メイおばさんの料理帖

「メイおばさんの宝箱」からはみ出してしまった料理や食べ物や食文化のお話を世界のいろいろな場所から楽しくお届けします。

一緒に食べるという恵み

2018-10-15 04:35:57 | 友人

長い歴史を思い起こせば

ジュリーとマイクは、多分メイおばさんのアメリカ史の

かなり初期から顔を出すカップル。

 

本当に人が良くて

二人とも旅と料理が大好きで

知性も好奇心も素晴らしい

メイおじさんとメイおばさんの大切な旧友です。

 

私たちがイタリアに住んでいた時には

遠路はるばるアメリカから訪ねてきてくれて

それはそれは楽しい北イタリアの長旅を一緒にしたものでした。

 

私たちの親友には、実はもう一組、

イギリス人美女とアメリカ人ハンサムのぶっ飛んだカップルがいて

私たちなど足元にも及ばない大規模な移動暮らしを続けています。

 

この三組は、縁あって昔からの親友です。

なかなか全員が同じ時期に同じ場所にいることもないのですが

昨夜はニ組が同じ車に乗って高速を走ってもう一組の家を訪ね

 

6人で大きな食卓を囲んでジュディーの手料理を楽しみました。

 

なんて幸せな時間だったでしょう!

いろいろな国、いろいろな場所で暮らす

もう若くもない私たち6人が次に一つ所に集うのは

いったいいつ、何処ででしょうか。

 

次にまた同じテーブルを囲むのは

いったいいつのことでしょうか。

そんなことを思うたびに

きっと、昨日の食卓が目の前に浮かぶことでしょう。

きっと、賑やかな笑い声が耳に届くことでしょう。

 

美味しいものを大好きな人と食べることの幸せ。

笑いと優しさと愛おしさと感謝。

これもまた人生の大きな恵みです。

 

さあ、そろそろ腰を上げて

夕飯の買い出しに出かけなければ、、、、

今晩はメイおじさんと二人っきりですが

なんたって「人生の恵み」ですからねえ

面倒くさいなんて言ったらバチが当たります(笑)。

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メイおばさんの宝物

2018-03-11 14:39:53 | 友人

メイおばさんには、たくさんの宝物があります。

その大方は形のないものです。

形ある物の場合は、お金で測れる価値ではなくて

どんな思い出と結びついているかです。

 

そんな宝物のひとつ、我が積年の友が

手作り料理でお誕生日を祝ってくれました。

 

彼女と出会ったのは、大学を卒業して最初の職場でした。

二人とも大学は違いますから

文字通り新入社員としての出会いでした。

 

就職してすぐに結婚し

そのお相手がまた実によく似た境遇とあって

2組の若夫婦たちは、よくそれぞれの小さな家に集まっては

夜遅くまで、過去を、現在を、大きな未来を

文学を、哲学を、世相を語ったものでした。

 

その後、それぞれに北欧と南欧に住んだりもしながら

振り返れば早40年以上もたっています。

 

けれども、友の優しさと謙虚さと

知識の広さと深さと

どんな逆境の中にあっても忘れない花のような笑顔

そして料理のセンスはちっとも変りません。

 

「手ぶらでね!」

と言われながらも、メイおばさん

北海道にゆかりのある彼女に感謝して

「おたる」という名のスパークリングワイン

そして、スペインのシードラ「MAYADOR」を持っていきました。

 

友が用意していてくれたのは、、、、、

 

蛸のマリネー

 

3種のきのこのサラダ

ナッツの盛り合わせ

メルバトースト

ケイパー入りクリームチーズ

じゃがいものヨーグルト和え

 

蒸した鶏肉

そして素晴らしいサラダと

素晴らしいポークとエリンギのシチュー

 

サラダと来たらなんと7色の緑です。

ロマネスコ、スナップエンドウ、ブロッコリー

アボカド、レタス、ベビーリーフ

そして胡瓜。

 

過去、現在、未来

たくさんたくさんおしゃべりして

強気になったり、弱音を吐いたり

泣いたり笑ったり。

 

去年の夏にシアトルのメイおばさんを訪ねてくれて

みんなで一緒にキッチンでワイワイ料理を作った時のことなどを

懐かしく思いだし、、、、、

 

ところでこの器

なんとメイおばさんの結婚式の引き出物。

引っ越しを繰り替えす中で、割らずにちゃんと持っていてくれたなんて。

 

ほら、メイおばさんだって持ってます。

このスプーンはやはり何十年も前に

彼女からいただいた北欧みやげ。

 

人生の悲喜こもごもの場面に立ち会いながら

私たち、気づいたらもうこんな年になっていました。

目の前に広がる大きな未来を語りあっていた私たちが

今では孫の写真を見せ合うようになりました。

 

けれども

いくら年月がたとうと

共に食べる食事は美味しくて

共に過ごす時間は幸せです。

40年以上前と同じように「メイおばさんの宝物」です。

 

 

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ありがとう、お姉さん!

2017-12-13 23:27:26 | 友人

メイおばさん、お金はあまりありませんけれど(笑)

たくさんの良い友に恵まれています。

それが我が人生の恵み、我が人生の宝物。

 

ついでに言えば、良き家族にも恵まれています。

気づいてみれば、子供の結婚やら、出産やらで

家族の輪がどんどん大きくなっています。

ありがたいことです。

 

先日会った友はもう80歳。

そんなこと、信じられないぐらいにお元気です。

記憶力だってメイおばさんよりいいぐらい。

 

仮にミサコさんとでもしましょうか。

ミサコさんとは実に不思議なご縁です。

 

その昔、メイおばさんがヨーロッパのある国に住んでいた時に

偶然出会ったのがミサコさんの一番下の妹さんでした。

妹さんはこの国の男性と結婚し、二人の子供の母となり

この国に住んでいるのです。

 

我が家の子供たちとよく遊んでいた小さな女の子たちも

今では一人は弁護士に、ひとりは医者となり

かの国で活躍しています。

 

スリッパを持ってメイおばさんの子供たちをベランダで追い回していた

なんて信じられませんよ、まったく。

 

まあ、こうしたことが人生の恵み

人生のワンダーというものでしょうか。

 

さて、前置きが長くなりましたが

この友の一番上のお姉さんが、今ではなんとメイおばさんの

まるで姉のような大親友なのです。

 

きっかけは、妹さんに頼まれて何かをお届けしたことだったように覚えています。

つくづく人生というのは不思議なものです。

 

わが姉ぎみは、まるで本当のお姉さんのように

ある時はお母さんのように

会うたびにたくさんの食べ物を持たせてくれます。

 

お料理上手な友が作る家庭料理は本当においしくて、、、、

 

しかもいつだってこうしてきちんとリサイクル。

空になった容器をきれいに洗って、手作りお惣菜を詰めて

渡してくれるのです。

 

 ほうら、この日はこれ。

 

中はこんにゃくの煮物です。

佃煮が入っていたプラスチックの容器に詰めています。

 

こちらはイカです。

なつかしいメイおばさんのお母さんの味。

 

青菜とサトイモと油揚げの煮物も薄味でとてもおいしくて、、、、

 

栗ご飯です。

 

ただの栗ご飯ではありません。

お庭の栗を使って炊いてくれました。

 

築地魚河岸のケースの中もまた栗ご飯。

 

スプレッドが入っていたケースの中身はお庭の柿でした。

 

しかも、不器用な妹のために(笑)

ちゃんと皮を剥いて切ってから詰めてくれています。

 

そしてこれが

こんな風景を見ながら、二人でゆっくりとランチをいただいて

たくさんおしゃべりをした日のメイおばさんのお夕食です。

 

ありがとう、お姉さん

いつも本当にありがとう。

 

読んでくださってありがとうございました。

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親友自慢

2017-11-27 00:25:58 | 友人

先回お話した、お米を育て収穫した友は

わが友の中でも3つの指に入るほどの料理上手。

 

そんな友の家で

少々どころかだいぶトウのたった元女子がふたり

飲んで食べて話して、泣いて笑って

最高の忘年会をしてきましたよ。

 

なにしろ大学を出て最初の職場で出会って以来の大親友です。

積年どころかもう「ン十年」。

お互いの人生の証人みたいなものです。

嬉しかったことも、悲しかったことも

出会いも別れも、お互いすべて知ってますからね(笑)。

 

とにかく彼女はお料理上手。

とにかく彼女は暮らし上手。  

 

メイおばさん持ち込みのブルームーンに心がふんわり溶けだして

いつもながらの友の手料理にますます幸せになって

古今東西、過去も現在も未来も語りながら

夜がふんわり更けていきました。

 

これが昨夜のメニューです。

 

*クリームチーズとケイパーのお手製ピクルス

 こんな小瓶にケイパーが浸かっています。お手製です。

 

*パンは地元で人気のベーカリーから。

 

しっかりした噛みごたえのとても美味しいパンでした。

 

*柿とベビーリーフと生ハムのサラダ

 

*エンダイブとミニトマトとネギのサラダを白味噌ドレッシングで

 

 

*チキンのトマト煮とクスクス

 

 

*そしてこれ、「ヤンソンの誘惑」という北欧料理。

長年スウェーデンに住んでいた友の郷土料理です(笑)。

簡単で美味しくて、メイおばさんももう何十年も前に彼女から教えてもらって以来、時々作ります。

 

作り方、ものすごく大雑把に(笑)書いておきますね。

ほんと簡単、なのに美味しい「ヤンソンの誘惑」です。

 

1.じゃがいもを薄切りにしてレンジでちょっと火を通します。

2.長ネギを切ってアンチョビフィレ3~4枚と一緒に耐熱容器に並べます。

3.上から生クリームをかけて、溶けるチーズをパラパラふりかけます。

4.アルミ箔で覆ってオーブントースターに入れて焼きます。途中でアルミ箔を取ってさらに焼きます。

 

ね、ヤンソンさんじゃなくたって、作ってみたくなるでしょう?

 

ところで美味しいお料理のほかにも「えっ、まさか!」と

驚くほどに嬉しかったことがありました。

 

このフクロウの栓抜き、まだ使っていてくれていたのです。

メイおばさんなんか、とっくにどこかにやってしまったのに。

昔も昔の大昔、かれこれ40年以上も前に

メイおばさんが彼女に買ってきたギリシャ土産の栓抜きです。

 

もうひとつこの器

何とメイおばさんとメイおじさんの結婚式の引き出物です!!

 

ねえ、いいでしょう、メイおばさんの親友って。

引っ越しを繰り返す人生なのに

ちゃんと大事に持っていてくれたなんて。

涙出ちゃいます。

 

読んでくださってありがとうございました。

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友が作ったお米

2017-11-22 22:01:53 | 友人

メイおばさん

自慢できるものがあるとしたら

やっぱり良き友に恵まれていることかしら。

 

そりゃもちろん

そうとは気づかずに仲良くしていたら

実は悪き友だった!なんてこともありましたけれど(笑)。

 

そういう人たちに限って

損得の物差しで測りますから

利用価値がなくなれば自然といなくなってくれるもんです。

 

ところで彼女はもう45年越しの友。

大学は違うのにその後の職場が一緒になって

おたがい地球の色々な所に住みながら

酸いも甘いも見せ合って

一緒に泣いて一緒に笑いながら齢を重ねてきました。

メイおばさんの自慢の友です。

 

人生いろいろあったでしょうけれど

人の悪口などいっさい言わずに

いつもニコニコ前向きに歩いてきた彼女が

なんと忙しい仕事の合間にお米を作り始めました。

 

そして最初の収穫を届けてくれました。

こんな可愛い袋に入ったお米です。

 

 

「○上米」と大きく書いてあります。

「○上」と言うのは彼女の名前です。

 

「おたまじゃくし、ミジンコ、ゲンゴロウ、トンボ

田の草など生きものいっぱいの田んぼで

仲良く、時に競い合って力強く育った「○上米」

 

通い稲作塾でみんなで楽しみながら

田の草を手で取り

虫をほうきで払い取り

はざがけで約一か月天日に干し

バカ正直につくったお米です」

 

積年の友の「バカ正直」さなんてよ~くわかっていますから

そんなお米、もったいなくて食べられません。

 

メイおばさん

今日、そっとアメリカに持って行くスーツケースの中に入れましたよ。

 

シアトルに着いたら

「これ、○上さんが作ったお米よ。」

と自慢しながら、きちんと炊いて

メイおじさんと二人できちんといただくつもりです。

 

な~んて言って、結局いつまでも飾っておいたりして(笑)。

ありえるなあ、、、、、

 

ところでこのわが友ですが

この夏、お友達と二人でシアトルを訪ねてくれました。

こんなカードを添えたお土産をたくさん持って。

 

お夕飯はいつも女三人で文字通り姦しく

楽しく作る日々でした。

 

読んでくださってありがとうございました。

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