2020年の年間出生数は、ピーク時と比べると
かなり少なくなっています。日本では団塊の
世代に当たる1949年生まれが約270万人でした。
2020年は、前年比約2万5千人減の84万人と、
1899年の調査開始以来過去最少 となりました。
韓国は、1955~63年生まれの約800万人が
ベビーブーマーと言われていますが、年間出生数
の100万人超えは、(1965年を除く)1959年から
1971年まで続きました。2020年の出生数は、
前年比10%減の27万2,400人と過去最少、
合計特殊出生率も0.84と過去最低を更新しました。
日本は、高齢化率が7%(高齢化社会)から倍の
14%(高齢社会)に移行するのに要した期間が
25年。そこから、15年かけて2010年に21%の
超高齢社会になりました。韓国は、それぞれの
期間が15年と10年(2025年と予想)と短く、
高齢化の速度が速いです。
中国は、ピーク時の1963年に年間出生数が
約2,900万人に達しました。当時の合計特殊
出生率が6以上でした。2020年の出生数は
約1,200万人、出生率が1.3と日本の1.34に
並ぶ水準まで低下しました。予測では、
2025年に高齢社会に、10年後の2035年に
超高齢会社会へ突入します。
介護職員の確保が十分にできないことから、
定年退職者を活用するようです。