英シンクタンク、国際戦略研究所(IISS)が
発表したサイバー防衛力の評価では、日本は
3段階の最も低い「第3グループ」に位置づけ
られました。日本は、同盟国からサイバー空間
の安全保障能力が低いと問題視されています。
IISSは、日本が軍事面での公式なサイバー戦略を
持っておらず、インテリジェンスの組織が小さく、
資金も不足していると分析しています。
日本政府は、5月にサイバーセキュリティ戦略
本部(本部長=加藤勝信官房長官)の会合を
首相官邸で開き、今後3年間の次期「サイバー
セキュリティ戦略」の骨子を示しました。
9月に発足するデジタル庁との連携も打ち出し、
東京五輪後に新戦略の閣議決定を目指します。
これまでの評価を覆すような、具体的な進展が
あるでしょうか。