マキペディア(発行人・牧野紀之)

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pdf鶏鳴双書5の発売

2013年02月25日 | 読者へ
 pdf鶏鳴双書5として『合本・鶏鳴』1-12号を発売しました。
 2枚組で3000円(税送込み)です。

合本・鶏鳴1(1~15号)
合本・鶏鳴2(16~30号)
合本・鶏鳴3(31~45号)
合本・鶏鳴4(46~65号)
合本・鶏鳴5(66~77号)
合本・鶏鳴6(78~89号)
合本・鶏鳴7(90~101号)
合本・鶏鳴8(102~113号)
合本・鶏鳴9(114~125号)
合本・鶏鳴10(126~137号)
合本・鶏鳴11(138~149号)
合本・鶏鳴12(150~170号)


 大した成果を上げられなかったとは言え、70年代の熱を帯びて始まった我々の鶏鳴運動の記録ではあります。

 今では雑誌『鶏鳴』は、実質的には、ブログ「マキペディア」とその読者に受け継がれていると思います。

お申込み方法は2つあります。

 ① 〒振り込み
  口座番号、00130 - 7 - 49648
  加入者名、鶏鳴出版
  ★ 通信欄に購入希望の商品名を書く事を忘れないようにして下さい。

 ② ゆうちょ銀行口座を持っている方は振り替えも出来ます。
  記号 10180、番号 1889 5201
  名義、牧野 紀之
  ★ 送金後に「購入商品名、注文者の氏名・住所・電話番号」をメールでお知らせください。メルアドは uhk87659@nifty.com

 2013年02月25日
                        牧野 紀之

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鶏鳴出版
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下ノ畑ニ居リマス (Fixstern(フリー講師))
2013-03-26 01:04:54
pdfになった「鶏鳴」を20年分、流し読みした。90年代初頭の「共同生活」の始まりと破綻の経緯を知って、しばし感慨に耽る。
その頃、といっても1992年頃のことだが、25歳になってなお大学生だった私は、留年によって生じた有り余る時間を使って、大学の「ドイツ語文化研究」という講座(選択科目)をとったり、そこに出てきた思想家、特にハーバーマスをはじめとする「フランクフルト学派」の本を読んだり、英語やドイツ語の勉強をしたりといった、地味で内向的な日々を過ごしていた。登山やアルバイトや飲み会に明け暮れていた日々も遠くなりかけていた。卒論を書いたのはこの年。改めて大学院に入るのは、さらに2年後――1994年のことである。
鶏鳴双書に「ヘーゲル研究入門」というのがあって、ドイツ語原文と設問が載っていた。松村一人や船山信一の翻訳を参照しながら取り組んではみたものの、さっぱり。鶏鳴カセットという授業記録があるというので、全20巻あまりあるうちの半分ほど、10巻分を申し込もうと思った。
分売できるかどうかを電話で問い合わせた。女性が応対した。一般家庭に電話しているような雰囲気だった。そのとき、「いま畑に行っている」だったかな、そんなことを言って即答できないとのこと。「行っている」の主語は牧野紀之その人だろう。やりとりのさなかに宮沢賢治の世界に迷い込んだようで、印象に残っている。
届いたカセットテープが手書きのラベルで驚いた。それがまとめ買いの生テープを包装していたと思しき箱に入っていた。
カセットの中身を聴くと普通にゼミの記録で、特に編集もしていないようだった。それからしばらくは、件の双書を片手にノートをとりながら聴き続けた。
私が問い合わせた時は、「破綻」の前か、後か、さなかだったのか。破綻の経緯には、「鶏鳴」の紙面で取り上げられた以上のものがあったに違いない。

そういえば、テープの中でドイツ語の発音がきれいな人がいた。ナガオさんと呼ばれていた。現在、ルポライターをしている永尾俊彦だったのか。
「鶏鳴」については、この永尾俊彦と中井浩一の論考に読み応えがあった。90年代後半には、後にルポライターになる星徹が登場する。
彼(星)が反原発運動のさなかに出くわしたヤジに関する論考を読んで、ヤジというのは一昔前の飲酒運転、現在の体罰に似ていると思った。時代が変われば、あんなもの、こんなものにわずかでも正当性を認めていたのが、恐ろしく馬鹿げたことであると考えられるようになるのだろう。
ヤジの話は新近効果で記憶に残っている話だ。その他にも心に留まる膨大な論考がある。少しずつ読み解いていこう。
(文中敬称略)
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