【セレクションセール】キズナ産駒が1億円で落札 同セールで史上2位の高値:サンスポZBAT!
1歳馬の競り市「セレクションセール」の初日競りが22日、北海道新ひだか町の北海道市場で行われ、Jpn1・JBCレディスクラシックを制したテオレーマ(父ジャスタウェイ)を半姉に持つスターズアラインド2023(牡、父キズナ)が1億円(以下、価格は税抜き)で落札された。購買者は坂口直大氏。セレクションセールで落札価格が1億円を超えたのは、2001年のプレシャスキール2000(父サンデーサイレンス、1億7000万円)以来、史上2頭目となる。セールは24日まで3日間で行われる。
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ということで、セレクトセールに比べれば可愛いものですが、セレクションセールもなかなかの活況を呈しているようです。そんな中、No.116パドックシアトル’23(谷川牧場)を広尾レースさんが5,720万円(税込)で落札しておられまして…
20240701-01-0116-J.pdf (idcfcloud.net)
パドックシアトル’23は父キタサンブラック、母父SeattleFitzの牝馬で、母はARG4勝馬(重賞2勝、G1ラプラタオークス3着)。母系アルゼンチンのキタサンブラック産駒と言えば、今次募集のスターオーストラル’23と似たプロフィールですが、どちらかというとパドックシアトル’23の方がアルゼンチンぽい血統表になっています。
牝馬なので、将来はパンサラッサのお嫁さん候補として…の側面があったりするかもしれませんが、順当であれば秋の追加募集馬として登場してきそう。。(或いはその前に『〇〇特別募集』みたいな企画があるのかも…)
過去の傾向を考えると、ジーベックの9,000万円/4000口を超える高額募集となる可能性が高いですが(ポイントバック分を乗せないといけないので)、スターオーストラル’23とのバランスなども考えて、総額7~8,000万円程度に収まれば…
いやいや、広尾さんもそんなに甘い商売はしないタイプですからね。秋の追加募集では、美浦・蛯名正義厩舎から1億円/5000口でラインアップされると予想します(^^ゞ
パドックシアトル’23
以下の動画では、パドックシアトル’23は4:48:06あたりで登場します。1,000万円から始まって活発に競り上がり、一瞬、3,000万円台でハンマーかに見えたものの、結局、5,200万円(税抜)で決着する様子が確認できます。
募集価格、かなりお高くなりそうですけど、次回募集の目玉となりそうです。スターオーストラルにとっては、ちょっと可哀想な展開になりました。
こうなってくると、今回募集は頭数厳選で臨みたいところ。ディメンシオン‘23を確保した上で、クェストフォーラヴ’23とステラリード‘23、スーンシャイン’23のうちいずれか1、2頭を様子見しつつかなというのが現段階での戦略です。
馬は確かに良く見えますよねぇ(^^;)
スターオーストラル’23と両方行くのもいかがなものかですし、私にとってもある意味困った展開です…
そう考えると、すでに即満警報が出ているディメンシオン’23以外は頭数を絞って様子見、というフィンチリーさんの作戦はかなり有力ですね!
母馬はやはり谷川牧場が輸入したんでしょうかね?アルゼンチンにはこんなサイアーラインが残っているのですね。こういう血統の馬を導入しているのだからまだまだ意欲的な馬産を続けていくのでしょう。
スターオーストラルと同じアルゼンチン馬ですが、確かにこちらの方が「ぽい」ですね。異形の血統ですし大化けの要素は充分だと思います。
名門谷川牧場、頑張ってますよね。
頑張って生産した馬がセールで売れてさらに活躍したら万々歳!
ついつい一発狙いたくなってしまいます(^^ゞ