オニユリとクルマユリの見分けが
つきません。葉の形からすると
オニユリでしょうか。
海野和男さんの蜂の写真は、深度合成
（フォーカス・スタッキング）機能を
使っています。従来、深度合成は、
デジタル一眼レフカメラと三脚、
プロの技を使っていたものが、今は
コンパクトデジカメ（TG-3）で簡単に
できてしまう。この機能により、TG-3は
昆虫写真家御用達のカメラになりました。
先週末、海野和男さんの写真展
「毎日更新15年『小諸日記』Since1999」を
見に行きました。蜂の顔のアップが
1.2メートル大に拡大されていて、大迫力です。
とてもコンパクトデジカメで撮ったとは
思えません。おかげで、夢に蜂が出てきました。
切り絵（ペーパーカット）のワークショップに
参加しました。先生が、何も書いていない
紙をチョチョイのチョイと切ると、あっと
いうまに綺麗な形の蝶が生まれました。
先生は、虫屋とか蝶屋に属しているため、
漠然と蝶を切るのではなく、特定の固有種を
形取ると言っていました。ついでに、
日本の国蝶が、オオムラサキということも
覚えました。
そういえば、寄席でお客のリクエストを
受けて、すぐさま切り絵をする芸人が
いますが、本当に驚きです。
CUC公開講座の3回目に参加しました。
テーマは、「これからのエネルギー戦略と
地域・自治体の役割」、講師は公益財団法人
自然エネルギー財団常務理事、大野輝之氏でした。
先の国のエネルギー政策では、原発と石炭火力を
「重要なベース電源」とすることを基本方針と
しました。これがいかに時代錯誤で、国際的にも
非難される方針か、様々なデータを見せ、説明
されました。石炭火力は、最新鋭発電機を用いても
単位当たりのCO2発生量は、石油火力を上回り、
LNG火力の2倍以上です。石炭は温暖化ガスを
大量に発生するものの、価格が安いという
経済面を優先して、環境問題を疎かにしていると
非難されても仕方ないですね。
また、日本は自然エネルギーが豊富にあるにも
かかわらず、風力、太陽光、小型水力、地熱などを
利用した発電量は、全体に比べその割合が著しく
小さい。化石燃料を大量に輸入する大規模・遠隔地の
発電システムが大きな貿易赤字を生んでおり、早急に
分散型電源へのシフトが望まれます。それにもかか
わらず、日本の再生可能エネルギーを利用した
発電量の目標は、極めて低い。意識の低い中央政府が
一律の政策を地方に押しつけるので、いつまでたっても
環境先進国の仲間入りができません。
エネルギー業界の中でも、地域独占を認められて
きた電力会社は、ガス会社などと比べて規模が
圧倒的に大きい。地域電力会社が、巨大な電力
設備と消費者を持ったまま市場が自由化されても
新規参入者が太刀打ちできるわけがない。
新規参入が活躍できるような市場の整備が行われるか、
今後もウォッチしていこうと思いました。
河口湖の宿には、お坊さんの一家が
泊まっていました。宿のおかみさんは、
お客様に菜食の制限があるので
味噌汁の出しも鰹節や煮干しでは
なく昆布からのものしていると言って
いました。
外国人の観光客が多くなると、早晩
ハラル対応もしなければならなく
なりますね。
富士山五合目にいた外国人観光客の
装いが、Tシャツ、短パン、サンダル。
こちらは、登山靴に山行きのいでたち。
そういえば、足慣らしに行った高尾山の
6号路でTシャツ、半ズボン、サンダルの
兄ちゃんに抜かれ、必死に食らいついて
いきました。おかげで、1時間で山頂に
着きましたが、最後まで追いつくことは
できませんでした。
今年1～6月の訪日外国人が626万人と
半期で過去最高になりました。
富士山五合目では、中国語、韓国語、
フランス語など色々な言語が飛び
交っていました。河口湖の宿の近辺を
散歩していたら、英語で駅までの道を
聞かれました。道順を知らなかったので、
得意(？)の英語ではなく、スマホに地図を
読み込み、それを見せて事なきをえました。
周遊バスの運転手やお土産屋のおばさんも、
英語でビシバシと外国観光客に対応して
いました。
富士山は、五合目でも涼しかったです。
気温は、五合目が20度弱、河口湖が27度、
東京は32度。昨日の河口湖の陽射しは
強く、日向にいると焼けつくような暑さ
でした。男も日傘が要りますね。
