どんより曇った窓の外です。
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昨日の夕方はこんなに美しい夕焼けだったのに、、、
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それでもメイおばさん
Rain or shine、雨が降ろうが、晴れようが
窓の向こうの、この町の風景が大好きです。
たぶん、年がら年中見ている風景ではなくて
移動暮らしの身だからこその
限られた恵みだからなのでしょうか。
ところで
時差ぼけ解消策の一つは、なるべく早く日常生活を始めること。
そして、メイおばさんにとっての日常生活とは
面倒くさいなどとは言わずに
そして「メイ、疲れているだろうから外に食べに行ってもいいよ。」
などというメイおじさんの声に誘われたりせずに
いつものスーパーに買い出しに行って
キッチンに立って、二人で食べる料理を作ること。
というわけで、移動したその日から
何やらキッチンで立ち働いているメイおばさんです。
これ、メイ流に言えば「キッチンセラピー」です。
時差ぼけ解消ばかりか
悩みがある時だって、包丁を握ってトントン切ったり
お鍋をグルグルかき回したりしているうちに
気づけば、「悩み」がどこかに飛んで行っていたりもするのです。
さて、こちらは移動した日のお夕食風景。
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枝豆と、トマトスープと、一見人参に見えますが実はカボチャのサラダ、
そしてスパナコピタ(ほうれん草とフェタチーズのパイ、ギリシャ料理です。)
じつはどれもとっても簡単。
ところでこちら、どう見たって同じ物に見えますけれど
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ほうら、切り口が違います。
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左がズッキーニ、右がキュウリです。
日本と違ってこちらのキュウリはかなり太いの。
ズッキーニは今でこそお馴染みの野菜になりましたけれど
その昔は「謎の野菜」でした(笑)。
初めて出会ったギリシャで、大きなキュウリだとばかり思って
なんか違うな?と思いながらもサラダを作ろうとして
大失敗したことがあります。
とても生で食べられるものではありませんでしたからね(笑)。
しかも、日本語からではなく「zucchini」と言う文字から入ったものですから
しばらくは「ズッキーニ」ではなくて「ズッチーニ」だと思い込んでいて
お店で「ズッチーニありますか?」などと聞いてしまったこともあります(笑)。
もちろんお店のおじさんは「???」でしたけれど。
いつの間にやら、そんなズッチーニ、いえズッキーニもすっかり
日本でもお馴染みになりました。
メイおばさんの、ズッチーニ
いえまちがった、ズッキーニの食べ方は色々です。
なんたって特別な匂いも味もない個性のないお野菜ですから
おおよそ何にだって使えます。
細く切って天ぷら風にしてもいいし
パン粉をまぶしてフライにしてもよし
そのままオリーブオイルで両面を焼くもよし
茹でてもよし
パスタやリゾットに加えてもよし
和風煮物にもよし、、、、、
要するに便利屋さん(笑)。
今やすっかり慣れ親しんだズッキーニですが
アメリカのスーパーでは
まだまだ「慣れ親しんでいない???野菜」にも多々出会います。
そんなこともまた折々におしゃべりさせてくださいね。