12月19日に東証1部に上場したソフトバンク
<9434>の株価が不振です。公募価格は
1,500円でしたが、上場初値が1,463円、
高値が1,464円、安値が1,176円と公募価格
よりも2割以上下落しています。初値天井に
近く、上場に際して公募に応じた投資家は
誰もが儲けられなかったことになります。
ちなみに、コード番号の暗記は、親会社の
SBGを「キューキューハシル(9984)」、
今回上場したSBは「クシザシ(9434)」としました。
21日に、赤字決算の予想ながら東証マザーズに
上場した自律制御システム研究所<6232>は、
公募価格3,400円に対し、初値が2,830円、
安値がストップ安の2,330円でした。
25日にマザーズ市場に上場予定だった
レオス・キャピタルワークスは、
「コーポレート・ガバナンス及び内部管理
体制の有効性」について、主幹事証券から
追加の確認があったため、上場手続きの
延期をしました。運用会社ですから、この
タイミングでの上場は得策でないと考えても
おかしくはないですね。
日本の企業の大半は3月期決算ですので、
決算を終了して上場申請をすると上場時期が
12月に集中します。2018年のIPOは90社ですが、
12月単月だけで19社もあります。
追記
その後のインタービュー記事で、社長は
「主幹事証券からの上場延期要請を受けての
決定」とコメントされています。主幹事から
要請があったのが、19日夜だったそうです。