メイおばさんの料理帖

「メイおばさんの宝箱」からはみ出してしまった料理や食べ物や食文化のお話を世界のいろいろな場所から楽しくお届けします。

夢を捕まえる羽根 ドリームキャッチャー

2019-01-18 05:35:54 | 旅行

メイおばさん、得意なものが少しばかりと

そうではないものがたくさんあります。

若かりし頃には「そうではないもの」を克服しようと

いちおう頑張ったりもしていましたが

この歳になればこう思うようになって来ました。

 

「できないことはできないもん。

 苦手なことは仕方ないもん。

 その分、得意なことで限られた時間を使った方がよくない?」

 

つまりこれって一種の、どころかまさしく「開き直り?」(笑)。

けれどもよくしたもので、家族はみんな「できる族」ですし

周りの友人たちも大方は「できる族」ですから

素直に助けてもらって、その分のお返しはメイおばさんの得意分野で

させてもらうことにしています。

なんて言っちゃって、さて、メイおばさんの得意分野って?

 

まあ、深いツッコミはこの際やめて先を続けましょう。

何を書こうとしてたんでしたっけ。

そうそう、今もメイおばさんの目の前で

エアコンの微風にフワフワと微妙に揺れているこれです、これ。

昨年12月、ヨーロッパの家族と一緒に過ごした

カナダのスキー場のお店で出会ったものです。

 

何種類かの色がありましたけれど

メイおばさんはやっぱりこれに手を伸ばしていました。

華やかな、ではなく年相応に(笑)落ち着いた色味のピンクです。

 

輪の中には細い糸で張られた美しい花(蜘蛛の巣ではありません!)

その一箇所に優しく輝く同じ色のビーズが一つ。

 

輪には同じ色のフワフワした羽が4つ。

そのどれにも、また同じビーズがついています。

 

 

お手製でお値段は8ドル99セント。

と言っても、カナダドルですから、日本円に直せば約740円。

決して安い!とは言えないかもしれませんが

メイおばさん的には買って大正解。

 

だって、PCに向かうたびに、これがエアコンの微風に

揺れながらメイおばさんの心をとても和ませてくれるのですもの。

 

フーッと一息ついて、コーヒーなど飲みながら眺めれば

家族と一緒に過ごした雪山での思い出が

まるで映画のように目の前に展開します。

 

さて、そんなカナダの羽根ですけれど

いまだに外すに外せない説明タグにはこんなことが書いてあります。

 

「Dream Catcher

 One of the most beautiful stories in American Indian Mythology.

 It is said that both good dreams and bad dreams circulate in 

 the night air.  the loop, its centre woven in a web-like pattern,

   allows the good dreams to pass through the web into the sleeper,

   but makes bad dreams become entangled in the web, whether

  they perish at the first light of dawn.」

 

う、うわ〜!

改めて読んでみたら、まあなんてロマンチックで素敵なんでしょう。

 

「ドリームキャッチャー」(夢を捕まえる)という名前からして

心にジーンと来ますよね〜。その先のアメリカンインディアンの神話という

部分を読み進めてみれば、、、、

 

夜の間にはいい夢と悪い夢の両方が潜んでいるんですって。

輪の中に張られた網は良い夢だけしか通さないのですって。

悪い夢はどうなるのかと言えば、みんな網に引っかかっちゃって

こちら側には来られないんですって。

そして夜明けと共に消えてしまうんですって。

 

ねえ、ちょっと素敵じゃない?

ロマンチックじゃない?

などといい年をしたメイおばさん、まるで少女のように

ウキウキドキドキしながら思うのでした。

 

「買って来てよかったなあ!」

 

そして、その後にまたもや難問にぶち当たるのでした。

 

「これってさあ、、、移動暮らしのメイおばさんの場合

 いく先々に持ってまわらなきゃいけないってこと?」

 

そして後悔するのでした。

 

「ああ、早く気づいて色違いのものでも3つ買っておけばよかったなあ、、、」

 

そして若い時、なじみに馴染んだキャロル・キングのあの歌が

頭の中を巡るのでした。

 

”It's too late, baby now, it's too late.”

(時すでに遅し) 

 

あっ、ごめんなさい。

これって全然「料理帖」じゃなかったわ〜。

せめてランチを食べた雪に囲まれたレストランの写真でも。

 


Happy New Year! 今年もEat well & Stay well

2019-01-11 21:35:48 | その他

皆さま、遅ればせですが

「明けましておめでとうございます!!」

ご挨拶が遅れに遅れてしまいましたが
どうぞ2019年が皆様にとって思い出に残る素敵な一年となりますように!

メイおばさん、イギリスからの家族を迎えて
ワイワイガヤガヤ賑やかで幸せな日々の中で
車で国境を越えてカナダにスキーに行っていたり、、、、

なんて言ったって
シアトルからまっすぐ北上して国境を越えればそこはもうカナダ。
車で3時間もかからないんですもの。
メイおじさんのオンボロのToyotaの車を
息子に運転してもらいましたよ。

自分の車でこちらの国からあちらの国へ行くなんて
日本ではなかなか考えられないことですけれど
なにせ陸つながりですから
パスポートさえあれば「国境越え」はとても簡単です。
まあ、そんなことも機会があればまた書かせていただきますね。

カナダから帰って迎えたシアトルの大晦日には
窓の外一面に次から次へと広がる大きな花火を見ながら
メイおじさんがこの日のために用意してくれた特別なシャンパンの栓を開けました。
そして中身を全て空けましたよ(笑)。

そして、ここアメリカの首都、ワシントンDCに
三が日の3日、早朝の飛行機でシアトルから移ってきました。

「移る」なんて言っても、なにせ大きなアメリカですから
西から東への国内移動だけでこんなです。

シアトルを発ったのは3日、木曜日の朝8時の便。
ワシントンに着いたのは同じ3日の午後4時、つまり16時。

えっ??
16マイナス8イコール8?
国内線なのに8時間???

いえいえ、ここにはカラクリがありまして
なにせこの大きな国には時差というものがあるのです。
どのくらいかと言えば、今、ここワシントンでは外も暗くなった
夕方の6時ですけれど、シアトルではまだ外も明るい午後3時。

ですから
朝の8時に発った飛行機がワシントンに着いたのは
シアトル時間ではまだ午後の13時というわけ。
つまり5時間の飛行時間。
(それにしても長いよねえ。)

あらあら、だいぶ「料理帖」から外れてしまいましたけれど
とにかく不精をしてしまった後の新年のご挨拶を!

今年も「EAT WELL, STAY WELL!(よく食べて楽しく健康に!)」で
まいりたいと思いますので、どうぞ皆さま、よろしくお付き合いくださいませ。

え〜っと、、、、、なんの写真を添えようかしら。
うん、やっぱりこれかな。

新年を迎えた2019年最初の日のシアトルで
メイおじさんとメイおばさんお気に入りの海辺に面したレストランでの
「Happy New Year!」ランチです。

地元シアトルの蟹を使ったクラブケーキとシャリシャリなオニオン。

定番のフィッシュ&チップス。

 

メイおばさん、お気に入りの三種のチャウダーの盛合せ。

 

メイおじさんは「三種」ではなくてど〜んとおひとつクラブチャウダー!

百聞は一見にしかず、、、などという便利な言葉をなぞりながら
ついつい写真をたくさん載せてしまいましたよ(笑)。

(相変わらず縦横が見苦しくてごめんなさい。早く何とかしなければ、、、)

水際にいるとホッと心が落ち着くメイおばさんは
やっぱりここで2019年をメイおじさんと一緒に祝いたかったの。

さて、もう一度、心あらたに

Happy New Year❣️

今日からはまた心を新たに、世界のあちこちから食と食文化についての思いを書き続けます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

皆さま、どうぞ良いお年でありますように!!