インドには高血圧患者が3億人いると
言われています。血圧計の普及率は
3%と低く、潜在需要が膨大です。
政府が「メーク・イン・インディア」
政策を採っていることもあり、
オムロンは現地生産に乗り出します。
同社は血圧計で世界シェア5割を握って
います。現在、インドに中国とベトナム
から輸出しています。インドの血圧計の
需要が2030年度には約1,400万台に達し、
中国に次ぐ世界2位の規模になると予想
しています。
大気汚染も酷いので、人々の意識が高ま
れば空気清浄機の需要も増えそうです。
70代の女性は、仕組み債で多額の
損失を負いました。金融資産
約3,700万円に対し、元本毀損リスク
の高い仕組み債を合計4,500万円
買わされました。証券会社の営業
担当者は、顧客の金融資産を確認
せず、「1億円以上から5億円未満」
と虚偽の記録を作成しました。
最初の買い付け額2,000万円に対し
償還額は約1,170万円だけでした。
後に、別の仕組み債2,500万円を
追加で購入しました。
東京地裁は、明らかに過大な取引を
積極的に勧誘し、老後の生活資金の
大半が元本毀損のリスクに晒された
として、証券会社に約730万円の
支払を命じました。訴訟で求めた
損害賠償は約2,480万円でした。
日本は、2030年度の電源構成で再生可能
エネルギーを最大(構成比36~38%)と
する計画を発表しています。
現実としては、九州電力は太陽光発電を
使い切れず、度々出力停止の措置をとって
います。今後、北海道、東北、九州に多数
の洋上風力発電機が設置されます。
国は、北海道と九州にデーターセンターを
設置した場合、開設費用の半額を補助します。
国内のデータセンターは、6割が東京圏に集中
しています。地方にデータセンターを新設
することは、レジリエンスの強化と再生可能
エネルギー活用の一石二鳥になります。
Amazonは、2025年までにECとクラウド
サービスであるAWSの使用電力をすべて
再生可能エネルギーにするという目標を
たてています。
2015年に、野村総研と英オックス
フォード大学は、労働人口の49%が
技術的には人工知能(AI)やロボット
等で代替可能になると予測しました。
今年になってチャットGPTや生成AIが、
社会実装の段階に入り始めました。
米IBMのCEOは、5年後には同社の
バックオフィス(間接部門)業務の
30%は不要になると述べています。
「テクノロジーは選択肢ではなく、
必要不可欠となる」と協調しました。
米国の小売店で、治安悪化により
万引きなどの被害が多発しています。
ウォールマートは、盗難や自然災害
などによる在庫損失がこの5年でほぼ
倍増しており、閉鎖に追い込まれた
店舗が出ました。ロサンゼルス市は、
重罪にならない少額の万引きの摘発
件数が2021年前半の月200件程度から
2023年4月は約800件に増えました。
人手不足で店舗の警備が手薄なうえ、
刑務所の過密から重罪者しか受けない
状況にあります。盗んだ商品をネット
などで転売しやすくなったことから、
白昼堂々と大量の品を奪い去る手口も
横行しているそうです。
日本の無人販売店などは、米国では
あり得ないですね。
歴史的価値のある裁判記録が永久保存
されず破棄されたことに、最高裁が
謝罪しました。「保存記録の膨大化
防止に取り組むべきだ」という最高裁
の通知を受け、家裁は「記録庫が狭い」
ことを理由に記録が重大事件に該当する
かの検討をせずに漫然と破棄しました。
専門家からは、保存資料の活用を前提
とした保管をしておらず無駄という
意識が生まれていた、裁判記録は貴重な
公共財・文化財だという意識の欠如、
スペースの問題をデジタル化で解消する
などの意見がでています。
23日の引けにかけてトヨタ自動車株が
急落し、翌日急騰して値を戻したのは
誤発注が原因だったようです。市場
関係者は、「アルゴリズム取引」による
機械注文が引き起こしたと推測しています。
売り金額が270億円だそうですが、
損失額はどれくらいだったのでしょう。
給湯器は、家庭部門で二酸化炭素
(CO2)排出量の割合が33%と
最も大きいです。以下、暖房(16%)、
照明(13%)、冷房(7%)、換気
(5%)、その他(26%)となります。
日本は2050年のカーボンニュートラル
実現に向け、2030年度の温室効果ガス
削減率(2013年度比)を46%に設定
しています。家庭部門の目標削減率が
66%と最も大きく、給湯器でも負荷が
大きいガス型を放置できません。
ガス型をヒートポンプ方式に替えると、
CO2の排出量を年間36%削減できる
との試算があります。
フランスは、2023年から新築住宅に
ガスボイラーの導入を禁止しました。
英国は、2035年以降に禁止する方針を
出しています。
給湯器の価格は、ガス型が20万円、
ヒートポンプ方式のエコキュートが
50万円と初期費用が嵩むのが難点です。
エコキュートの販売業者によると、
エコキュートの電気代の方がガス代
よりも安く済むので、初期費用の
差額は4年程度で回収できるとそうです。
エコキュートはガス給湯器に比べ設置
スペースが大きくなるのの、故障や
災害時の安全性が高いとされています。
ヒートポンプは深夜電力を利用するため、
隣家が夏の夜に窓を開けていると、
作動音が気になるとの報告もあります。
近所の耳が、住宅密集地での導入の
妨げになるおそれがありますね。
日本を含め多くの国が、2050年のカーボン
ニュートラル実現を宣言しています。
その目標に向け、東京都は2030年までに
温室効果ガス(GHG)排出量を50%削減
(2000年比)する「カーボンハーフ」の
実現を目指しています。これまで、一戸建て
住宅を含む新築建物に太陽光発電パネルの
設置義務や、2030年までに都内で新車販売
される乗用車の100%を非ガソリン化とする、
ZEV(ゼロエミッション車)普及などの
政策を掲げています。
この度、大規模事務所に対して二酸化炭素
(CO2)排出量削減義務率を引き上げる制度
改正案を表明しました。2025~2029年度に
おけるオフィスビルや商業施設は50%、
工場などに48%の削減を課します。現行期間
(2020~2024年度)の削減義務率がそれぞれ
27%、25%でしたから新しい制度は2倍近い
削減率を義務づけます。
G7広島サミットの前日の5月18日夜、
英国スナク首相が会談時に岸田首相
の地元である広島カープの赤いロゴ
入り靴下を履いているところを見せ
ました。サミット中の阪神との3連戦
におけるカープの戦績は、19日◯、
20日と21日が●でした。