隅田川花火大会は、享保18年 （1733年）の
290年前に日本で初めて開催された打上花火大会 。
今年は、29日（土）に4年ぶりに開催されます。
実行委員会は、来場者数を例年並みの約95万人と
想定しています。特別観覧席の料金を値上げしま
したが、応募が殺到しました。予算規模は物価高騰を
受け、2019年度の約2億円から約3億円に増加しました。
警備員の手配など難しく、順延はなしです。
当日の天気予報は、曇り時々雨、降水確率が50%です。
なんとか開催されますように。
6月の訪日外国人は207万人と2020年2月
以降で初めて200万人を超えました。
コロナ禍前の7割の水準です。中国政府が
日本への団体旅行を規制しているため、
中国本土からの訪日客は、2019年6月の
88万人に対し20.8万人にとどまりました。
国別トップは、韓国の54.5万人。次いで、
台湾が38.9万人、米国が22.6万人でした。
外国為替レートは、2019年1月が1ドル
当たり108円でしたが、今6月は141円と
3割も円安でした。
韓国の2024年の最低賃金は時給約1,080円
に決定しました。日本は現在平均961円、
最も高い東京都でも1,072円です。日本政府は
早期の全国平均1,000円を目指しています。
それでも韓国に追いつけません。欧米との
比較では、英国が2022年1月時点で1,400円、
フランスは1,385円です。米国は州ごとに
異なりますが、ワシントン州では2023年1月
時点で2,000円を超えています。
訪日客にとって、日本の物価は低いでしょう。
発表が遅れていた中国恒大集団の決算は、
最終損失が2021年12月期でおおよそ
△9兆2千億円、2022年12月期が△2兆円、
2期間合計で△11兆2千億円（約5,800億元）
ととてつもない赤字決算でした。主因は、
開発用不動産の評価減によります。
2022年12月期末の負債総額は42兆円。
同期の売上高は約4兆4千億円でした。
2020年12月期に比べ半分以下の売上高
となりましたが、回復が見込まれて
いません。
暑いですね。猛暑日が続きます。
今日の予想最高気温は37度です。
自然災害からの復旧作業も大変
です。九州や東北で大雨による
河川の氾濫、土砂崩れなどの
被害に遭われた人たちにお見舞い
申し上げます。
総務省の労働力調査によると60代以上の
就業者に占める割合は21.6%と1968年以来
の最高を更新。60代の就業率は62%でした。
定年を延長しシニア人材の処遇を現役並みに
改善する企業が増えています。
大量採用した1965～69年頃生まれのバブル期
世代が2025年以降に60歳の定年を迎えると
人手不足が深刻化する懸念があります。
2022年の年齢階級別就業率は、
男 女
55～59歳 91.3% 74.0%
60～64歳 83.9% 62.7%
65～69歳 61.0% 41.3%
70～74歳 41.8% 26.1%
75歳超 16.7％ 7.3%
でした。
フランスでは、年金支給年齢を62歳から64歳に
引き上げる改革案に対し、2023年3月に大規模
デモが発生しました。
中国は、法定退職年齢が男性は60歳、ホワイト
カラーの女性が55歳、工場勤務の女性は50歳と
世界的に見て最も低い部類にあります。少子
高齢化が加速しているため、法定退職年齢を
段階的に引き上げたいところでしょう。ただし、
16〜24歳の若者の失業率は20％超です。
電通総研は、気候不安に関する意識調査・
国際比較版をまとめました。11ヵ国の
若者（16～25歳）が気候変動に対して
「極度に心配している」「とても心配
している」「ほどほどに心配している」
の割合は、
日本 1.4%：13.0%：33.6%
フィリピン 49.3%：34.7%：10.5%
でした。
「以下の感情を感じますか」の問いに
「はい」と回答した割合は、「罪悪感」が
日本は25.6%：10ヵ国平均が50.2%、
「怒り」が23.0%：56.8%、「恥ずかしさ」が
11.9%：45.6%でした。
昨日の大雨で、秋田駅前など市街地が冠水
しました。明日は、東京も猛暑日となる
予報です。
ニデック（旧 日本電産）が工作機械メーカーの
TAKISAWAにTOB（株式公開買い付け）を掛ける
ようです。相手先経営陣の同意が得られない
「敵対的買収」は、15年前に東洋電機製造を相手
に行いましたが、打開策が見られず撤退しました。
その後の株価（株式分割調整後）は、ニデックが
4倍以上に値上がり、東洋電機製造が4割下落しました。
業績でも明暗が出ています。
ニデックの業績推移（億円）は、
2008/3期 2024/3期予想 増減率
売上高 7,288 22,000 3.0倍
営業利益 775 2,200 2.8倍
当期純利益 411 1,650 4.0倍
東洋電機製造の業績推移（億円）は、
2008/5期 2024/5期予想 増減率
売上高 381 345 －9.5%
営業利益 14 6 －56.9%
当期純利益 5 8 +50.4%
当期純利益が増えるのは、特別利益のおかげです。
2022/5期に減損損失△22億円を特別損失に計上し、
2023年5月期は特別損失の事業構造改革費用△5億円を
特別利益の投資有価証券売却益5億円で補いました。
TAKISAWAの2024/3期予想は、売上高が260億円、
前期比7.1%減、営業利益が11億円、3.4%減、
当期純利益が4億円、20%増です。売上高営業
利益率が4.2%です。ニデックでは、利益率が
10%以下だと赤字扱いされます。ちなみに、
2008/3期の実績は、売上高が268億円、営業利益が
36億円、当期純利益が20億円でした。当期純利益は
15年間で5分の1へ縮小です。高収益企業も形無しです。
高速道路の最高速度は、乗用車やバスの
時速100キロに対し中型・大型トラックや
トレーラーは80キロに制限されています。
トラックの運転手不足が懸念される
「2024問題」を背景に、警察庁の有識者
検討会において100キロへの引上げが議論
されます。交通事故の発生状況などを確認
した上、年内に意見がまとめられます。
ビール大手4社による1～6月のビール系
飲料の販売数量は前年同期比1%減でした。
外食などの業務用が増えた一方、家庭用が
減少しました。ビールが6％増、発泡酒が
10％増、第３のビールが12％減でした。
国は、ビール系飲料の酒税を2026年に
一本化することを目指しています。
2023年10月には、2回目の改正により、
350ミリリットル換算でビールの酒税を
現在の70円から63.35円へ引き下げ、
第3のビールを37.8円から46.99円へ
引き上げます。差額は、現在の約32円
から約16円へ半減します。2026年には
一律54.25円にする予定です。
米女性歌手テイラー・スィフトさんは、
今年8月から5年ぶりに世界ツアーを
行います。来年の8月まで1年かけて
8ヵ国、全78公演を予定しています。
北米のメキシコからスタートし、中南米
から日本、オーストラリア、シンガ
ポールを経て、欧州諸国を回ります。
国別では、英国が13公演（4ヵ所）、
オーストラリアとドイツが7公演、
ブラジル、シンガポール、フランスが
6公演、メキシコ、日本が4公演、
アルゼンチン、スウェーデン、アイルランド、
ポーランド、オーストリア、オランダが3公演、
イタリア、スイスが2公演、スペインが1公演です。
日本は、東京ドームで来年2月7日から10日
までの4日間連続が予定されています。
チケット代は、1.88万～3.0万円です。
シンガポールは、国立スタジアムで6日間行い、
観客動員数は計33万人を予定しています。
チケット代は108～348シンガポールドル
（約1.1万～3.7万円）。チケット購入は、
オンライン予約より郵便局の窓口のほうが
確実ということで2晩並んだという人もいました。
東南アジアの開催はシンガポールのみというため、
周辺国からファンが集まります。
