ワシントンに住む一番古い友達は
古いだけあって、おたがいに酸いも甘いもお見通し。
見栄を張ったってどうせすぐにバレてしまいますから(笑)
とても気楽に、心地よく過ごせます。
思えばこの夫婦
私たちが昔、イタリアのミラノに住んでいた時には
ミラノまで訪ねてくれて
困ったことも笑いに変えながら
4人で一緒に北イタリアの旅をしたものでした。
旅の途中で突然ウエストの周りに赤い湿疹ができてしまって
その痛さにうめき声の一つもあげたい時も
メイおばさんのお腹をみんなで眺めながら
「メイ、こりゃかなりのもんだね。
残りの人生で2度とあるものじゃないから
写真撮っておこうよ。」
などとメイおばさんの不安と緊張を
笑いで吹き飛ばしてくれたものでした。
ホテルで紹介されたお医者さんに行く時も4人揃ってぞろぞろと(^.^)。
そんな友ですから、ワシントンに帰ってくれば
すぐに集合がかかります(笑)。
どちらかの家だったり、外のレストランだったり。
今回はマイクが言い出しっぺになって
みんな一緒に「ハワイワンレストラン」に行きました。
南国ムードなど皆無のアメリカの首都ワシントンで
50番目のアメリカの州となった南国ハワイの料理です。
なにせメイおばさん、東西はどうでもよくても
南北だけは1メートルでも南が好きなものですから
「ハワイアンレストランに決めたよ!」
と聞いた時には心浮き浮き
頭の中ではアロハーオェー🎶
かくして車で向かった先の小さなハワイアンレストランで
気心知れた旧友夫妻との「ハワイアンランチ」が始まったのでした。
ところが、、、、
う〜ん、後は辛くて言えないわ。
まあ、「ブルーハワ〜イ🎶」などと
勝手に浮き足立っていたのがいけないのでしょうが。
他の3人もどうやら同じ思いのよう。
アメリカの首都の真ん中で
ハワイアンランチを食べようと思ったところからして
間違っていたのかもしれませんが。
百聞は一見にしかず、などという便利な言葉を借りて
説明抜きのビジュアルでお届けいたします。
それにしてもどう思う?この色合い、この盛り付け!
♪^_^
場所を選んだマイクが「ちょっと選択を間違えた。」などと
気落ちしているものですから
太っ腹のメイおじさんたら、知らない間にお勘定を済ませて
「これもまためったにない楽しい経験さ。」
さすが年の功、さすが太っ腹(笑)!