本来は冬のお料理ですけれど
メイ家では年がら年中、食べたくなると作るシチューがあります。
スーパーで良いペコロス(小玉ねぎ)と目があってしまって
しかもお値段がそれほど高くないと作ります(笑)。
お客様をお招きした時にもよく作るギリシャ料理です。
それがこのスティファド(牛肉とペコロスのシチュー)です。
赤ワイン、トマトジュース、赤ワインビネガーの
「3つの赤」で作るスティファドは
ムサカよりも手がかかりませんから気軽に作れます。
と言っても日本では
ペコロスもお肉もお高いのが難点ですが。
先週、いつものスーパーで
こんなに美しいペコロスと出会ってしまいました。
「Pearl Onion」と書いてあります。
本当に真珠みたい。
一目惚れしたメイおばさん、そのとたん
速やかに夕飯メニューを変更しましたよ。
神様が「メイ、スティファドを作りなさいよ。」と
言ってるようなものですからね(笑)。
メイおばさんが使っている基本のレシピを書いておきますが
今回もお肉はこの半分の量でしたし
ペコロスも2袋でまさか1キロなんてあるはずはないし。
要するにお肉の量も、ペコロスの量も
予算内の出たとこ勝負でかまわないと思います。
それだって十分おいしくできますから(笑)。
いちおう基本の量を参考までに書いておきます。
メイおばさんはお肉とペコロスの量に限らず
太字の部分はそのままに作ります。
□シチュー用牛肉 1キロ弱
□ペコロス 1キロ
□オリーブオイル 2分の1カップ
□トマトジュース 2カップ
□赤ワインビネガー 大匙4杯
□赤ワイン 2分の1カップ
□ベイリーフ 1枚
□ニンニク 2片
□バター 2分の1カップ
□パセリ みじん切り 少々
□ブイヨンパウダー、またはブイヨンキューブ 適宜
□塩、胡椒 適宜
① ペコロスは熱湯をかけて皮をむき、煮込んでも形が崩れにくくなるように根の側に十字の切り込みを入れておきます。
熱湯をかけるのは涙が出るのを防ぐためと、皮をむきやすくするためです。
② 鍋にオリーブオイルを熱し、にんにくを入れ、一口大に切った牛肉を中火で炒めます
③ トマトジュース、ビネガー、ワイン、ベイリーフ、熱湯2カップを加えて、肉が柔らかくなるまで煮込みます。
④ 別鍋にバターを熱し、①のペコロスとニンニク、熱湯1カップ、塩を入れてペコロスを茹でます。
④ペコロスが柔らかくなるまで茹でてからパセリと共に③に加え、さらに20分ほど火にかけます。
まあ、メイおばさんが長年作ってきたのはざざっとこんな感じなのですが
味付けには塩だけでなく、ブイヨンパウダーまたはブイヨンキューブを使っています。
それにしてもアメリカはお肉が安くて助かります。
この日使ったシチュー用ビーフは
1ポンドあたり6ドル49セントでしたから
え~と、え~と、100gで162円?!
読んでくださってありがとうございました。
ランキングの方もどうぞよろしくお願い致します。
↓