先週、法事があり母と二人で大阪に行きました。
久々の新幹線、朝早めの電車に乗り、まず下車したのは「京都」
京都駅のまん前にあるお東さん(東本願寺)に、
母方の祖父母が納骨してあるのですが、これまた本当に久しぶりにお参り。
母たっての希望で今回は必ず京都に立ち寄りましょう、とのことですが、
大忙しのお参り&法要メインスケジュールとはいえ、
しっかり食事処を押さえるのは、ハイこの食いしん坊な私のお役目であります
前夜、直前の電話にも関わらず運よくお席が取れたのはコチラ
「むらむら」で有名ですね、村田吉弘氏のお店です。
本店は東山、高台寺近くに料亭としてありますが、
こちらはもっと入りやすい2nd店で、木屋町にある「露庵 菊乃井」
2階にお座敷もありますが、1階には旅行者にもありがたいカウンターや、
小上がり席がいくつかあるので、少人数であれば急な予約でも運が良ければ伺えるはず。
この日は12時からの回からお食事スタート。
気がつけば、1階の席はすべて埋まっておりました、さすが。
お昼の懐石は3コースあり、
4200円の方はランチ用のミニ懐石で、
ほとんどのお客様がこちらを楽しんでらっしゃいました。
近くに住んでいれば十分これで堪能できますが、
せっかく遥々やって来たので(?…すごい理由づけですが)
私たちは2番目の7350円のコースを。
こちらはミニ懐石と品数は変わりませんが、
夜の懐石を抜粋して出してくれるというもの。
ではでは、久しぶりの京の味に舌鼓を打とうではありませんか
綺麗にお手入れされた桐のカウンター、
目の前で職人技の素晴らしい手仕事がのぞけます。
まずは3月だから…と、食前酒にすっきりとした白酒が振舞われスタート。
先附:「かくれ梅」
塩抜きした梅にお出汁を含ませ、上に白子のあん、つくしの唐揚が乗っています。
八寸:「貝合わせ」
蛸と菜の花の辛子和え・白魚柚子和え・薇と筍と烏賊の木の芽和え
向附:「お造り」
鯛・紋甲烏賊・水前寺海苔
向附:「お造り」
こしび・黄身あん添え
こしびとはまぐろの稚魚、これがあさっりもっちりとして、
辛子のせのこしびにたっぷり卵の黄身あんをつけていただくと飛び上るほど美味でした。
椀:菜の花とおからのお椀、雲丹あんかけ
このおからがとにかく手の込んだ作り方で、一度水の中で細かく濃し、
さらした後浮いたものだけ集めて絞り、焚いていくのだとか…
う~ん、ご主人に話を伺ったもの一般人にはさっぱり???
しかしお味はすごいです
おからとは到底想像もつかないほどきめ細やかで口の中で溶けるほど。
中にはユリ根やきくらげも忍ばせてあり、一口、また一口と感動のあるお椀でした。
雲丹のあんかけは、それほど雲丹の味は出過ぎずお出汁のしっかり効いた
美味しい旨み…いつまでも口に含んでいたいほど
強肴:新海苔と豆腐のお鍋
中に蛤、浅蜊、菊菜、貝柱が入っていて、アツアツ。
しーっかりと魚介の味が出て、これまたいつまでも飲んでいたいくらい美味!
魚介の旨みと自然な塩味を純粋に楽しむ、関西でしか味わえない優しい味覚。
ここまですべての味付け、塩加減がまさにDNAにぴったりくる感じで、
母とふたり、仕切りに「やっぱ関西はいいわぁ~」と、ため息。
お次は「食事」で締めくくりですが…
どど~ん「蟹の炊き込みご飯」ご登場
私たちのペースに合わせて、抜群のタイミングで炊き上がり。
ほうれん草のすり流し・生麩(浮き)と、
香の物と一緒にどんどんお箸が進みます。
こんな風にお茶碗にかる~く一杯よそってあるだけなので、
すぐに食べ終わっちゃって、箸を置こうとする前に
「おかわりよそいましょう!」と。。。
そんなやり取り3回
もうこれ以上入らないよ~~~と、
さすがの私もお手上げさせていただきましたら、
「では残りはおにぎりにしてお持ち帰りくださいね」
う~~~ん、素晴らしいホスピタリティー
amonミシュランでは、もうすでにこんな素敵なお店は三ツ星です
最後に水菓子:蓬豆腐と小豆、はったい粉のアイスクリーム
最後まで期待を裏切らない最高のお食事でした。
こうして写真で見ると、あっけない感じでその感動が伝わりにくいなぁーと、
自分でも思うのですが、この瞬間は本当に至福のとき。。。
久しぶりに心ゆくまで、食というエンターテイメントを楽しむことができ、
我が家の超辛口ご意見番も大・大・大満足でご満悦
ちなみに菊乃井さん、東京は赤坂にございます…が、夜のみ
まずは昼懐石から楽しむのが手軽でいいのですけど…
本店もお昼からあるんだし、赤坂も昼営業してくれたらいのに
久々の新幹線、朝早めの電車に乗り、まず下車したのは「京都」
京都駅のまん前にあるお東さん(東本願寺)に、
母方の祖父母が納骨してあるのですが、これまた本当に久しぶりにお参り。
母たっての希望で今回は必ず京都に立ち寄りましょう、とのことですが、
大忙しのお参り&法要メインスケジュールとはいえ、
しっかり食事処を押さえるのは、ハイこの食いしん坊な私のお役目であります
前夜、直前の電話にも関わらず運よくお席が取れたのはコチラ
「むらむら」で有名ですね、村田吉弘氏のお店です。
本店は東山、高台寺近くに料亭としてありますが、
こちらはもっと入りやすい2nd店で、木屋町にある「露庵 菊乃井」
2階にお座敷もありますが、1階には旅行者にもありがたいカウンターや、
小上がり席がいくつかあるので、少人数であれば急な予約でも運が良ければ伺えるはず。
この日は12時からの回からお食事スタート。
気がつけば、1階の席はすべて埋まっておりました、さすが。
お昼の懐石は3コースあり、
4200円の方はランチ用のミニ懐石で、
ほとんどのお客様がこちらを楽しんでらっしゃいました。
近くに住んでいれば十分これで堪能できますが、
せっかく遥々やって来たので(?…すごい理由づけですが)
私たちは2番目の7350円のコースを。
こちらはミニ懐石と品数は変わりませんが、
夜の懐石を抜粋して出してくれるというもの。
ではでは、久しぶりの京の味に舌鼓を打とうではありませんか
綺麗にお手入れされた桐のカウンター、
目の前で職人技の素晴らしい手仕事がのぞけます。
まずは3月だから…と、食前酒にすっきりとした白酒が振舞われスタート。
先附:「かくれ梅」
塩抜きした梅にお出汁を含ませ、上に白子のあん、つくしの唐揚が乗っています。
八寸:「貝合わせ」
蛸と菜の花の辛子和え・白魚柚子和え・薇と筍と烏賊の木の芽和え
向附:「お造り」
鯛・紋甲烏賊・水前寺海苔
向附:「お造り」
こしび・黄身あん添え
こしびとはまぐろの稚魚、これがあさっりもっちりとして、
辛子のせのこしびにたっぷり卵の黄身あんをつけていただくと飛び上るほど美味でした。
椀:菜の花とおからのお椀、雲丹あんかけ
このおからがとにかく手の込んだ作り方で、一度水の中で細かく濃し、
さらした後浮いたものだけ集めて絞り、焚いていくのだとか…
う~ん、ご主人に話を伺ったもの一般人にはさっぱり???
しかしお味はすごいです
おからとは到底想像もつかないほどきめ細やかで口の中で溶けるほど。
中にはユリ根やきくらげも忍ばせてあり、一口、また一口と感動のあるお椀でした。
雲丹のあんかけは、それほど雲丹の味は出過ぎずお出汁のしっかり効いた
美味しい旨み…いつまでも口に含んでいたいほど
強肴:新海苔と豆腐のお鍋
中に蛤、浅蜊、菊菜、貝柱が入っていて、アツアツ。
しーっかりと魚介の味が出て、これまたいつまでも飲んでいたいくらい美味!
魚介の旨みと自然な塩味を純粋に楽しむ、関西でしか味わえない優しい味覚。
ここまですべての味付け、塩加減がまさにDNAにぴったりくる感じで、
母とふたり、仕切りに「やっぱ関西はいいわぁ~」と、ため息。
お次は「食事」で締めくくりですが…
どど~ん「蟹の炊き込みご飯」ご登場
私たちのペースに合わせて、抜群のタイミングで炊き上がり。
ほうれん草のすり流し・生麩(浮き)と、
香の物と一緒にどんどんお箸が進みます。
こんな風にお茶碗にかる~く一杯よそってあるだけなので、
すぐに食べ終わっちゃって、箸を置こうとする前に
「おかわりよそいましょう!」と。。。
そんなやり取り3回
もうこれ以上入らないよ~~~と、
さすがの私もお手上げさせていただきましたら、
「では残りはおにぎりにしてお持ち帰りくださいね」
う~~~ん、素晴らしいホスピタリティー
amonミシュランでは、もうすでにこんな素敵なお店は三ツ星です
最後に水菓子:蓬豆腐と小豆、はったい粉のアイスクリーム
最後まで期待を裏切らない最高のお食事でした。
こうして写真で見ると、あっけない感じでその感動が伝わりにくいなぁーと、
自分でも思うのですが、この瞬間は本当に至福のとき。。。
久しぶりに心ゆくまで、食というエンターテイメントを楽しむことができ、
我が家の超辛口ご意見番も大・大・大満足でご満悦
ちなみに菊乃井さん、東京は赤坂にございます…が、夜のみ
まずは昼懐石から楽しむのが手軽でいいのですけど…
本店もお昼からあるんだし、赤坂も昼営業してくれたらいのに
たった1泊2日なのに本当に濃ゆい日程!
菊の井のお昼懐石いいね~。
ホント、赤坂のお店もお昼やってくれればいいね。
(京都から材料を調達していることを考えると、物理的に無理なのかもね。。。)
私は完全に関東の血筋ですが、本物の京料理はググっと心を鷲掴みにされて、細胞が踊る感じがします。
特にお茶を初めてからは、茶菓子も京都は良いものが本当に多いことを思い知りました。
ああ、何度通えば行きたいところ・味わいたいものを制覇できるのか・・・と途方にくれております。
ベビーが生まれてしまっては、しっとりオトナな京都旅行なんぞ当分お預けですが。。。
あぁぁ、レス遅でごめんなんさいっ~
この1週間いろいろあって、菊乃井が遠い昔に感じる…^^;
お昼から至福のときでした♪
そっかぁー、確かに!輸送の問題もあるのね。。。
では、ランチは京限定のお楽しみにとっておきましょう☆
naoちゃんはお茶を通してそういう風にいろいろ
京都を楽しむなんて素敵。
本当に美味しいもの、いいもの、本物がたくさん。
また良いところがあったら教えてね♪
そのうちそうちゃんが大きくなったら、
一緒に京散策ができるようになるわよ~
あっという間だったり^^