かつてプロ写真家が長年かけて体得
した撮影テクニックが、最新カメラ
には機能として組み込まれています。
低速撮影では、手ぶれしないよう脇を
締めてしっかり構えるなどと学んだのに、
今はカメラの手ぶれ補正機能がカバー
してくれます。プロでも飛んでる鳥の目に
ピントを合わせ続けるのは至難の業です。
AI被写体認識AF が、画面に入った鳥を
人間より早く見つけ、ピントを合わせ
続けてくれます。プロは、機能をフルに
活用してアマチュアの上を行く写真を
撮ります。セミナー講演者による作例
紹介では、防塵防滴の性能を証明する
ため、雨や雪の中で撮った写真をあげる
ひとが何人もいました。マイナス10度の
耐低温性能を試すため、北海道や厳寒の
高山でマイナス15度以上のところで撮影
した作品を見せました。強風が吹いて、
体感温度は地元の人たちも驚く寒さでした。
それでも新しいカメラが今までにない写真を
撮らせてくれそうだと、みなさん写欲を
湧かせていました。久しぶりに興奮する
道具に出会えたようです。