メイおばさんの料理帖

「メイおばさんの宝箱」からはみ出してしまった料理や食べ物や食文化のお話を世界のいろいろな場所から楽しくお届けします。

突然の帆立貝

2018-10-04 03:24:14 | レシピ

これ、昨晩のお夕食。

 

 

これには深〜いわけがありまして、、、、(笑)

 

メイおじさんが、何を思ってか

ホタテの貝柱をたくさん買って来たのです。

 

「メイ、いつでも使っていいからね。」

 

それってつまり、メイおじさん語では

「なるべく早く食べたいのだけれど料理してくれる?」

の同義語ですか?(笑)。

 

仕方ありません。

何とかしましょうと、まずは8粒をオーブンに入れてグリルし

(粒でいい? それとも8枚? 8個? 8柱?)

 

残る4つをバターを敷いたフライパンで

両面をソテーして

 4つだけでは、どう並べたところで格好がつかないものですから

軽くソテーしたパプリカで色味を添えたわけ(笑)。

 

赤道、いえ白い帆立の北は緑のパプリカ

南は赤のパプリカです。

どちらもオリーブオイルでソテーしています。

 

メイおじさんたら、自分はただ買って来ただけなのに

「ね、美味しいだろう?」と得意顔(笑)!

 

それに応えて

「ほんと美味しいね、買って来てくれてありがとう!」

とでも言えば、メイおじさん、ますますニコニコ得意顔!

 

何とも平和なお夕食でございましたよ(笑)。

 

主役を取り巻く脇役は

フレッシュトマトをたくさん使ったスープと

 

ハムと生クリームのフェトチーネ。

 

キッチンに立ってものの30分もかかりませんでしたけれど

なかなか美味しいディナーになりました。


ズッキーニどうする?

2018-07-07 15:02:34 | レシピ

東京暮らしで買い出しに行く地元のスーパーでも

最近はごく当たり前に棚に並んでいるこのお野菜。

 

 

その昔、地中海のある国で暮らしていた時に初めて出会って

ご当地版のキュウリだとばかり思って買ってきて

サラダを作ろうと思ってちょんちょんと切ったら

違う、違う、なんか違う、これキュウリじゃない!

生じゃ食べられない!

何これ?

 

それがメイおばさんとこのお野菜の最初の出会いでした。

その国の言葉では「コロキダキア」と呼び

 定番の料理は輪切りにしてオリーブオイルで両面を焼いて

「ジャジキ」と呼ばれるヨーグルトのディップと一緒にいただくものでした。

その名も「コロキダキアティガニタ メ イオルティ」。

 

それを英語で「zucchini」というものであることを知った時には

「ズッチーニ」だとばかり思っていました(笑)。

 

そんな時代の後に

今ではごく普通に東京のスーパーの野菜売り場にも

並ぶようになったこのズッチーニ、いえズッキーニは

ここアメリカでもごくごく一般的なお野菜です。

そしていつだってとてもお安く手に入る庶民的なお野菜です。

 

手元のレシートを見たら

3本で2ドル51セントでしたから

円にすれば1本90円ぐらい?

 

これが昨夜のメニューです。

 

よく冷やしたカボチャのスープと

 

「シャクシュカ」と呼ばれるイスラエルのお料理と

 

ズッキーニとミニトマトをたっぷり使ったパスタです。

この上にたっぷりのパルミジャーノをふりかけて

お味ににアクセントをつけました。

 

ズッキーニさんとトマトさんに

彩りも美しくパスタを覆ってもらうだけという

いつもながらのメイおばさんの手抜き料理です(笑)。

 

これまたチョー簡単でなかなか美味しい「シャクシュカ」についても

あらためてご紹介させていただきますね。

 

夏至を過ぎたというのに

まだまだ明るいお夕飯ですが

ゆっくりといただいている間に地球が回って

西の空が美しく染まり始めました。

 

これでやっと9時なんですからねえ。

日に焼けるわ(涙)。

 

 

読んでくださってありがとうございました。

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激安とうもろこしの変身

2018-06-06 11:13:23 | レシピ

さてさて、先日おしゃべりした

4つで1ドルの激安「とうもろこし」さんですが

早速どう変身したかと言いますと、、、、、

 

まずは皮を剥いて、実をそぎ取るところから始めたの。

実はこんな便利なものがあるのです。

どちらのタイプも優れもの。

楽にポロポロと実が剥がれます。

 

剥がれたコーンをカボチャとズッキーニと一緒に軽く茹でて

適当に生クリームを加えて

ブイヨンと塩&胡椒で味付けをして

あとはお馴染みのバーミックスタイプのブレンダーを容器の中で

上下に動かすだけという見事なまでの手抜きですけれど(笑)

これがけっこう美味しいんです。

 

この時期でしたら容器ごと冷蔵庫にいれて

食べる直前まで冷やすのもgood!です。

 

この縦長のブレンダーは使った後も簡単に洗えますし

なにしろ手軽ですから、いまやメイおばさんの必須アイテム。

とはいえ、いく先々に持って行くわけにもいきませんから

移動暮らしのメイおばさん、それぞれのキッチンに

ちゃんと常備しています。

 

季節がら今回は冷蔵庫でしっかり冷やしていただきました。

こんなワイングラスに入れれば

「eat」ではなくて、グラスから「drink」という感じ。

  もちろん定番はこちらですけれど(笑)。

簡単で、季節感があって、美味しいなんてサイコー!

しかも何たって4本で1ドル=1本30円もしないコーンです。

たくさん作って冷蔵庫に入れておけば

これからの季節、小腹が空いた時にチョコレートやキャンディーに頼るよりも

ずっとヘルシーで安上がりだと思いません?

 

 

 


キューピーちゃん、頑張ってます!

2018-04-20 04:36:02 | レシピ

なんか最近、外食続きで

なんか最近お野菜不足。

 

そろそろお野菜に活躍してもらいましょうかと考えて

早速作った「手抜きお野菜料理」とは?

 

はい、メイ家の定番

簡単にできて、そこそこに美味しくて

たっぷりお野菜が食べられるという良いことづくめ(笑)。

 

組み合わせはなんだっていいのです。

いちおう「お野菜」ならば(笑)。

 

この日は、マッシュルームと、ほうれん草と、ジャガイモと、小口ねぎ。

特別な物なんて、な~んにもありません。

 

要はお野菜をたっぷり使った玉子焼きです。

百聞は一見にしかず

どうぞご覧くださいませ。

 

こんな食卓になりました。

かなりボケボケですが、実際はぼけてなんかいませんでしたからね~(笑)

地味~に茶色一色なのはサーモンのフライです。

サーモンフライに添えたのは

タイのスイートチリソースと

粒マスタードと

胡麻ドレッシング+ケチャップ少々

という、これまたものすご~い手抜きですが

まあ、それなりに三つの味を楽しんで、、、、

 

ところでこの胡麻ドレッシングですが

良く見たらなんとまあ、両手を水平に広げた

お馴染みのこんな子がおりました。

 

どこにも日本語など見つかりませんが

裏の方のラベルには小さな字でこんなことが書いてありました。

 

「Original Japanese Restaurant Style

 Great on Salads, Cold Pasta, as Veggie Dip

 Slaw Mix or Marinade」

 

「オリジナルな日本レストランのスタイルで」

「サラダにも、冷たいパスタにも、お野菜にも、マリネーにもばっちり!」

 

ですって。

キューピーちゃん、アメリカでも頑張ってます。

 

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簡単おすすめ白いクッキー

2017-12-27 23:25:12 | レシピ

「簡単、きれい、おいしい」と3つ揃ったこのお菓子

メイおばさん、一年中焼いてますけれど

実は一番似合うのはこの季節。

クリスマスは過ぎてしまいましたけれど、大晦日にもお正月にもいい感じ。

 

「クラビエデス」というギリシャのクッキーです。

まるで粉雪が降ったようなクッキーです。

 

 形は真ん丸でも、玉子型でも、三日月型でもお好きなように。

 

百均あたりできれいな紙の箱を買ってきて

中にふわふわカラーペーパーなどしいてからクッキーを並べ入れ

上から茶こしで粉砂糖をパラパラとふりかけたりもすれば

なかなか素敵なプレゼントにもなります。 

 

必要なものはたったこれだけ。

□バター1箱+4分の1箱  

□砂糖 1カップ

□卵黄 1個

□プランディー 大匙1杯

□小麦粉 3カップ

□ベーキングパウダー 小さじ半分

□  粉砂糖 たっぷり

 

とっても簡単、1、2、3、4で終わりです。

 

1.バターを溶かしたところに、お砂糖1カップ、卵黄1個とブランディー大匙1杯を加えふんわり混ぜます。

お砂糖は普通の白砂糖でもグラニュー糖でもいいですが、ふるいで濾して入れてくださいね。

 

2.小麦粉を3カップとベーキングパウダー小匙半分をふるいながら加えて、まぜればもうタネのできあがり。

 

3.これを好きな形に整えて、クッキングシートを敷いた天板の上に並べて、170度で20分。

 

4.焼き上がったらまだ熱いうちに粉砂糖をまぶします。

 お皿に盛り付けた上に、粉砂糖の雪を降らせるとなお綺麗!

 

胡桃やアーモンドやピーナッツを刻んで混ぜ込むのもお勧めです。

ハワイで買ってきたマカダミアナッツのパウダーを加えたこともありました。

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石榴チキンでクリスマス

2017-12-23 23:40:57 | レシピ

春は5月のロンドンの

別に商店街でもなんでもない住宅地の小さな青果店。

働くのは威勢のいいお兄さんが二人

 

ここの店先で見つけたのがこんなもの

カップに入ってスプーンがついて

歩きながらでも食べられる石榴(ざくろ)の深紅の粒でした。

 

その昔、王女サロメが囚われの身のヨカナーンに恋をして

その唇の美しさを石榴の赤にたとえます。

 

“It is like a pomegranate cut with a knife of ivory.“

(お前のくちびるは象牙のナイフで切った石榴のよう。)

 

さてさてそんな美しい、そしてどこか怪しい石榴ですけれど

じゃ、いったいどんな風に使えるの?

 

ということで、今日のメイおばさん

クリスマスによく似合う石榴を使った一品をご紹介いたします。

シアトルの新聞「The Seattle Times」のレシピ記事で出会いました。

 

石榴とチキンウィングを使った目もあざやかな「石榴チキン」です。

 

チキンでしょう?

石榴の赤でしょう?

ね、クリスマスにぴったりだと思いません?

 

チキンウィングに石榴ジュース、生姜、レモン、砂糖、醤油をからめて

オーブンで焼いて、お皿に盛り付けた上からパラパラと石榴の実をふりかけるだけなのですけれど

とっても華やか、なかなか美味しくて

今やクリスマスに限らず、石榴を使ったメイおばさんの定番料理となりました。

 

ご紹介しますね、「メイおばさんの石榴チキン」

 

用意するもの

□石榴ジュース 190cc

□醤油 125cc

□生姜 皮を剥いてみじん切り   大匙2杯

□ニンニク みじん切り  大匙1杯

□レモンの皮 みじん切り  大匙1杯

□お砂糖  4分の3カップ

□赤唐辛子  小さじ半杯

□レモンの搾り汁  60cc

□コーンスターチ  大匙3杯

□鶏の手羽元  24本

 

飾りつけに

□石榴の実  125cc

□小口ねぎの緑の部分 少々

 

1. 小鍋に石榴ジュース、醤油、生姜、ニンニク、レモンの皮、砂糖、トウガラシ、レモン汁、コーンスターチを入れて中火で火にかけます。

火にかけている間はかきまわし続けてくださいね。

 

2. とろみが出てきたら、火からおろし冷ましておきます。

 

3. オーブンを190度に予熱します。

 

4. 手羽元に2のソースをまんべんなくからませます。

 

5. 油を塗った天板の上に4の手羽元を並べます。

 

6. オーブンで30分焼いき、手羽元の上下をひっくり返してさらに20分焼きます。

 

7.再びひっくり返して今度は10分焼きます。手羽元の大きさにもよりますから様子を見ながら焼き時間は適当に短縮してくださいね。ひっくり返す時にはなるべく手羽元をソースにからめるようにします。

 

8.焼きあがった手羽元をソースをからめながらお皿に移します。

 

9. さあ、いよいよ石榴の実の出番です!!!!石榴の赤い実と緑色の小口ねぎをトッピングしてください。

こんな風にポンポン叩けば実が落ちてきます。

メイおばさん、これを発見するまではけっこう苦労していたんですよ。

とにかく叩いてくださいな(笑)。

今年一番のいやな奴の顔など思い浮かべながらね(笑)。

 

チキン、そして赤と緑のコントラスト!

ねえ、これってクリスマスにぴったりでしょう?

周りを緑で飾ってもクリスマス(笑)。

 

外からでは熟し具合がわからないのが困るところですが

まあ、そこはなんとか年末宝くじでも買うつもりで(笑)。

 

Merry Christmas!!

 

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花より野菜!~オリーブのタプナード

2017-10-06 02:03:14 | レシピ

花より団子

あ、まちがえた、花よりお野菜!

 

買ってきたのはポットに入った土つきのバジルです。

これなら使う分だけ切って

時々水を差してあげればけっこう長持ちしますし

キッチンの隅っこに置いておくだけでもきれいです。

 

ふわっと香りも漂いますし

右のバジル君よりもずっとバジルです。

 

お野菜は何でも適当に

胡瓜、大根、アスパラガス、蕪、人参、、、、、、

 

バジルもきれいならお野菜もきれいです。

ただ大根を切っただけなのに

その表面までが美しい!

 

ちょっとアングルを変えてみれば、またまたいい感じ。

ただの胡瓜だってなんだか素敵です。

これがメイ流生け花、いえ生け野菜。

な~んて言って、ただ置いただけなんですが(笑)。

 

単純に生のまま手でポリポリ食べるサラダです。

上に飾られた不思議な葉っぱは

友が庭から届けてくれました。

でも、彼女自身も名前を知らないんですって(笑)。

表が深い緑で裏が濃い紫です。

一見柊(ひいらぎ)のようですが

柔らかくて全然痛くありません(笑)。

見た目にも良いアクセントです。

 

ディップは2種類。

ちょっと手をかけて作ったディップと

まるで手のかからないディップです。

 

手のかからないディップの方から先に言えば

いつものごとくお味噌と味醂とオリーブオイル。

 

手のかかる方はと言えば

こんな材料で作ります。

 

□ガーリック  2分の1片

□アンチョビフィレ  3枚

□ケッパー  大匙2分の1杯

□黒オリーブ  2分の1カップ強

□オレンジの皮  小匙4分の1杯

□レモンの皮     々

□オリーブオイル  30cc

□レモンの絞り汁  小匙1杯

□胡椒 少々

□ディジョンマスタード  大匙1杯

□マヨネーズ  4分の1杯強

□バジル  刻んで大匙1杯

 

これらを全部混ぜるだけ。

アンチョビやオリーブ、ケッパーに塩気がありますので

塩を振る必要はありません。

 

優に6人分くらいにはなります。

包丁でトントンと細かく刻んで混ぜてもいいし

すり鉢に入れてトントン叩いてもいいし

フードプロセッサーでスイッチONでもいいのです。

 

ちょっと気取って名付ければ「黒オリーブのタプナード」

タプナードとはフランス南東部、プロヴァンス地方が発祥のペーストです。

 

手がかかろうが、かかるまいが

どちらも、いつでも、大人気。

まるでウサギさんになったようにポリポリシャキシャキ

お野菜をおいしくたくさん食べられます。

緑のオリーブで作れば「緑オリーブのタプナード」になります。

こちらもなかなか素敵です。

 

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丸か四角か 上か下か~帆立貝とオレンジのサラダ

2017-09-29 23:48:19 | レシピ

こんな料理本で出会って

 

う~ん、きれい

う~ん、おいしそう

う~ん、かんたん

 

三拍子そろえば作らぬわけにはまいりません(笑)。

 

実際きれいで

実際おいしくて

実際かんたんでした。

 

帆立貝とオレンジのサラダです。

一件モツァレラチーズ?と思うぐらいに

だいぶ小ぶりの帆立貝ですが(笑)。

 

用意するものはたったこれだけ

6人前ですから、人数に応じて

適当に少なくしてくださいね。

 

□エシャロット  1個  (玉ねぎでも代用できます。)

□シェリービネガー 大匙3杯半 (白ワインビネガーでも代用できます。)

□オレンジの皮  細かく刻んで小匙1杯

□オリーブオイル  2分の1カップ + 大匙2杯

□帆立貝  16~20個ぐらい 

□フリッセなどの葉野菜  約130グラム (適当でいいです。)

□オレンジ  4個

 

1.        エシャロット、ビネガー、オレンジの皮のすりおろしを併せてドレッシングを作っておきます。5~10分ぐらい寝かせるとよい具合に馴染みます。

 

2.        そこへオリーブオイルを加え、塩、胡椒でお好みの味に調整します。

 

3.        帆立貝の両面に塩と胡椒を振り、中火に熱したフライパンに大匙2杯のオリーブオイルを入れ、帆立貝に火を通します。

2~3分してきれいな焼き色が付くまでは動かさずにじっと我慢(笑)。

 

4.        次に上下をひっくり返して1~2分。注意することはフライパンにいっぺんにたくさんの帆立貝を入れすぎないようにすること。帆立貝はラッシュアワーが苦手です(笑)。

 

5.        両面を焼いた帆立貝をお皿に移しておきます。

 

6.        洗って水けを切ったフリッセを大きなボールに入れて、塩と胡椒を振り入れてさくっと混ぜ合わせます。

 

7.6のフリッセをお皿に移し、オレンジと帆立貝をのせ、帆立貝を焼いた時にフライパンに残った油と2のドレッシングをまわしかけます。

 

これ、もともとは「Frisee with seared scallops and blood oranges」

(フリッセと帆立貝とブラッドオレンジ)

という料理です。

 

フリッセというのはシャキシャキ感と軽い苦味のある葉野菜ですけれど

フリルレタスなどの他の緑野菜でもいいし

ブラッドオレンジは普通のオレンジでもOK.

 

だってねえ

ブラッドオレンジという果肉が紫色のオレンジ

メイおばさん、なかなか馴染めませんよ。

ブラッド(血)なんてねえ。

 

緑の上にオレンジと帆立貝

簡単できれいでおいしい一品です。

 

けれども、、、、、、

 

盛り付け方によってこんなに違っちゃいます。

丸いお皿か、四角いお皿か

帆立が上か、オレンジが上か(笑)。

これもまた料理の面白さ。

盛り付けのマジック。

 

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プーさんのリンゴと胡桃のタルト

2017-09-20 21:12:03 | レシピ

クマのプーさんのお話、読んだことがあります?

もちろん主人公はプー(Winnie-the Pooh)。

蜂蜜が大好きな、のんびりやのクマさんです。

おうちに蜂蜜を入れた壺を溜めこんでいます。

そして、11時になるや「ちょっとひとくち」と蜂蜜をなめるのです(笑)。

 

お友達がたくさんいます。

森のはずれの高台に住んでいる少年のクリストファー・ロビン(Christopher Robin)とか

小さくて気の弱い子豚のコブタ(Piglet)とか

ひねくれもののロバのイーヨー(Eeyore)とか

砂地の土手の穴に住んでいるお利口なウサギ(Rabbit)とか

カンガルーの親子のカンガ(Kanga)とルー(Roo)とか

きかん気の強い虎の子供のトラー(Tigger)とか、、、、、

 

「クマのプーさん(Winnie-the-Pooh)」は

今から90年以上も前にイギリスのミルンおばさんが書いた子供向けの物語。

と言ったって、大人が読んだって心がほのぼのとする素敵なお話です。

 

ディズニーがアニメ化してからはますます人気がでて

浦安のディズニーランドにもたしか長い行列のできる「くまのプーさん」の

アトラクションがありましたよねえ。

 

おしゃべりがついつい長くなってしまいましたけれど

今日のメイおばさん、何を言いたかったのかと言えばこれ!

 

「リンゴと胡桃(くるみ)のタルト」です。

 

この超が付くほど簡単なタルトを焼く時には

いつもプーさんとウサギさんの顔が浮かびます。

 

だってお話の中にこんな箇所があるんですもの。

 「Pooh always liked a little something at eleven o'clock in the morning, and he was very glad to see Rabbit getting out the plates and mugs; and when Rabbit said, “Honey or condensed milk with your bread?” He was so excited that he said, “Both,” and then, so as not to seem greedy, he added, “but don’t bother about the bread, please.」

 プーはいつも午前11時にはおやつをちょこっと食べるのが好きでした。そこでウサギがお皿やカップを用意するのを見るととても嬉しくなりました。ウサギが「パンには蜂蜜?それともコンデンスミルク?」などと聞いてくれようものならもうとっても嬉しくなって「両方!」などと言ってしまってから、これじゃ食いしん坊丸出しじゃないかと気づいて「あの~、でもどうかおかまいなく」などと言うのでした。(メイおばさんの勝手な意訳)

 

メイおばさん、ここを思い出しながら

ちょこっとこんな「プーさんタルト」を作ります。

 

ほんと簡単!

しかもおいしいの!

これさえあればすぐできます。

 

市販のタルト台 1個

リンゴ(紅玉とかグラニースミス系)  2個

グラニュー糖 大匙3杯

コンデンスミルク 2分の1カップ(チューブのものならちょうど絞りきるぐらい)

薄力粉 大匙4杯

玉子 1個

溶かしバター 30グラム

胡桃(くるみ) 2分の1カップ

 

①   リンゴは皮をむいて芯を取り、縦に薄切りにしてグラニュー糖をふりかけてざくっと混ぜ合わせます。

 

②   ボールにコンデンスミルク、薄力粉、溶かしバター、玉子を入れてよく混ぜます。

 

③   タルト台の上にリンゴと胡桃を重ねます。

 

④   上から②をまわしかけます。リンゴの隙間を埋めるように、またリンゴの表面を覆うようにまんべんなく丁寧にかけてください。

 

⑤   160度のオーブンで40分焼きます。

 

ね、簡単でしょ?

すぐできるでしょ?

 

 

気が向くと焼いてキッチンテーブルの上に置いておきます。

すると、知らないうちにどんどん小さくなって行きます。

どうやらメイおじさんも大好きなようですよ(笑)。

 

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シュニッツェルがあまりに色気がないもので、、、

2017-09-07 07:25:26 | レシピ

シアトルといえばここ!

というぐらいにその名を知られた

アメリカ最初の公設市場、「パイクプレースマーケット」で

何にしようかウロウロするのは

メイおばさん毎度のこと。

 

そんな時に、ちょうど最後の二切れに出会ってしまいました。

延ばしたように薄い仔牛肉です。

もちろん「ウィンナシュニッツェル」用。

出会ったが最後、もうこれで行くしかありませんよね(笑)。

 

「お肉はあまり、、、、、」などとのたまうメイおじさんも

シュニッツェルならいつでもOK。

 

おまけにこのお肉、叩いて薄く延ばす必要もありません。

なんたって最初からシュニッツェル用ですからね(笑)。

 

こんなに簡単な料理、そうそうありませんよ。

トントンと麺棒で叩きながら薄く延ばして

(しかもこの場合は最初から延ばしてある!)

包丁でとんとん筋を入れて

塩と胡椒と溶き玉子、そしてパン粉の定番コース。

 

あとはフライパンに薄くでもなく

たっぷりでもなく油をひいて

薄いお肉の両面をパン粉が色づくぐらいまで焼くだけです。

 

メイおばさんはいつものごとくオリーブオイルを使いますが

最後の段階でバターを加えます。

あとはお皿に移すだけ。

 

なのですが、、、、、

 

この料理、やたら見た目が地味なんですよねえ。

ライムとレモンで少しばかり色を添えましたけれど

まだジミーさん(笑)。

 

さてさて、この地味な色の付け合せには何がいいかしらと

冷蔵庫の扉を開けてしばし考え込むメイおばさん。

 

その結果がこうなりました。

この土壇場の思い付き、なかなか良かったの。

 

残り物のメロンの上に

残り物のハムを置いて

こんな風に長い串をさして

こんな風にリボンをつけて

こんな風に隙間をレモンの黄色とライムの緑とオリーブの黒で埋めてみれば

なかなか可愛いじゃありませんか!

 

トッピングは冷蔵庫の中でほとんど忘れられていたレリッシュです。

レリッシュというのは刻んだ胡瓜のピクルスのようなもの。

 

馬子にも衣装!

1200円の地味なシュニッツェルには

100円もしない華やかな介添えを!

 

テーブルの上のお仲間は

ピーマンと紫キャベツと緑キャベツのソテーと

オニオンたっぷり&人参少しのオニオンスープと

前日の残りのハッシュブラウン(ジャガイモの細切り)とアボカドを

ざくっと混ぜて、チーズをONして

ちょこっとオーブンで焼いたもの。

 

苦肉の策にしてはなかなか美味しいディナーとなりましたよ。

ほっ!

 

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