美津島明編集「直言の宴」

政治・経済・思想・文化全般をカヴァーした言論を展開します。

合法的な得票数からすれば、トランプこそが勝利者である

2020年11月09日 14時09分28秒 | 世界情勢
まずは、今回の米国大統領選挙について、私の立場を明記しておきましょう。

私は、自分なりに情報収集したうえで、トランプが勝利すると予想していました。また、国益の観点から、ぜひトランプ大統領に勝ってほしいと思ってもいました。中共から多額の賄賂を受け取っているバイデンが大統領になったならば、トランプ政権が推し進めてきた対中共強硬路線から宥和路線に基本路線を転換するにちがいないと考えたのですね。そうなると、尖閣諸島や沖縄への中共による侵略が尖鋭化し、日本のメディアや政治経済に対する中共の「静かな侵略」が深化することになる。つまり、バイデン大統領誕生は、中共による日本の属国化の完成を招き寄せることになる。私は、そう考えているのです。私がトランプ再選を望む理由はほかにもいろいろありますが、せんじ詰めれば、そういうことです。

で、今回の動画のアップです。私は、当動画の主・及川幸久氏の毎日のように繰り出される発信情報を日々の情報収集の必須アイテムにしています(及川幸久の名を教えてくれたのは、新宿の某ジャズバーの店主M・Jさんです)。及川氏は、「幸福の科学」の信者さんです。幸福の科学に対して私は一定の距離を置いていますが、そのことと及川氏の動画の評価はおのずと異なります。及川氏は、世界情勢についての、実に良心的で丁寧な発信をしてくれるのです。私が、氏の動画を高く評価し、日々チェックする所以です。

さて、今回アップした、及川氏の2つの動画の内容を前もって文字情報でまとめておきましょう。その方が、動画の内容が残りやすくなると思われるからです。そこには、おのずと私の意見が盛り込まれることになります。

***

内外のメイン・ストリーム・メディア(以下、略してMSMとします)は、こぞって「トランプは、今回の大統領選挙を不正であると主張しているが、根拠がない」と袋叩きにしています。

しかし、今回の選挙の民主党による不正を内部から告発した人々を取材したジェームズ・オーキーフェというジャーナリストは、こう訴えています。「ジャーナリズムは死んだ。マスコミの仕事は、『トランプが訴えている選挙の不正には根拠がない』とトランプを一刀両断にすることではなくて、不正の証拠をスクープすることである」

そのとおりである、と評するよりほかにありません。今回の大統領選をめぐるMSMの反トランプ・バイデン押しの偏向報道を目の当たりにして、私は、MSMを全否定するに至りました。現在の心境としては、自分の目が黒いうちは、非力非才をかえりみず、MSMを叩きつぶすことに全力を尽くそうと思っております。端的にいえば、日本のMSM勢力は、中共が提供する金と色目当てに、平気で国を売る連中だからです。当主張に関して、確証を掴んでいるのではありませんが、「仮説」としてはけっこう有効であると思っております。なぜなら、この「仮説」を裏切ってくれるような嬉しい「反証」に、お目にかかったことが一度もないからです。

さて、MSMと民主党の詐術によって袋叩きにされたトランプにはどういう戦略があるのでしょうか。

トランプは、開票日の11月4日深夜に次のようなスピーチを行っています。

「率直に言って我々は勝利した。我々の次のゴールは国家の誠実さを守ることだ。今この国で大規模な不正が行われている。我々は、法が正しく用いられることを望む」
「よって我々は最高裁判所に訴える。我々はすべての投票が終了することを望む。朝の4時に票が見つかって、それが数えられることは望まない」

「朝の4時に票が見つかって、それが数えられることは望まない」の一文は、数時間後に起こったことを考えれば、予言的です。おそらくトランプは、民主党陣営の不穏な動きを察知していたのでしょう。

トランプは、大統領選挙に勝つために、最高裁における法廷闘争に臨もうとしているのです。そのために、敗北宣言は絶対にしないと腹をくくっているのでしょう。トランプは、最高裁で、民主党による不正行為が白日の下に晒されることを目論んでいる。民主党の不穏な動きを事前に察知していたトランプは、最高裁における法廷闘争を想定し、保守派のエイミー・バレットをなんとしても最高裁判事として送り込もうとしたのだと思われます。また、法廷闘争を勝利に導くうえでの決定的証拠を握ってもいるのでしょう。

最高裁における法廷闘争をめぐって、2つのシナリオが考えられます。

ひとつめ。5人の保守派の判事がトランプ陣営の主張に賛成票を投じる。この場合、トランプは、法廷闘争で勝利を収めます。つまり、米国大統領に再選されます。

ふたつめのシナリオ。保守派判事5人のうち1人が、MSMが醸成する世論に負けて、トランプ陣営の主張に反対票を投じる。この場合、最高裁では決着がつかないことになります。

そうなると、闘争の舞台は、最高裁法定から議会に移ります。12月8日までに選挙人が決定しないと12月14日の選挙人投票が実施できなくなるので、米国議会で大統領を選出しなければならなくなるのです。

面白いことに、法により、上院で副大統領が、そうして下院で大統領が選出されることになっています。

2021年1月6日、下院議院において、全米50州の代表50人の投票が行われ、26票以上を得た者が大統領に選ばれます。民主党は下院において過半数を占めていますが、それが都市部に集中しているため、共和党が50人のうちの過半数を占めることになる。だから、共和党の代表者が謀反を起こさない限り、トランプが大統領に選出されるのですね。むろん共和党のなかにも、ブッシュのようなグローバリズム勢力に属する人物も少なからずいるので、予断は禁物です。

もしも下院で、トランプもバイデンも過半数を獲得できなかったら、大統領が決まらないことになります。

その場合、共和党が過半数を占める上院で現副大統領のペンスが順当に副大統領に選ばれるとすれば、ペンスが大統領職を代行することになります。

しかしここでも共和党上院議員に棄権者が一定数生じて副大統領が決まらなかった場合、ペロシ下院議長が大統領職を代行することになります。まさしく悪夢です。

ここで話を、今回の大統領選の問題の本質が、「バイデンが獲得した7600万票が合法かそれとも非合法なのかである。それは、民間のMSMが決めることではなくて、法の番人である最高裁が決めることである」という論点に戻しましょう。

11月6日のニューヨーク・ポストによれば、ミシガン州のアントリム群でトランプ票が消えるソフトウェアが見つかったそうです。そのソフトウェアは、トランプ6000票をインプットすると自動的にバイデン票に切り替わったそうです。また、上院選でも同じ事態が起こりました。ミシガン州内でほかに3つの郡が、それと同じソフトウェアを使っているとの由。

また保守系のメディアのブライト・バードによれば、ジョージア州の2つの郡が、ミシガン州の問題のソフトウェアと同じものを使っています。それらのソフトウェアは、投票前夜に業者によってアップデートされました。選挙不正の温床になる可能性が高くなるので、そういう変更は普通ありえないそうです。

以上のような、スイングステイトにおける不正選挙の疑いの濃厚な事例が保守系のメディアによって次々に暴き出されているのが現状なのです。

トランプの「7100万票の合法的な投票数は、現職の大統領として過去最大である」というツイートには、現実定な「根拠」があると言わざるをえないのが現状なのではないでしょうか(前回は6300万票でした)。「ない」と断定するのは、少なくともあまりにも不誠実な態度であるというよりほかはありません。タイトルにあるとおり「合法的な得票数からすれば、トランプこそが勝利者である」というのが、私の目下の結論です。むろん、そこには、未曽有の国難の予感とそこからの脱却の願いが込められています。


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