昨日、ワシントンDCからシアトルに移って
メイおばさんの大好きな町、大好きな家での暮らしが始まりました。
ただし、「左腕に難あり」ですけれど(笑)。
今朝、早速、主治医のカールトン先生との8時のアポに間に合うように
エレベーターを待っていたら、、、、、
お向かいの家のドアが開いて
ワンちゃんのお散歩に出かけるジェイが出てきました。
半開きのドアで見送るのは赤いロングガウンを羽織ったアニーです。
「きゃっ、メイ!」
「うわっ、アニー!」
とばかりに大騒ぎ。
なぜかと言えば、私たち、とても仲が良いのですけれど
彼らもまた移動暮らしなものですから
こうして同じ時期にシアトルに居合わせるのは
とてもラッキーなことなのです。
「連絡しようと思っていたのよ。昨日着いたものだから。」
などと互いに言い合って、一息ついたら案の定言われました。
「ど、どうしたのよ、その腕!」
というわけで,わが受難のストーリーをひとくさり語ったのでした。。
そして、二つのクリニックで二人のドクターに会い
手術のことなども打ち合わせて
帰ってみたら、、、、、、
ドアの下にこんな手紙がはさまっていました。
メイおばさんとメイおじさんの名前に続いて
「We are so sorry to hear this news about your arm, May.
Tonight we have a big family dinner with my sister from St. Louis.
There will be beef tenderloin, etc. & I will bring it over.
And Persimmon Pudding which I hope you will try!
You can have it tonight (6:30-7:00) or tomorrow.
Feel better & thinking of you Anne」
(メイの腕のことを聞いたわ。今晩大きなファミリーディナーをするの。
ビーフテンダーロインと柿のプディングを届けるわ。たぶん6時半から7時の間、もし無理なら明日。)
そして7時、ドアのチャイムがなりました。
立っていたのは、すっかり大人になった息子さんと娘さん。
それぞれに「差し入れ」のビーフとワインを持って。
そして、これが私たちの今晩の「ゴージャスな」ディナーテーブルとなりました。
柿のプディングはありませんでしたけれど(笑)
すばらしいロストビーフと最高のワインでした。
ついでにこのくらいならこんな状態でもできるという「サラダ」を作りました。
ビーフは噛めば溶けるように柔らかく
胡椒のパンチとブルーチーズのソースがみごとなマッチング。
付け合せはポテトと、グリーンピースと人参です。
とってもアメリカ的なおいしさ!
とてもアメリカ的な友情!!
そしてとてもアメリカ的な隣人愛!!!
腕がなおったら、何を作って持って行こうかしらと
「とても日本的な何か」を今から楽しみに考えています。
ありがとう!!!
読んでくださってありがとうございました。
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