の椅子を選ぶのは この角度からの君が とても綺麗だから」の歌詞が印象に残ります。後、最後の「空も海も遠のいてゆくよ 君のはにかんだ笑顔だけを残して」も鮮烈です。当楽曲を名曲として決定づける「ダメ押し」のラストフレーズといったところでしょうか。

次は、大瀧詠一のヴォーカル抜きのインストメンタル・ヴァージョンの「ペパーミント・ブルー」です。大瀧詠一のいわゆるカラオケバージョンというやつでしょうか。男性コーラス(といっても大瀧詠一のボイスの多重録音ですが)の美しさが際立っています。

ペパーミント・ブルー (Instrumental)


最後に、『B-EACH TIME LONG』ヴァージョンの「ペパーミント・ブルー」です。贅沢でゴージャスで遊び心満載の一曲です。

ペパーミント・ブルー(B-EACH TIME L-ONG Version)


どうでしょう。ご満足いただけましたでしょうか。
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及川幸久さん、深田萌絵さんをさりげなく強力に援護射撃する(動画紹介)

2021年05月03日 12時17分04秒 | 世界情勢


今回及川さんは、車両半導体を筆頭とする、世界における半導体不足の現状とその背景について分かりやすく解説しています。

このテーマに触れると、当方としては、「深田萌絵」の名が脳裏に浮かんでくるのをどうしても禁じえません。

深田萌絵さんはこれまで、TSMC問題について、いわば孤立無援の闘いを繰り広げてきました。陰湿な脅迫を受けながら体を張った言論活動をしてきたのです。深田女史はある動画で「日本の国益を脅かす台湾のTSMC問題に触れると、習近平のシンパと思しき人々が牙をむいてくる。また、日本の愛国議員と言われている人たちが、俄然敵としてふるまう。とても不思議だ」と言っています。

及川さんは、おそらく深田さんが訴えている問題の大きさ・深刻さを十分に受けとめた上で、今回の動画をアップしたものと思われます。

深田さんのこれまでの言論活動のあらましを知った上で、今回の及川さんの動画を観た人なら、次のように思うのではないでしょうか。「及川さんは今回、TSMC問題にはじめて触れる人たちにも分かるような動画作りをした。そのことを通じて結果的に、深田女史の言論活動をサポートすることになっている」と。

しかし、今回の及川さんの動画に「深田萌絵」の名は一度も出てきません。幸福実現党としての、「半導体不足問題」や「TSMC問題」に対する公的態度の表明に重きを置いたので、あえてその名を出さなかったのでしょう。

ちなみに深田女史は、台湾半導体メーカーのTSMCを「台湾の皮をかぶった中国」と形容しています。及川さんは、その端的な比喩を丁寧に紐解いてひとつひとつ説明をした。今回の動画は、そんなふうに受けとめることができるでしょう。

なお、前回私は、おおむね次のようなことを申し上げました。すなわち「多くの保守派にとって『台湾』とは『無条件に仲間にすべき存在』である。それに対して、深田女史の問題意識からすれば『台湾』は「常に警戒をすべき油断にならない存在」である。それゆえ深田女史は、少なからぬ保守陣営から反発されるだろう」と。

その問題に対して及川さんは「国家安全保障の観点から台湾とは軍事同盟を結ぶべきである。しかし、経済安全保障の観点からは、日本はアメリカと同様にTSMCとは距離をとって、可及的速やかに半導体の国内サプライチェーンを確立すべきである」と明快に答えています。妥当な見解であると思います。「無条件に仲間にすべき相手国」などこの世に存在するはずがないという、言われてみれば、当たり前のことです。国益を守るため、私たち大和民族は、お人好根性を厳に戒めるべきなのでしょう。前もって相手の善意を期待するのは、愚か者のふるまいなのである、と。信用することと信頼することはおのずから別である、と。

詳細については、本編に譲ります。

では、ごらんください。


TSMCに中国人民解放軍の影?半導体不足の行方、日本は国内回帰へ。(及川幸久)【言論チャンネル】

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深田萌絵さんによれば、日本政府は国を中共に売りたがっている(動画あり)

2021年05月02日 00時44分45秒 | 世界情勢


深田萌絵さんの動画の紹介です。

深田萌絵さんは、とてもかわいい顔をしていますが、そうして、毀誉褒貶の渦中の方ですが、どうやら、日本国の売国奴と闘う勇猛果敢なフロント・ランナーのようなのです。保守陣営のジャンヌ・ダルクと申しましょうか。なんと申しましょうか。現在の私は、そういう認識を有しつつあります。

彼女の物言いが、保守陣営を激しく揺さぶる「取り扱い要注意案件」であることはそれなりに分かっております。台湾は、保守陣営からすれば、「無条件で仲良くすべき相手」ですが、彼女からすれば「国益の観点から、警戒すべき相手」になってしまうのですから。

しかし、彼女の警告をクリアしなければ、日本の総合安全保障が危うくなるのは、どうやら確かなことのようなのです。少なくとも、彼女の、実体験に基づく発信を無視することは到底出来ない、とだけは申し上げることができます。

もう少し踏み込んでいえば、体を張って本当のことを現在進行形で言おうとしている深田女史は、我那覇真子さんとともに、尊敬するに値するあっぱれな人物であるとも思っております。

とりあえず、このあたりで筆を止めておきます。

今回は、「日本政府は国を中共に売りたがっているとしか思えない」という内容の動画です。

どうぞ、ごらんください。


日本政府の中共殲滅作戦開始!?
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