リスキリングの講演で、3年内に
AIエージェントが本格的に市場に
浸透する時代になると聞きました。
AIエージェントは、言われたことを
自分で考えてまるっとやってくれる
人工知能になります。
たとえば、英会話の学習において
AIエージェントが先生の役割をします。
生徒が会話中に使った単語の誤りや
発音のまちがいを指摘、訂正して
くれます。日常会話や旅行時の英語は
もとより、将来は医学など専門分野の
英会話の指導ができるようになるそう
です。人間の先生では求むべくもない、
パーソナル化した、業務上の専門分野の
高度なレベルの授業が可能になります。
現在、スマホのアプリを通して提供
されているAI先生との英会話学習の
コストは、人間が行うオンライン学習の
10分の1です。従来のオンライン学習は、
担任の先生のスケジュールに合せて
予約しなければなりません。都合が
合わず、他の先生と行うと効率が
落ちます。AI先生となら自分の隙間時間
などを活用して好きなときに受講できます。
受講記録が残るので、社員研修などで
利用した場合、人事部は容易に受講状況や
上達度合などを把握できます。
新たに100人の生徒が一斉に受講する
ことになっても、学校側が新たに
100人の先生を雇う必要がありません。
生徒が自分のスマホにアプリをダウン
ロードするだけで準備が整います。
デジタル人的資本のAI労働者が、
業務を遂行します。