植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ワタシは日本でも有数のコンビーニエンスな生活者

2023年09月17日 | 雑感
あのビッグモーター(BM)が本社を六本木ヒルズから、多摩や横浜の営業所に分散し、移転するそうであります。名目上は、街路樹を枯らした「器物破損」という微罪での嫌疑で、本社への一斉捜査が入るのを察知して「証拠隠滅と捜査の攪乱」という意図が見え見えでありますな。

今度の内閣改造人事で選対委員長になった、小渕優子議員は2014年に政治資金規正法違反事件に問われ、秘書の有罪が確定しましたが、パソコンのHDDをドリルで穴をあけていたそうであります。もっと重大な犯罪を隠蔽したと思われても仕方ない 悪質な行為であったのです。

BM社の場合は、日本でも恐らく最も家賃が高いオフィスビルですから、家賃が払えなくなる、という切羽詰まった理由が大きいのだとは思いますが。
そんなヒルズとか六本木には全く縁もないワタシには、想像でしか言えませんが、東京のど真ん中で、近隣には日本で最も重要な施設や有名店がひしめき、なんでもそろって究極の便利な場所なんだろう、と思います。だから、高い家賃を払ってもこうした東京の高級オフィスビルに入居するのが一流企業の証であり、実際になにかと便利で社業にも有用、それに見合う効果があるのでしょう。

便利という単語は英語にすると「コンビニエンス」と言います。これの象徴が「コンビニ」、日用品は何でも揃っていて、24時間営業しています。ATMもあればコーヒーサーバーもあり、トイレも借りられるし煙草にお酒・・・、とにかく合法的なものであれば大概のものが間に合います。そのコンビニの2階がワタシのオフィス、もとい作業場兼隠れ家であります。ここに、何もなければだいたい朝6時から夕方5時まで仕事(草むしり・園芸・ゴミ拾い・篆刻・メダカ養殖等々)をしております。六本木ヒルズとは比較になりませんが、費用対効果、つまり家賃の高さを割り引いて勘案したら、ワタシの方がはるかにコンビニエンスな生活を送っているのです。

何しろ、階下がコンビニなので、衣料品以外はほぼすべて間に合います。コーヒーを飲むにもたまの来客で出す茶菓も、小腹が空いたときのおにぎりも。普段飲み食いするものも、冷蔵庫などへの備蓄が不要であります。食べ物を温めたかったら下に行って電子レンジが借りられます。現金がなくなれば下でお金をおろすし。早い話が、自分一人だけの職場にコンビニと冷蔵庫とATMと郵便局にお花畑までそろっているのですよ。

また、BM社と違って、コンビニ敷地内の緑地は、ワタシにとってはかけがえのない花壇・畑・果樹園となっております。あの会社は、賃借していた敷地内の緑地をコンクリートで潰し、路側帯や公道の植え込みに除草剤を撒いたのですが、ワタシは公道の植え込みにはわざわざ自分で買った樹木を植え花の種を撒き、草むしりまでしております。

屋上にはメダカのプールがあります。そこで4千匹以上のメダカを飼っているのです。そして、ただでガーデニングが出来ているのです。季節折々には野菜が採れ、果樹には果物がなります。今はブドウ(甲斐路)とリンゴが食べられます。基本無農薬なので、洗わずに食べております。自分の仕事場から20m以内に採れたての果物がある、なんと便利で豊かな生活でありましょう。
これは昨日屋上で採れた「パッションフルーツ」です。

2年前には、国道の植え込みに郵便ポストも出来ました。郵便を出すのに、切手はコンビニで買えるし、ポストが階段を下りて5mのところにあるのです。そうそうクロネコヤマトの宅急便だって出せますね。
勿論道路の所有者は国でありますが、周りのゴミ拾いと除草はワタシが自発的にやっております。

これほど、なんの不自由もない便利な生活を送っている人は、そうそういないはずであります。勿論、綺麗なおねーちゃんとか美味しいお酒や料理とは無縁であります。ブランド物の洋服や時計も不要。現金も貯えもなし笑。一年365日お休みはなく、朝からずっとやることはいつもたくさん抱えております。爪は真っ黒、手はガサガサ、数十年来腰痛やら肩こりは何をやっても治りません。
でも、仕事と称して好きなことをやり、お日様を浴びて汚い恰好でも野良仕事をやって、疲れたらシャワーしていつでも昼寝もできる、これで文句などあるはずもありませんね。幸せ者、それが今の自分であります。
本日は、自慢話でありました、まことに申し訳ありません。
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