マキペディア(発行人・牧野紀之)

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2124年08月02日 | 読者へ
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  お知らせ
(1)牧野紀之の近況とその仕事の引継ぎ
(2)鶏鳴双書、関口ラジオ講座の録音などの注文の受付方法
(3)このブログの整理

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(1)牧野紀之の近況とその仕事の引継ぎ

牧野紀之は今年1月に老人ホームに入居しました。緑内障で視力が極端に落ち、また認知能力の低下も進んだことなどからの判断です。
牧野はすでに自分の仕事を先に進める能力を失っています。残念ですが、牧野の仕事は 現時点で一応の区切りがついたと考えております。
ついては牧野紀之の仕事を整理し、またみなさまからの注文などの仕事の引き継ぎを行います。

鶏鳴双書、関口ラジオ講座の録音などの注文への対応は、中井浩一が引き継ぎます。その詳細はこの後に、説明いたします。また牧野がブログで蓄積してきた仕事については、東谷啓吾が全体を見やすく分かりやすく皆さんに読んでいただけるように整理する仕事を始めております。

中井と東谷は牧野の弟子として、学んできた者です。

中井については、鶏鳴学園(牧野の鶏鳴学園を継承するものです)のホームページから以下を御覧下さい。
中井個人の経歴や実績は

鶏鳴学園は、中学生、高校生の国語教育を行っています。鶏鳴学園については以下を

中井ゼミは、大学生、社会人対象の哲学ゼミです。中井ゼミについては


東谷については、下記のX(旧Twitter)アカウント@higashi_keigo 又は、noteをご覧下さい。



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(2)鶏鳴双書、関口ラジオ講座の録音などの注文方法

牧野紀之の独自性はその初期から中期にかけての自分の全著作を自分自身が作った鶏鳴出版という個人出版社から出版したことだと思います。2001年の『精神現象学』の未知谷からの刊行からは、外部の出版社からの本格的な出版に転じましたが、それまではほとんだが鶏鳴出版からの刊行で「鶏鳴双書」としてその出版番号がつけられ出版されたものです。

そこに初期から中期の大切な著作があるのですけれど、残念ながらそれらは今では絶版、品切れで入手することは困難です。そこで、その対応としては牧野自身がそれらをPDFファイルにし、それを CD - ROM で販売、その後USBメモリーで販売するということを行っていました。
しかし牧野自身がもはやその仕事をすることはできなくなりました。そこでその仕事は、中井が引き継ぐことにいたします。なお、今後はクラウドからダウンロードする方法でお渡しします。


<お申込み方法>

(1)以下の連絡先に注文をしてください。メールで連絡していただけると助かります。
その際、お名前と注文をご記入ください。

〒113-0034
東京都文京区湯島1-3-6 Uビル7F
鶏鳴学園 
メールアドレス keimei@zg8.so-net.ne.jp
ホームページ http://www.keimei-kokugo.net/


(2)こちらからの申し込み完了メールが届きましたら、以下に代金を振り込みください。

みずほ銀行
吉祥寺支店 246
普通口座 3143148
中井 浩一


(3)振り込みを確認させていただき次第、クラウドからダウンロードする方法を、メールで連絡いたします。

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<注文を受け付ける商品リスト>

Ⅰ 鶏鳴双書

→ pdf化された鶏鳴双書の一覧は以下をご覧下さい。





Ⅱ 関口ラジオ講座

01、「関口ラジオ講座1956年度1年分」 2万円。

1956年04月から翌年03月までの52週間、NHKラジオで月曜から金曜まで毎朝15分間、関口存男(つぎお)氏がドイツ語を熱心に講義したものの録音です。

テキストは、氏の教科書「標準ドイツ語読本」(全2巻、三修社)をベースにして少し変えたものです。応用として高度な文法の説明もあります。

放送当時のテキストそのもののコピー(pdf)と、放送自身の細かいメモ(牧野による)も付いています。

02、「関口ラジオ講座の要点」 4000円

     内容
 開講の挨拶
   勉強の仕方
 01、暗記の重要性。1957年10月31日
 02、文法の意義。1957年11月28日
   発音
 03、r はなぜ母音化するのか。1957年04月29日
 04、n を日本流に発音してはならない。1958年01月30日
 05、長い母音と短い母音の発音の違い。1957年09月27日。
 06、語頭の母音の発音は英仏とは違う。1957年09月30日
 07、いろいろな音(鐘の音、秒針の音、列車の音)。1956年10月18日
   詩
 08、ゲーテ・Stirb und werde 。鈴木さん出演。1956年08月31日
 09、ゲーテ・Grabschrift(墓碑銘)。1956年09月28日
 10、ブッセ・Ueber den Bergen (山のあなた)。1956年10月31日
 11、ファルケ・Gebet (祈願)。1956年12月31日
 12、ゲーテ・Erinnerung (警告)。1957年01月31日
 13、ハイネ・Du bist wie eine Blume(花のをとめ)。1957年03月28日


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(3)ブログの整理

ブログの整理の仕事は東谷が行います。

東谷は現在、ドイツでキリスト教の歴史研究を行っており、将来的には、牧野さんが2011年以来繰り返し主張してきた「真の民間シンクタンク」(参考記事:2019年7月20日「政治家の育成とシンクタンク」)の設立・運営を目指しています。
そして、当面の仕事の一つとして、このマキペディアにあがっている全1,762件の記事を整理する作業を行っていきたいと思います。

ブログ「マキペディア」は、牧野が2006年に、「ウィキペディア」に触発される形で「自分の辞書」を作っていくことを目的に開設されたようです。また、それは「ヘーゲル哲学辞典を受け継ぐものでもあります」(2006年10月8日「初めに」)とも書かれています。
つまり、『ヘーゲル的社会主義』(1990年初版発行)に収められている「ヘーゲル哲学辞典」をさらに発展させて、日常使われている言葉や観念の概念規定を正確に定め、生活の中で起こっている諸問題を考える手掛かりを与える、という役割を果たしていると思います。10年以上の牧野さんの地道な努力によって、その項目も多岐にわたります。また、辞書的な記事のみならず、ヘーゲル研究の論文や政治行政批判など、現実の問題に取り組むうえで非常に参考になる文章が多く、これを役立てないわけにはいきません。

しかし、現状は決して分かりやすく整理されているとはいえず、必要な時に読みたい記事を取り出すのに手間がかかってしまうので、これをカテゴリー毎に整理して誰でも簡単にアクセスできるようにしようと考えています。詳細については、現在検討中につき、少々お待ちください。牧野が我々に残してくれた「辞書」が一人でも多くの人に役立つことを願っています。

最後に、本ページをご覧になっている方とは、今後もしかすると何かしらのご縁があるかもしれません。牧野やヘーゲル哲学に興味をもったきっかけや問題意識など、是非東谷までご連絡いただければ嬉しく思います。

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