今年は東北東。
毎年恒例ですが、今年も丸かぶり用の細巻きと、
お食事用の太巻き、メザシ、具だくさんの豚汁などをこしらえました。
具は七福神が良いとされていて、
かんぴょう、キュウリ、シイタケ、だし巻、うなぎ、でんぶ等七種類を揃えると良いようです。
ま・いわゆる普通の太巻きです。
無言で一気食いしなきゃいけないので、
途中苦しくてお腹いっぱいになっちゃうから、
うちでは昔から丸かぶり用には細巻き。
食事前に立って恵方に向かい目を閉じ丸かぶりしお願いごとを終わらせて、
それからゆっくり食卓について太巻きを楽しみます。
ちゃんと歳の数だけ大豆もいただいたし、
日付が変わる前に豆まきも終わらせることができ、
今年も一年無病息災、無事福を呼び寄せることができたかな
さてさて、我が家では小さい頃から決まってお馴染みの節分行事。
以前にも
日記に書いたことがありますが…。
今日ニュースで、これほどまでに関東に「恵方巻き」の習慣が浸透し、
ブームになったという経緯を見てびっくり!!
発祥は大阪・船場。
母が小さい頃にはもうすでに祖母がおうちで細巻きを作り、
(母が言うには海苔屋と寿司屋の販促イベントの一環で
当時一気に大阪市内では普及したとのことですが)
みんなで一言もしゃべらず一緒の方角を向いて丸かぶりしていたのというのですから、
かれこれ50年近くもかかって、東にその習慣がやって来たことになります。
それも98年にコンビニが全国展開し、
2000年からジワジワと普及し、ようやくブレイクとのこと。
日本全国東西に長いとはいえ、
地方の食文化の普及は意外や意外に亀の歩みだということに
小さな衝撃を覚えるのでありました。
たまたま我が家が関西家庭だったから、
当り前のように節分に食していた丸かぶり寿司。
(ちなみに「丸かぶり」とは近畿地方の方言だそうですよー知らなかった!)
この習慣だけでなく、他の地方にも美味しい習慣って
知られていないだけでまだまだあるのではと…
食いしん坊の私は想像しただけで居ても立ってもいられなくなっちゃうわ
各地方の食文化について研究でもしようかな…
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