@MON PARIS

「わたしのParis空間で…」

冬の朝は…

2008-11-19 10:08:55 | うちごはん


昨晩はいつになく冷え込みましたー。
いよいよ冬到来なのかしら?

昨夜遅くに帰宅した夫が急に
「明日朝ごはんホットサンドかフレンチトーストが食べたい」
というので、そんなに急に言われてもふつうは困る???ところですが、
なぜかうちはフレンチトーストならいつでもOKなお菓子なおうち。。。

・残ったバゲットは常に冷凍庫にストック。
・常備品の卵・牛乳・生クリーム・バニラシュガーでアパレイユはすぐ準備!
・一晩つけ置いて翌朝バターで焼いたら即完成(簡単…)
・紅玉の残りでリンゴソテーも添えました
・たっぷりメープルシロップをかけて召し上がれ~

ホットサンド(バウル)も大好きですが、
なにせあれは薄切りパンでないと…。

というわけで今朝は珍しく一緒に朝ごはんをいただきました
冬の朝の光ってとても好き。

カフェオレと供に、気持のよい朝でした。

さ、今から私は恒例のクリスマス生木ツリーをgetしにIKEAへ行ってきまぁす
そういえば今日三郷店オープンですね。
いつもの船橋へ行きますが、空いているといいのだけど…。

今夜はボジョレーも解禁!(今年は飲めないけど…)
秋の終わりは楽しいことがいっぱい

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Tarte aux pommes

2008-11-17 01:10:16 | お菓子&パン


「Tarte classique aux pommes」

シンプルで素朴な姿…それはまるで絵画のように美しい。
フランスではどこのパティスリーにも並んでいる、
まさに日常風景のひとつ、王道でクラシカルなタルト・オ・ポンム。

大好きなのに一体何年ぶりに焼いたのでしょう。
リクエストはわが姉からでした。
1ホールに6個も使う紅玉を持参で。

リクエストでもない限り、すっかり作ることを忘れていたタルト。
実はとても思い入れの深いものなのに。。。

コルドンで基本の基本で習ったもので、
4年前初めて自宅でレッスンをしたときに作ったものでもありました。



オーブンへ入れる前の姿。
林檎を並べるひとつひとつの作業に懐かしい思いや、
お菓子を習い始めた緊張感が蘇ります。

グラニュー糖とバニラシュガーをふりかけ、バターを散らし「美味しくなぁれ!」



焼き立てをおひつどうぞ。

下の林檎は甘いコンポート。
上の林檎はフレッシュな味わい。

サックサクのブリゼと一緒に林檎まるごといただきます。

…こんな贅沢な林檎のいただき方ってあるかしら!



焼く前の横顔は、まるで天国への階段のよう。
まさに幸せな世界へ連れて行ってくれるお菓子。

久々に作るお菓子に改めてフランス菓子の芸術を感じることができました。

「シンプルは美しい」

ふいにリクエストを受けたお菓子でしたが、
初心に帰り、ひとり心ゆくまで楽しむことのできるお菓子作りの時間でした。

みなさまにも甘酸っぱい林檎の香りが届きますように…。

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ロゴ★クッキー

2008-11-13 15:36:00 | お菓子&パン


よいしょ、余り生地でクッキーを作ります。

取り出しましたのは、およそ1年ほど前に衝動買いしたクッキーカッター(ドイツ製)

まるでおもちゃです。

だって子供のおもちゃ屋さんみたいなお店で買ったんです。

美容室までの通り道で突然できたお店、あまりに可愛くて引き寄せられました。

Mam's Little Things」(マムズ・リトル・シングス)@恵比寿

ちょうどオープン当日だったのか、賑やかで。

このクッキーカッターと、造花でできたキュートなBOX FLOWERを買い、
しかもオープニング記念で可愛いマグまでもらっちゃいました。

基本、造花は好まない主義だったのに。。。
ここのBOX FLOWERは本当に可愛いくてこれまた衝動買いでした。

絵柄の豊富なこのマグシリーズは全国のアクタスで取扱いがありますよん。



けっこう難しい…。

うまくロゴがつきませんが…。



かなりかわいいです

焼き上がりはあっという間に食べてしまったので写真がない~

不思議とロゴ★クッキーは美味しく感じてしまいます。

なぜ1年も仕舞い込んでいたのかというと…
組み立てるのが面倒で…そのまま存在を忘れていたのですが、
rukaさんのblogに同じカッターが登場
ズボラな私はこのまま永遠に忘れ去りそうでした。。。
rukaさん、ありがとう~~~

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カスレ@amon parisレシピ

2008-11-12 18:44:17 | うちごはん


今後のために備忘録レシピ
これといった型にはめるようなお料理じゃないので、
おうちにあるもので作ったり、とことんこだわったり、
もっともっと広がる楽しいレパートリーになりそう

暫定レシピですが、とーっても優しいお味で温まるので
気になる方はぜひトライしてみてくださいね

【4人分】
・豚スペアリブ         400g~500g
A・塩             大さじ1/2
 ・砂糖            小さじ1 
 ・エルブ・ド・プロヴァンス  小さじ1/2
  (ドライハーブミックス)
B・にんにく(みじん切り)   2かけ分
 ・エシャロット(みじん切り) 大1個分
 ・セロリ(みじん切り)    細い部分全部
・アンチョビフィレ       2~3枚
・トマトペースト        大さじ1
・ベーコンブロック       30g
・玉ねぎ            1個
・人参             1本
・ジャガイモ(インカのめざめ) 2~3個(ひとつが小さいからね)
・セロリ            1本
・白ワイン           1/2カップ
・水              500~700cc(様子見で)
・白インゲン豆水煮缶(イタリア産)1缶
 (汁を切り、沸騰したお湯で少し下ゆでしザルにあげる・缶の臭みを取る)
・粗挽きソーセージ       4~8本
C・セロリの葉         1本分
 ・フレッシュタイム(お庭の) 1~2房 
 ・ローリエ          2枚

・オリーブオイル        適量
・塩コショウ          適量
・パン粉            適量

1)スペアリブはところどころフォークで刺し穴をあけ、
  ジップロックに入れ、Aを加えよくもみ込み、空気が入らないように
  袋を閉じて冷蔵庫で1晩おきます。
  (余分な水分やくさみが抜けて旨味を引き出します)
2)翌日、玉ねぎ・人参・ジャガイモは1.5cm角切りして、
  ジャガイモは5分間水にさらす。セロリは1cmに。
  ベーコンは1cm角切りする。
3)フライパンを熱し、オリーブオイル少量入れて強火でスペアリブを並べ、
  一気に両面焼き色をつけバッドなどに取り出す。
4)深鍋にオリーブオイルとBを入れ、弱火で熱し香りと旨みを引き出す。
  中火にしてアンチョビを入れよく炒め、
  玉ねぎ・セロリ・人参・ベーコンを加え炒める。
  玉ねぎが透き通ったらトマトペーストを加え炒める。
  (トマトペーストは直に熱することで香りと旨みが出ます)
5)そこにスペアリブを加え、白ワインを加え沸騰させる。
6)ジャガイモ・白インゲン豆を加え、具がかぶるまで水を入れ、Cも加える。
7)沸騰してきたら丁寧にアクと脂を取り、蓋をして弱火で約1時間煮込む。



煮込み中…こんな感じ。
このあとCを取り出して就寝
ルクやステンレスの5~9層鍋なんかだと保温調理が可能なので、
寝ている間にもどんどん美味しくなっちゃいます

8)翌々日(おもてなし当日)に温めたスープを耐熱皿に盛り、
  斜め半分に切った粗挽きソーセージをあしらい、
  上に軽くパン粉をふり、230度のオーブンで約15分焼きあげる。



出上がり

【考察】
・大人数だと大きい耐熱皿でサーブし、取り皿に分けるので少し冷めちゃいました。
 (昨日、うっかりスープ皿温めるの忘れちゃったの…ごめんね
 1人分のグラタン皿などでいただくとアツアツで最後まであったかい~
・煮込み終わってからあまり時間が経つと肉の旨みはどんどんスープに移り、
 肉自体の味が薄まるので食べごろはいっても作りたてが一番かと。
 同じくソーセージは煮込み段階で入れるレシピもありましたが、
 旨みが抜けていくので、オーブンで焼き上げるときに加える方がパリッと
 いただけて美味しいように感じました。
・パン粉はふりかけ過ぎると余分なとろみが出て重くなるので注意。
・ジャガイモはぜひ「インカのめざめ」で
 やっぱりアンデス系のジャガイモは煮崩れしにくく舌ざわりもよく美味しい!
・今回も肉類は(豚スペアリブ・ベーコン・ソーセージ)平田牧場でした。
 この2倍量で作りましたがやはりお肉は大量(約1kg)に投入した方がよい味が出る気がします。
・あとからの塩コショウは一切なし。
 お肉の下味や素材・アンチョビなどの塩気で十分でした。
 塩気に物足りない方はお好みで最後塩コショウして調味ください~。
 (あ、でもオーブンに入れたあとさらに煮詰まるので塩気には注意です)

以上、自己満足的な料理記録でした~
(「カスレ」を探してもあんまりこれといったレシピがなくて…
  想像料理ですが、作られた方がいたら情報交換しましょー

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初冬のおもてなし

2008-11-12 09:39:25 | うちごはん


ぴゅ~っと木枯らし吹く季節になっちゃいました
そんな寒い中、東京のあっちとこっちからお客様が。
あっちにお住まいのSちゃんなんてまるで端から端まで移動するほど遠方さん。
我が家は本当に遠路はるばるいらして下さるお客様がとても多いので、
いつもお迎えするときは感謝の気持ちでいっぱい、とっても幸せ

特に初めてこのへき地に足を踏み入れてくださるお客様には
熱烈歓迎でおもてなしをして差し上げたいという思いに駆られるほど嬉しい

なかなか体調が優れず、どんなに奮い起こしても
そんな気力も起きなかった辛かった時期も終わり、
最近はとっても体調がよく活力がどんどん湧いてきて今こそ招き時

…というわけで、今日はいつものお菓子仲間プチセレブ会in amon parisでした。
3回目のrukaさんと、なんと初めてのSちゃん。

前記事に載せたケークをみんなで考察しながら作り、焼き上げた後は
前日仕込みの簡単ランチでおもてなし

みなさまからレシピリクエストのお声をいただきましたので、
僭越ながらまたまた掲載させていただきまぁす
この冬おもてなしメニューのお役に立てれば幸いです。

「森のきのこマリネ」
すっかりうちの定番前菜。
前日から冷蔵庫で仕込んでおけるのでおもてなし向き。
きのこの豊富な秋にはもってこいだけど、一晩もマリネするとかなり冷たいので
サーブの前に少し冷蔵庫から出しておくか、ほんのちょっと温めるか、
お部屋を温かくしてお召しあがりくださいませ~。

・マッシュルーム  1パック
・しめじ      2パック
・生しいたけ    1パック
・お好みでえのきなども
・トマト        1個
・玉ねぎ        1/2個
・ベルギーエシャロット 1個
・にんにくのみじん切り 2かけ
・白ワイン       80cc
・レモン汁      1/2個分
・固形コンソメ     2個
・しょうゆ      小さじ1
・塩・こしょう    各少々
・オリーブ油     カップ1/2

1)マッシュルーム・しいたけは石づきを取り四つ割。
  しめじも石づきを取りほぐし、えのきは食べやすい大きさ半分くらいに切る。
2)フライパンにオリーブ油を熱し、玉ねぎ・エシャロット・にんにくのみじん切りを
  香りよく炒めたらきのこ類を入れサッと炒め合わせる。
3)そこに白ワインを注ぎ、強火で沸騰させたら固形コンソメを入れて溶かし、
  しょうゆ、レモン汁、塩こしょうで調味。
  ボウルなどに移し、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
4)トマトは湯むきし種を取り、5mm角に切って上に飾る。
  (写真は下にルッコラを、グリーンサラダの上にのせても



「カリフラワーとエビのピンチョス」
旬の花野菜とエビ、ガーリックの相性がたまりません。
カイエンヌのピリ辛で間違いなくワインすすむ君です

・カリフラワー          適量 今回は1/3個くらい
・エビ             人数分 2×3で6匹
・にんにく(スライスして芯をとる)適量 1かけ
・カイエンヌペッパー     お好みで 
・塩コショウ
・イタリアンパセリ

1)カリフラワーは小房分けし、食べやすい大きさに。
  エビは殻をむき、背ワタをとる。
2)鍋に湯を沸かし、塩を入れたらカリフラワーを30秒茹でザルにあげる。
3)フライパンにオリーブ油とにんにくを入れ火にかけ、じっくり炒め、
  カリフラワー、エビを加えしっかり色づくまで焼く。
  (途中にんにくが焦げそうな時は先に取り出すこと)
  カイエンヌペッパー、イタリアンパセリ、塩コショウで調味。
そのままお皿盛りにしたらおつまみ風ガーリックソテー、
お一人ずつ串に刺してサーブすると食べやすいし、味のバランスも良い気がします。



メインはずっと食べたかったフランス南西部ランドック地方の郷土料理「カスレ」
本場フランスのものは白インゲン豆とこれでもかーっていうほどの鴨、
コンフィ、鴨脂…(ランドックは鴨の名産地)が入り相当コッテリしているらしいのですが、
身近にそろう材料で、あっさり自分好みのカスレを想像して作ってみました
郷土料理といっても始まりはマンマの家庭料理。
地方によっては入れる肉類も様々なようで、味付けも結局はなんでもOK。
肝心なのは「白インゲン豆」と「肉類」をグツグツ煮込めばそれでカスレになるということ

スペインにも豆料理がたくさんありましたが、
カスエラ(土鍋)で白インゲン豆とハモンを煮込むんだものなんてほとんど同じようなもの。

そう、カスレとは「キャセロール」=「土鍋」という意味。
意味は単純に深土鍋を使った料理だけど、
その幅の広さといい、バリエといい、奥深い…身体の芯から温まるお料理です



サーブするとこんな感じ。
たっぷりのお野菜と豆、骨付きのお肉からなんともいいお味が出ました。
初めて作ったのでまだまだ試行錯誤の段階
いろんな方法でこの冬もうちょっと追及してみたい煮込み料理になりそうです。

長くなるので「カスレ」の備忘録レシピはまたこのあとで

さっ!お食事のあとはケークの仕上げをして紅茶とともに試食タイム~
さらにそのあとも和室(また普段は締切りの開かずの間)に移動しておしゃべりターイム



柿羊羹と工芸茶でホッと和みながら、
時間がいくらあっても足りない、幸せなひとときを過ごしました~

コルドン在学中も含めもう結構長いお付き合いになるのに、
毎回会うたびに新しい話、初めて聞くことが尽きず、
また生活の楽しみや考え方、いろんな方面の話まで…
そのたびにいつも新鮮で心地よい刺激をいただけるとっても貴重な存在
ひとつみんな共通していえるのは「作ることが大好き」
これってシンプルだけど、すべてのことにあてはまる最高の共通点じゃないかな?

お料理・お裁縫などの手仕事もそうだけど、
人との和を作ったり、場を作ったり…。
だから、みんなおうちにお招きするのが好きな人種なのね

この日もいろんなことが勉強になった一日でした。
いらしてくださったrukaさん、Sちゃんありがとう~~~

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