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スイレン

2022-06-05 09:19:21 | Weblog



米国の非労働力人口は、コロナ前の
2019年12月に9,550万人だったのが
2020年4月に1億人を突破し、2022年
5月に9,930万人となりました。仕事に
戻れるはずなのに戻らない200万人の
うち7割近くを65歳以上が占めます。
早期リタイアのようです。

2020年における60歳以上の就労意欲に
関する主要国調査によると、
「収入の伴う仕事をしたい(続けたい)」
「収入の伴う仕事をしたくない(辞めたい)」
「不明・無回答」の割合は、
日本  40.2%:48.9%:11.0%
米国  29.9%:67.2%: 2.9%
ドイツ 28.1%:70.7%: 0.7%
でした。
米国の高齢者の就労意欲は、もともと高く
ありません。
生活満足度調査では、
「満足している」「まあ満足している」
「やや不満である」「不満である」「不明・無回答」
の割合は、
日本  21.1%:60.4%:12.8%:3.4%:2.3%
米国  76.4%:18.2%: 3.3%:1.4%:0.7%
ドイツ 52.2%:39.4%: 6.2%:2.0%:0.2%
でした。
生活に満足していて、収入の伴う仕事をしたくない
(辞めたい)と思っているのであれば、就労率は
上がりません。

総務省の「労働力調査」によると、日本の
2020年の就業率は、60~64歳が71.0%、
65~69歳が49.6%、70~74歳が32.5%、
75歳以上が10.4%でした。
65歳で年金の受給が開始されてもリタイヤ
せずに働き続ける人が多いです。就労理由の
約半分が「経済的理由」になります。

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