メイおばさんの料理帖

「メイおばさんの宝箱」からはみ出してしまった料理や食べ物や食文化のお話を世界のいろいろな場所から楽しくお届けします。

初めての「菊乃井」体験

2018-01-31 01:36:10 | レストラン

「様々な伝統、美術が根付き、多様な文化を育む京都東山。

八坂神社近く高台寺の緑に包まれた清閑な地にXXXはございます。

先祖は、代々、豊臣秀吉の妻・北政所が茶の湯に使った、

菊水の井を守ってきた茶坊主で、大正元年、料理屋として創業致しました。」

 

ここまで読んで「XXX」がどこかがわかるとしたら

あなたはかなりの和食文化通(笑)。

 さあ、先を続けますよ。

 

「料亭は大人のアミューズメントパークです。

お越しいただいたお客様に

時間と空間全てを楽しんで頂きお喜び頂けるよう、

景色や庭の佇まい、床の間の軸や花、空間全てに拘り、

これ以上無い素材、最高の技術でお料理をご提供させていただきます。」

 

まあ、老舗も老舗、大老舗の料亭が「アミューズメントパーク」と来ましたよ。

いきなりカタカナですからね。

何て斬新な発想かしら。

 

「京都の四季の風雅、四季が恵んでくれるおいしさを

是非お楽しみくださいませ。

心を尽くしてお迎えさせて頂きます。」

 

そんな、メイおばさんごときにはかなり敷居の高い

憧れのお店に行ってきましたよ。

いえ、京都の本店ではなくて、東京は赤坂の支店ですが。

 

「行ってきた」なんて、さも大人ぶって言ってますが

実は何を隠そう、まさかのご招待。

どこかと言えば、はい、恐れ多くも赤坂の「菊之井」でございます。

 

和紙に書かれたメニュー、いえ「御献立」をいただいて

ひとつひとつを丁寧に、時間をかけて味わっていきます。

 

饒舌は似合いません。

解説は野暮です。

どう美味しいかなんて御託を並べずに

ただ謙虚に、静かに、ゆっくりと味わって

素直に「おいしい!」と小さくつぶやきます。

 

頃合いを見計らった絶妙なタイミングで

カウンターの向こうの板さんが

音も立てずに新しいお皿を目の前に置いてくれます。

 

カウンター越しのおしゃべりはほとんどありませんが

質問をすれば丁寧に答えてくれます。

 

お値段なんて無粋なもの、どこにも書いてありゃしませんが

メイおばさん、好奇心に耐えかねて、翌日ネットで調べた○万円に

もうびっくり仰天なんとやら。

こういう大人の(笑)世界があるんですねえ。

しかも私たちの右側にお座りになっていたのは女性の2人組。

いかにも慣れた様子でくつろいで召し上がってらっしゃいましたよ。

極上のお酒をいただきながら。

 

御献立、書いてみましょうか。

まるで漢字の勉強みたい。

 

猪口、 赤蕪蒸し海老餡かけ 山葵

八寸、 手綱寿司 貝柱唐墨粉焼 菜種辛し和え

    助子落雁 蕗の薹味噌漬け 梅豆腐

    黒豆 のし梅 花山葵

向付、 河豚薄造り 皮湯引き 薬味 ポン酢

    小鮪 辛子 黄身醤油 

蓋物、 百合根饅頭 鵜つみれ フォアグラ トリュフ飴

    青味大根人参結び

焼物、 牛肉つけ焼 辛味大根 フェンネル土佐酢和え

中猪口、柚子と山葵のソルベ

酢物、 三宝柑雲子蒸し 唐辛子 ぽん酢

強魚、 鰤しゃぶ 聖護院蕪 九条葱 橙 ぽん酢

御飯、 すっぽんうどん 葱 柚子

水物、 チョコレートアイスクリーム 焼きりんご 

    又は抹茶アイスクリーム 白玉 小豆

 

「名にし負う」菊乃井様体験でございました。

そんな所でカメラで写真を撮るなんて、まったく粋とは言えません。

わかってはいたのですが、ひそやかに、撮らせていただきましたよ。

 

一度は夫さんを連れていってあげたいけれど

メニューを全部英語で説明するのは、、、、、、たぶん、いえ絶対無理。

 

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テーブルセッティングの秘訣

2018-01-30 01:31:07 | 食文化

ん、も~っ!

またしても信じられないことが起きました。

なぜかしら、最近時々起こるの。

イおばさんが何か間違った操作をしているのかもしれないのだけれど

せっかく書いた記事が突然消えるのです(涙)。

 

もうがっかり。

とりわけ「うん、今日はなかなかよくできた!」

などと思う時はなおさら凹みます。

 

慶應病院のレストランのカレーのことを書いたはずなのに

み、み、みごと消えました。行方不明です。

もう今から書き直す気力はありません。

 

でもなんだか空白が続くのも寂しくて

ちょうど二年前に書いた記事を引っ張り出してきましたよ。

2016年1月29日にアップしたものです。

ま、2年もたてば、一回り、いえ二回りまわって

それなりに新鮮かも(笑)、などと思ってあきらめて。

ということでさあまいりましょう。

「メイおばさんの料理帖」2016年1月29日バージョンです。

ーーーーーーー

「趣味は何ですか?」とでも聞かれたら

年甲斐もなくちょっぴりはにかみながら

こんな風に答えるかもしれないメイおばさんです。

 

「泳ぐことと、旅をすることと、料理を作ることと

食べることと、飲むことと、読むことと、

ぼーっとすることと、映画を見ることと、

家族と過ごすことと、ひとりでいることと、友達と会うことと、、、、」

 

要するに下手の横好き、多趣味の浅さ(笑)。

そんなリストに、最近、新顔が加わりました。

何かと言えば「モデルルームを見ること」のダイニングテーブルを見ること。

 

なるほど、こんな色使いで

こんな小道具を使って

こんな風にレイアウトするのか、、、、フムフムと(笑)。。

 

乙女チックなピンクだったり

 

ベージュと白の大人のエレガンスだったり。

 

見ているうちに共通していることがわかりました。

題して「テーブルセッティングの秘訣」!

 

その1:色のトーンを決めて、テーブルの上に置く物をできるだけそれに合わせること。

 

その2:同系色のトーンの中に、上手に差し色を使ってアクセントをつけること。

 

その3:テーブルリングを活用すること。

 

どうでしょうか?

ことさらお金をかけなくたって

あるもので、あるいは百円ショップの雑貨でだって

けっこう素敵なテーブルができそうですよね。

 

メイおばさんも、アメリカでは「Pier 1 Import」

日本では「ダイソー」などを結構利用していますよ(笑)。

 

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一日中アメリカン

2018-01-26 01:31:08 | 日記

「4年ぶりの大雪で、東京も20センチを超える積雪を記録した。」

などと言われたその名残の中

残る雪に足をとられないようそろそろと出かけたのは

アメリカと日本の国旗が並ぶ場所

「東京アメリカンクラブ」です。

 

神谷町、または麻布十番から歩きます。

アメリカではよく見られる会員制のクラブですが

目下3分の1ぐらいはアメリカンのメイおばさん(笑)

時たまここにやって来ると、3分の1が2分の1

いえ3分の2ぐらいの気分になって

なぜかリラックスするのです。

 

そんな場所で仲良し友2人とのランチです。

3人寄ればなんとやら

しかもこの2人も気分はかなりアメリカンですから(笑)

慣れ親しんだ雰囲気の中でみごとにお喋りがはずみます。

 

今日いただいたのはハンバーガー。

ね、思いっきりアメリカンでしょう?

 

サラダはブッフェで取り放題マイサラダを作ります。

ドレッシングは6種類。

ここらへんもアメリカン。

 

聞こえてくるのもほとんど英語。

あれ、ここどこだった?と、ふとわからなくなる不思議空間。

 

よくしゃべったなあ

よく笑ったなあ

時にしんみりしたりもして

 

友とのそんな時間を思い出しながら

目下聞いているのは、ガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」

この曲もまた思いっきりアメリカンで

メイおばさんの大好きな曲です。

 

なんだか今日は一日中アメリカン(笑)。

里心がついてちょっとホームシックです。

 

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ピンク ピンク ピンク

2018-01-20 00:20:22 | 器、キッチン

何色が好きですか?とでも問われたら

少し気取って「ベージュです。」とか「ダークブルーです。」とか

答えれば年相応の落ち着きがあっていいのでしょうが

 

メイおばさん、年甲斐もなく言っちゃいそう。

 

「あ、あの~、ピンクです。」

 

そんなところに持ってきて

先ほど届いたのはこんなピンクピンクの写真です。

 

百聞は一見にしかず

まずはご覧くださいませ。

メイおばさん、アメリカ暮らしの間は

しょっちゅう店内をうろうろしている

センスあふれるキッチン雑貨のお店「Sur La Table」です。

 

このお店、元はと言えばシアトルが発祥ですけれど

今では全米にあると言っていいぐらい。

 

しかも困ったことには

シアトルの家からもワシントンDCの家からも

歩いて行ける所にお店があるものですから

ついつい「遊びに」行ってしまって、、、、

 

しかも、日本では見られないような面白グッズが

たくさんあるものですから

メイおばさん、ついつい買ってしまって、、、、

時折後で反省します(笑)。

 

ちょっと思い出すだけだって

ポーチエッグを作るキットだとか

トウモロコシの髭取りとか

サクランボの種抜き(正確に言えば種飛ばし)だとか

お野菜がグルグルとパスタのように渦をまいて出てくる道具だとか。

時に気が向けば「お料理教室」にも参加しています。

 

そんな風に深~い縁のあるメイおばさんには

「Sur La Table」からしょっちゅうメールが届きます。

 

新製品のお知らせだとか、セールのお知らせだとか

レシピの紹介だとか、etc.etc.

 

一番最近はなんとピンク! ピンク! ピンク!

やっぱり黒づくめよりは、ラララと気分が明るくなりますし

キッチンのピンクってなかなか可愛いものですし、、、、

 

というわけで

バレンタインを前にした「Sue La Table」の

ピンクキッチン雑貨をご紹介しました。

 

はい、メイおばさん的にはかなり好きなのですが

メイおじさん的にはたぶん

 

「メ、メ、メイ。このシックなキッチンにそのピ、ピ、ピンクは

 ちょっ、ちょっ、ちょっとアレじゃない?

 もう若くはないわけだし、、、、」

 

でございましょう(笑)。

 

ちなみにこちらはイギリスのウィリアム王子の御家族

キャサリン夫人と長女のシャロット王女です。

やっぱりピンク ピンク(笑)。

 

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籠弁当の魅力

2018-01-14 11:57:48 | 食文化

時は遡って昨年の花見どき

我が家でのお花見パーティーの1週間前に

友からこんなメールが全員に届きました。

 

「さて、お花見の会ですが、お弁当の件で提案です。

もし、お弁当を手配なさるようでしたら候補に入れてください。

お友達と文楽を見る時にいつも用意しているものですが、銀座松屋に三友居というお店があります。京都が本店の料理屋さんです。

その竹籠弁当(3780円)がお薦めです。

都内で二万円以上ですと配達もしてくれます。」

 

メイおばさんたら一瞬ギョッ。

え?たかがお弁当に3780円ですか~!!

 

とはいえ

みんなが「いいね」「いいね」「いいんじゃない?」などと言っている時に

ひとりで「あの~、ちょっとたかがお弁当に高すぎるんじゃありません?」

なんて言えやしませんよ(笑)。

 

そして届いたのがこの「お花見竹籠弁当」6個でした。

 目で見て、味わって、すぐに反省しましたよ。

「え?たかがお弁当に3780円ですか~!!」なんて思ったことに(笑)。

 

これ、たぶんお値段だけの価値はあります。

何がって、とにかく手が込んでいます。

丁寧に作られています。

とても上品なお味です。

さすがの京風お弁当。

蓋を開けるとふわ~と山椒と梅の香が漂います。

 

メイおばさん、一口味わうたびに手元の小さなノートに書いていきましたよ。

はい、だいぶ大雑把ですが(笑)。春のお弁当の中身はこんなものでした。

 

筍ご飯

かぼちゃ

さやえんどう

里芋

卵焼き

牛蒡の牛肉巻き

海老

湯葉

蕗の天ぷら

かまぼこ

蓬麩

桜の葉で包んだ小鯛寿司

鮭の山椒焼き

紅白なます

鯖と鰤の燻製

おたふく豆

かんぱちと鯵のお造り

 

いつものお仲間に新顔が加わって

今度は新年を祝う会。

あるいは籠弁当を食べる会(笑)。

飲み物なんて事前にこんなに届いちゃってみんなやる気満々です。

デザートも持ち寄り。

 

メイおばさん、相変わらずの粗忽もので

お花見の時のようにせっせと何かの裏に中味をかきとめたメモが

どうしても見つからないのですが(涙)

この際、「新春籠弁当」のお写真だけでもご覧になってくださいませ。

 

籠弁当、たまには清水の舞台から飛び降りたつもりで(これまた古い?)

みんなで楽しくいただくのもいいのですが

困ったことがないわけではありません。

 

もったいなくて捨てるに捨てられない籠がどんどんたまっていくのです。

スーツケースに詰め込んで

せっせとアメリカの家に運んでいますけれど

まだどんどんたまっていくのです。

 

「どうぞお持ち帰りになってくださいね。」

とお声掛けしても、やっぱりたまっていくのです。

これだけが見てよし、食べてよしの「籠弁当」の悩みです。

 

ちなみに、アメリカではこの籠を使って

お料理をお出しすると、とても喜ばれます。

どこで買ったの?なんて言われます。

 

おひとつお持ち帰りになります?

お花をさしてもいいですよねえ、などと言うと

え、いただいていいんですか、とばかりに客人の目が輝きます。

 

エキゾチックなんでしょうねえ、たぶん。

やっぱりまたスーツケースに入れて運びましょうかねえ。

それにしてもどこ行っちゃたのかしら、メイおばさんのなぐり書きメモ。

  

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しゃぶしゃぶビューティー?

2018-01-08 18:04:44 | 食文化

えっ、クリスマス?
えっ、大晦日?
えっ、お正月?
えっ、三が日?
えっ、成人の日?

てな具合に、こちらの意思とは関係なく
時間がどんどんと過ぎていきます。

ということは、、、、、

「どんどん成長していく」と言えば聞こえはいいですけれど
裏を返せば「どんどん老化または退化していく」ってこと?(涙)。

とりわけメイおばさんぐらいの年になると
ついついそう思ってしまうのは、一種の「ひがみ」?(笑)。

ところで
この「えっ、えっ、、、、」の時期に、なぜか外食の機会が増えるのは
私たちの「忘年会文化」「新年会文化」のせいでしょうか(笑)。

今日はそんな文化の中で出会った「なかなかいいんじゃない?」のレストランその1をご紹介します。

何がいいのかと言えば、ロケーションと雰囲気と、お料理とお値段。

その名はずばり「らぶ」。

と言ったって、「LOVE」ではなくて「羅豚」。
黒豚しゃぶしゃぶのお店です。

友に連れられて初めて行ったその場所は、JR有楽町駅の斜め前
銀座の風景が窓の向こうに広がる「ギンザ・グラッセ」ビルの10階でした。

サラダやお惣菜やデザートや
ビールやワインやコーヒーやソフトドリンクなどが
自由に食べ放題、飲み放題。

これにメインの黒豚しゃぶしゃぶが付いて
ご飯の種類を選んで2400円(税込)=21ドルだなんてアンビリーバボー!

アメリカでは考えられないわ。
もしもアメリカにあったらきっと順番待ちの大行列(笑)。

分厚いステーキを食べてきた皆さんが
油を使わずに薄切りポークを美味しくいただくという「しゃぶしゃぶ文化」を体験したら
きっとこう呟くのではないかしら。

「そうか、だから日本の女性はスレンダーなんだ!
シャブシャブビューティーなんだ!」(笑)


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怒られてもいいぐらい

2018-01-06 23:09:32 | びっくり!

子どもの頃、食卓の上に並んだおかずをお箸でつまんでは

あっちへやったり、こっちへやったりしながら

お皿の上にお絵かきをしたり、工作をしたりしていると

いつも母から怒られました。

 

「メイ、食べ物で遊ぶのはやめなさ~いッ!!」

 

それからもう○十年、今では怒ってくれる母もいませんが

メイおばさんの心の中にはしっかりとその教訓

いえ、叱られた時の思い出が残っていますから

食べ物で遊ぶなんてこと怖くてできやしません(笑)。

 

だから思うんです。

こんなことしちゃっていいの?って。

 

レモンの変身

 

葡萄の変身

 

お豆の変身

 

ショートパスタの変身

 

ローズマリーの変身

 

ラズベリーの変身

 

でも、怒られてもいいぐらい楽しいですよねえ(笑)。

 
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今年最初の満月に飲むビール

2018-01-04 00:58:53 | グルメ

お月様が大好きです。

日に焼ける心配もありませんし(笑)。

あっけらかんとした明るいお日様とちがって

日ごとに形を変えながら夜空に現れます

見上げれば時の移ろいがわかります。

 

ですからいつも、こんな物を手元に持っています。

月齢カレンダーです。

 

今夜の窓の外に浮かぶ月はまんまるでした。

もしや満月?と思ってカレンダーを見れば大当たり。

まさに満月の夜でした。

 

本当は庭にでも出て、あるいはベランダで

心地よい椅子などに座って、満月の光を浴びながら

いただきたかったのですけれど

ぶるぶる震えながら飲むビールなんて

ちっともさまにならないし、美味しくないでしょうから

ぬくぬく暖かいお部屋の中で

ガラス越しにお月様を眺めながらの立ち飲みに変えました(笑)。

 

お月様を見ながら飲むならやっぱりこれ

メイおばさんのお気に入りの「Blue Moon」です。

 

まさかの地元のスーパーの棚に見つけて

すぐさまカゴに入れました。

 

シナモン、ピーチ、カプチーノ、ブラックベリー、ハニー、、、、、

アメリカならば季節ごとにいろいろな種類が出るのですけれど

そんな贅沢は言えません。

 

こんなのも好きなんですけれど

 そんな贅沢は言えません。

 

お値段だってこれまた贅沢なんですけれど

そんな文句は言えません。

なんたって今夜は今年最初の満月なんですから。



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母は嬉しかったです!

2018-01-01 23:48:15 | 家族

あけましておめでとうございます。
いよいよ2018年の幕が開きましたね。
「Eat well and stay well!」
どうぞ良く食べて、健康な一年でありますように!

メイおばさんが子供の頃は
新年を迎える前の「年の暮」は、まるでお祭り騒ぎの忙しさでした(笑)。

母と祖母が割ぽう着をつけて終日台所で働く脇で
届いたばかりのつき立ての大きな板のようなお餅を
固くなってしまう前に小さな長方形に切って行くのが父の役目でした。

そんな大人たちの様子に
私たち子供は、すぐ眼の前まで来ている「お正月」を感じて
ワクワクドキドキと胸を躍らせたものです。

「母から習ったおせちを作ろうと思っても
お正月に日本に居合わせないことも多くなり
我が家のおせち料理は
今ではすっかり娘の出番となりました。」

 「お料理上手なお義母さんからしっかりと手ほどきされて
今年も娘がこんな『おせち』を作ってくれました。
蒲鉾以外は全部手作りです。」

 そんなことを書いたのは2年前のお正月。

今では私も娘も海外暮らしとなってしまって

この特別な日に東京の家に集まっておせちのお重を囲むなどという

幸せ時間は叶わぬ夢になってしまいました。

2年前、日本にいた私は
娘の手料理おせちに箸をつけるのももったいなくて
ぱちぱちと写真を撮ってから
一品、一品をよく噛みしめて味わいました。



市販のおせちのように濃い味ではなく
素材を生かして、ほんのりと丁寧に作られていました。



「美味しい、美味しい」と言いながら
あの小さな子がここまでになったかと思うと
メイおばさん、ちょっと涙目になり
それを気づかれないようにと顎を引いて噛みしめる
嬉しい日本のお正月でした。

 

良い思い出は、心の中の一番大事な箱の中に入れておきます。

逆に、悪い思い出は早々に心の中から追い出しちゃいます。

そうしたこともまた、ここまでの長い人生で学んだ「生活の知恵」です。

 

Happy New Year!!

良いお年を!


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