こちらの店からあちらの店へと走り回って
あたふたと食材を揃えていたら
入り口でぱたりと足が止まってしまったスーパーがありました。
だって、、、、
いきなりノスタルジーにとらわれたメイおばさん。
この季節、シアトルの市場で山積みになっている
ルビーのような光沢の石榴の姿が目の前に広がって、、、、
あれもカリフォルニア産の石榴なら
この東京の店に並んでいたのもカリフォルニア産の石榴です。
ところで「ざくろ」って「石榴」だったり、「柘榴」と書かれたり、、、、
いずれにしてもメイおばさんにとってはどこかエキゾチックな
そしてノスタルジックな果物です。
トルコやスペインの町では赤い実を高く積み上げて
目の前で絞った果汁を飲ませてくれる屋台や店がたくさんありました。
でもねえ、石榴っていったいどうやって食べたらいいのかよくわかりませんよねえ。
種のような実をそのままかじっても、食べられる所なんてこれっぽちですしねえ。
やっぱりお料理に使うのがいいかしら。
たとえばメイおばさんの定番石榴料理はこれです。
その昔、シアトルの新聞「The Seattle Times」で紹介されていた
「Pomegranate Chicken Wings」(石榴チキン)です。
チキンウィングに石榴ジュース、生姜、レモン、砂糖、醤油をからめて
オーブンで焼くだけなのですが
お皿に盛りつけた上から色鮮やかな石榴の実をパラパラとトッピングすれば
クリスマスを迎える冬の宴の華やかな一品になります。
ご紹介しますね、「メイおばさんの石榴チキン」
□市販の石榴ジュース 190cc
□醤油 125cc
□生姜 皮を剥いてみじん切り 大匙2杯
□ニンニク みじん切り 大匙1杯
□レモンの皮 みじん切り 大匙1杯
□お砂糖 4分の3カップ
□赤唐辛子 小さじ半杯
□レモンの搾り汁 60cc
□コーンスターチ 大匙3杯
□鶏の手羽元 24本
飾りつけに
□石榴の実 125cc
□小口ねぎの緑の部分 少々
1. 小鍋に石榴ジュース、醤油、生姜、ニンニク、レモンの皮、砂糖、トウガラシ、レモン汁、コーンスターチを入れて中火で火にかけます。
火にかけている間はかきまわし続けてくださいね。
2. とろみが出てきたら、火からおろし冷ましておきます。
3. オーブンを190度に予熱します。
4. 手羽元に2のソースをまんべんなくからませます。
5. 油を塗った天板の上に4の手羽元を並べます。
6. オーブンで30分焼いたら、手羽元の上下をひっくり返してさらに20分焼きます。
再びひっくり返して今度は10分焼きます。
手羽元の大きさにもよりますから様子を見ながら焼き時間は短縮してくださいね。
ひっくり返す時にはなるべく手羽元をソースにからめるようにします。
7. 焼きあがった手羽元をソースをからめながらお皿に移します。
8. さあ、いよいよ石榴の実の出番です!!!!
石榴の赤い実と緑色の小口ねぎをトッピングします。
チキン、そして赤と緑のコントラスト!
ねえ、これってクリスマスにもいいですよねえ。
ねぎの代わりに周りを緑で飾ってもクリスマス(笑)。
うん、決めました。
メイ家の今年のクリスマスチキンは「石榴チキン」です!!!
簡単で美味しくてきれいだし、、、、
ああ、肝心なことをお伝えしてなかった!
柘榴の実の外し方ですが
とても簡単な方法があります。
メイおばさん、これを発見するまではけっこう難儀していたんですよ。
でも、こうすれば気持ちよいほどにポンポン落ちて行きます。
とにかく叩いてくださいな(笑)。
中を割ってみるまでは熟し加減がわからないところが困るのですが
まあそれも「くじ引き」だと思うようにしています(笑)。
あまり熟しすぎよりは
このくらいの方が使いやすいです。
読んでくださってありがとうございました。
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