植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

コロナ 罹ったやつは馬鹿を見る

2022年01月31日 | コロナ
まもなく北京オリンピックが開催になるようです。よその国の事なので好きにすればいい、バッハさんの胸像を建てようが、春節の移動を禁止しようがしったことではありません。そうか、あの東京オリンピックの時、諸外国の人たちはきっとそんな思いで傍観していたのでしょうね。

 すでに何人かの関係者と外国からの選手の陽性者がでています。北京では「バブル方式」でオリンピック関係者と一般人とを隔絶する方針です。ただ、ひときわ感染力が強いオミクロン株で、春節の時期に数億人が密集する大都市圏ではたして、その感染が抑えられるものだろうか、と疑ってしまいます。きわめて無責任な独りよがりで言えば、「もとはといえばコロナを世に出して世界をパニックに陥れ無数の人命を奪ったのはあなたの国の責任です。みんな感染して二度と偉そうな口を利かないようになればいい」と思うのです。どんな国も、オミクロン株の侵入は阻止できず爆発的な感染を指をくわえてみているだけです。

 日本でも、しょっぱなに「海外からの渡航禁止」を打ち出したまでは良かったのに、米軍基地からだだもれになりました。せめて米軍基地から一歩も出さないようにすべきでした。そして今更「日米地位協定 」が悪いと、数十年も棚ざらしの制度の見直しという頓珍漢なことを言い出しました。

 すべて、予見性想像力が欠如しているのです。そしてどれもが遅いのです。ワクチンもPCR検査キット、治療薬、どれもがいまだに日本の企業では製造できません。すべての医療資源が枯渇してきてはじめて大変だぁ、と騒ぎ出しました。昨年後半第5波が沈静化し始めた時「これでコロナは終わり」と言った識者は誰もいなかったはずです。もっと感染力が強い変異株、もっと強毒の変異があるかもしれない、とワタシのような素人さえ容易に想像がつきました。第6波が来る前に、そうした事態への備えをしていなかったのが今の有様になりました。

 橋下弁護士や木村もりよといったキーキーしゃべる無責任な解説では「風邪のようなもので、感染者を抑える必要が無い。ワクチンも治療薬もあるし、欧米に比較したら波など無いに等しい」「重症になった場合だけちゃんと病院が医療体制をとって対応すればいい」と主張していたのです。

 評論家や解説者。識者などいわゆるインフルエンサーと言われるような人々が、多くの視聴者が居るメディアの前で、「オミクロン株は大したことが無い」と言い放った罪は大きいのです。ワクチンも治療薬もある、というのは正確に言えば、「すぐに免疫抗体の効き目が落ちるワクチン、変異株には効くかどうかわからないワクチンはあるが、絶対量が無いので少なくとも日本では期待できない。治療薬も限定的でききめは3割くらいです」とすべきでした。
 今や感染して重症化しても「入院・治療」はしてくれないと考えて良さそうです。

 つまり有効なワクチンと治療薬はワタシ達には届きませんよ、というべきで、実際今の医療現場では「たけやり」でB-29と戦っているようなものです。また、集団免疫は、変異を繰り返すコロナにはナンセンスで、数回感染している人が数多くいることからも「一度抗体を持っても、また次の変異種には無力になる可能性が強い」ということが正しいのです。

政府筋やマスコミでもPCR検査不要、医師の診断も不要と言い始めました。発熱や咳が出たら「はい、コロナです」家で寝てなさいというなら、インフルエンザや脳疾患などもっと別で重篤な病による発熱や体調不良でも風邪薬を飲んで寝ていれば治るのでしょうか。

 狐に憑依されたようなあのおばさんをテレビに出したやつは誰でしょうか、こんな際物をどうしても使いたかったら「東京MXの5時に夢中」に出せばいいと思いますね。

 そういえば、昨年暮れにあれだけ騒いだ「10万円」の支給はどうなったのでしょうか?やれ現金だ、マイナンバーカードがどうだとか言ってましたが、配られたの? アベノマスクが大量に保管されてるというのは処分したの? go-toで不正受給したHISなどのホテルに配った金は戻ってきたの?
混合カクテルや国産ワクチン開発はあきらめたの?すぐにも治験、認可すると言っていたのに。

 どれもこれも政府は言うだけ、検討するは実施しないと同義語、対応策は活字にして法律に盛り込んだら仕事終了!で予算も実行もともなわない。乞食の朝がゆ「ゆ(湯)ーだけ」

みなさーーン。コロナは罹り損、40度の熱が出て生死を彷徨うことになっても、PCR検査すらしてくれません。医者も診察不要(笑)。誰も助けちゃくれません。誰の言うことも信じないで、死ぬ思いをしたくなかったら自分で考えて行動するしかありませんね。

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「切れてませんよ」 蕎麦打ちに欠かせないコツ

2022年01月30日 | グルメ
 今年に入って2回目の蕎麦を打ちました。去年の今頃唐突に蕎麦打ちをやろう、と思い立ってヤフオクで道具を集め、ネットの動画を見ながら始めました。それで、以前ブログに上げたのはどうだったかと、遡ってみたら、ちょうど本当に一年前の1/30に蕎麦打ち開始となっていました。

 最初の数回は、やはり失敗も多く水が多すぎて収拾がつかなくなったり、水が足りず固くて薄く延ばせないなどがあり、一度は全部廃棄というのもありました。しかし、やっているうちに何が大事でどうやれば失敗するかが少しずつ飲み込めてきました。かれこれ20回以上打っているのでコツがつかめてまいりました。中森明菜さんの「セカンドラブ」ではありませんが、「蕎麦も2(0)度目なら少しは上手に~♬、味のメッセージ伝えたい❤」というものです。(笑)

 一番の難関が出だしの「水回し」で、ここで水加減を間違えたりするとアウト、均等に水と粉を攪拌できるかが成否を決めます。そば粉と割粉(小麦粉)4:1に計量して、その1/2の天然水を用意します。この水の質が蕎麦の良し悪しに繋がる、と聞きましたが正直よくわかりません(-_-;)。この水がちょっと(数㏄)残るくらいが目安です。そば粉を手早くかき回し水を2,3回に分けて振りかけていくのです。順調ならば、6、7分でサラサラの粉末→あらびきパン粉→一口団子状に変わっていきます。
勝手にくっつきあって団粒になっていけばしめたものなのです。もう一つの目安は、この時点で手にそば粉がベタベタくっつかないことです。理想はうっすらと手のひらに粉をまぶしたような状態です。実際にかき回すのは指先だけなので、第一関節より先にそば粉がこびりつきます。

 これをまとめて、しっかりと練ります。真上から体重をかけてこれも7.8分練っているとが粘り気が出てしっとりと艶も出てきます。そばのコシがここで出て来るので、5分くらい力を込め、ふう、疲れたというタイミングで更に数分練るのがいいようです。

 そしたら、疵の無い様に両掌で回しながら整形する「菊練り」という作業に入ります(これはいまいち習熟できていないので説明などは割愛いたします)。これを丸く平たい円筒にしてラップを被せて10分ほど寝かせます。その間、こね鉢や手に付いたそば粉を洗い、「延ばし」に入る準備を致します。


素人の蕎麦打ちに共通する最大の悩みが「蕎麦が切れる」であります。

 素材の粉に適正で均一に水分が入って、十分圧力と時間をかけて練る、これが第一の対策です。これで「コシ」と粘りが出て来るのです。
 もう一つ大事なポイントが「延ばし」と「畳み」にあります。①均一の薄い厚みに延ばす ②出来るだけ正方形になるように近づける ③頻繁に打ち粉を使ってくっつかないようにする 等です。更に畳むときに折り曲げる箇所に筋状に打ち粉を盛り上げるのです。折り曲げた箇所が盛り上がって丸くなることで切れやすくなることを防ぎます。

 畳んだ蕎麦を裁断する作業でも、リズミカルに同じ幅で切りを入れるのも重要であります。細くなればそこから切れてしまいますが、太すぎれば蕎麦の良さである喉越し食感が損なわれるのですね。注意するのは上から抑えるのに使う「小間板 」です。打ち粉で滑りやすくし、三本指で軽く抑える、その加減が難しいのです。強く押さえると、丸くしてあった角がつぶれてそこから切れてしまうのです。

 最後に茹で時間やらかき混ぜ方にも注意が必要で、そうした一連の手順すべてでハードルを越えると、長く細い蕎麦を食べることが出来ます。始めてまだ1年です。ワタシの打ったそばは、打つごとに少しずつ良くなっているのは確かなのですが、60点くらいです。とりあえずぶつぶつ切れることは無くなりました。篆刻も書道も蕎麦もみな同じ、数をこなすのが一番の上達の道であります。あと20回くらい打てば及第点になるでしょうか。別に商売にするわけで無いのですが・・・・
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額縁に入れて飾りたいほどの馬鹿な役人

2022年01月29日 | 時事
「公民館長推薦会」なるものがありました。みなと地区の公民館は平塚市の南半分におよぶ市民の為の施設で、市役所から現役の職員が2,3名派遣されております。その任期が来るので、新たな候補者を選任してくれ、と地元の諸団体の長が呼び出され、自治会長のワタシにも通知が来ました。

三島神社の敷地の一角にある古い公民館で、2階の窓ガラスの数か所はずっとひびが入ったままです。なんで修理しないのかなぁ? その古い5.60人収容のホールで卓球やら各種イベント、会長会議などが行われます。新年早々、賀詞交換会もここでした。

 しかし、オミクロン変異株の蔓延であります。目と鼻の先にある小学校は1週間学校全体が休校となりました。全国で過去最高の新規感染者が出ており、更に感染力の強い亜種数種まで出回っているのです。この2年間でPCR検査によって正式に確認された感染者の累計は二百数十万人、国民の50人に一人の割合です。しかし、無症状や軽症のままPCR検査を受けていない人数はその数倍が居ると推計されております。

 PCR検査能力が脆弱で、検査キットの品薄で検査を受けようもないため、地元の看護士さんに聞いたら、医師も含めて検査をしないまま、あるいは感染が疑われる症状があっても、普通に勤務しているそうであります。
 今回のオミクロンは、無症状者が多く感染から発症、陰性になるまでのサイクルが短いせいもあり検査を受けていない疑わしい人が無数にいると思われます。検査数が増えているにもかかわらず、その陽性者の割合は、民間委託を除いたもので以前はおよそ10%以内に収まっていたのが、直近では30%以上に跳ね上がっています。

 無症状の人はまず自発的に検査など受けません。また特別な職種の人は毎週繰り返し受けているようです。公表される新規感染者が一日平均5万人とすれば、実際の感染者は少なくとも一日20万人くらいいても不思議では無いのです。それが仮に1週間は菌をばら撒くと考えると、常時100万人以上(今はもっと増えている)人がそこらへんに居る計算になります。(アバウトですが(;'∀'))

 100人に一人が保菌者で、オミクロンのウィルスをばらまき、かつその周辺に居たら確実に感染するという状況なのに、わずか2~30坪ばかりの部屋で一時間程度、約40~50人を一堂に集めて会議を行うというのです。この寒さなので当然閉めっ切り。マスクで防げると思っているんですか?。

 公民館長など誰がやったって何の関係もありません。市役所が決めた知らない人の諾否を諮るようで、なにかしらの手順が必要なのかもしれませんが、所詮形式だけの事であります。ワタシは、最初はどんなものか見に行くのも良かろうと思っておりましたが、現下の感染状況を考えた時、そこに何の意義もないものに、感染リスクを冒してまで出席する道理はないのです。

 それで前日電話して「欠席」の旨を伝えたところ電話口に出たオジサンは、どうしてなんですかと尋ねてきました。コロナの感染が急拡大しているからだと伝えると、不思議がられました。市役所は今のところ(多分)集会の制限や公民館の使用制限をしていないのだろうと思います。これこそ危機感の欠如であり、自己判断力喪失の表れであります。形式だけの会合で大勢の人を集めるのが決まりならば、役所から自粛・中止の指示がない限り「何の疑いもなく」催行するという役人の無能さに呆れるほかありません。
仕方ないので、ワタシには基礎疾患があるので感染できないのです、と説明しておきました。

 感染していいわけがないのです。風邪とは違うのですよ。死者だってだんだん増えています。特効薬もなし、呼吸困難にでもならない限り入院も出来ないのです。政府も無能なら市役所は阿呆、手の施しようがない人種であります。権限は振りかざすくせに、規定の無い事には対応できず、自分で判断も出来ません。何かあっても責任を取らないで済む仕組みにしております。高給を取ってたいした仕事はしない、そんな人間の集まりです。

 その馬鹿さ加減はあと2週間後に予定される「公民館祭り」でもわかります。露天で焼きそばを売るために地元少年野球チームを動員し、多くの町民市民を集めて各種イベントを行うというのです。しまった、ならば自分の感染リスクをかけてでも出席し、「公民館祭り」中止の意見を言うべきでしたか。
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フル代表観戦記 うー--ん すっきりしない

2022年01月28日 | スポーツ
昨日今日と寒くすっきりしないお天気であります。

 夕べはサッカー終了と同時に9時に就寝したのですが、夜中に一度目覚めたものの熟睡して起床時がなんと7時半でありました。普段7時間前後寝て5時には起きる習慣なので、「寝すぎ」たのです。そういう時は決まって頭がすっきりせず頭痛もいたします。

 昨日のサッカーは、女子が引き分けでめでたく予選ラウンドを首位通過し、次戦の相手はタイに決まりました。また、男子も隠した中国相手に2-0で勝ち点3をゲットしたので、結果としては二試合ともに十分な成果ではあったのです。

 しかし、これがどうにもすっきり致しません。女子は、予想通り田中と菅澤を外し、開始1分経たずにゴールと、この上ない最高の出だしで、前半70%のボール占有率だったのです。しかし押しながら追加点が取れずに、後半に入ると俄然韓国が優勢になりました。前の試合同様にミスが増え簡単にボールを取られる場面が増えました。相手ゴールに迫るチャンスがまったくなくなり何度も攻め込まれ数回ヒヤリとするピンチがあり、とうとう失点。

 その原因は1点リードで消極的になった、疲れでスタミナが落ち散漫なプレーが増えた、選手交代や戦術の徹底が不十分だった、などが考えられます。後半俄然攻勢を強めた韓国に比べてなでしこはなんら有効な対策が打てていないように見えました。

 岩渕真奈ちゃんは結局出ずじまい、田中美南もやはり周りとフィットしません。今大会で抜群の猶本光は、連戦の疲れを配慮して途中で下げたので中盤のボール支配が出来なくなっていました。

 一方男子でありますが、残念ながら最低の選手起用の森保監督は頑なでありました。せっかく海外から呼び寄せた次世代の二枚看板久保・堂安がベンチ、長友・大迫・酒井という古株を出してきました。幸運にも相手のハンドで貰ったPKを大迫が得点しましたが、数回あった決定機に枠に飛ばすことが出来ずとうていエースストライカーとしては不十分だったのです。彼はゴールを背にして味方からボールを受ける「くさび」のプレーを得意としていますが、相手選手に体を預けているためにバランスを失い次のプレーが遅くなっています。せっかくのシュートチャンスにも、一瞬遅れ持ち替えたりするのでゴールになりません。

 長友は中国が攻勢に出ないのをいいことに自由に前線に上がれボールが持てたのに、短いパスで味方に預け攻めのリズムが遅くなり、クロスも極めて不正確でした。彼が途中交代し、代わりに出てきた中山のセンタリングがぴったり伊東に合って、2点目が生まれたのは象徴的でした。久保などの投入も残り20分・・・。なんで後半の頭から出さないのでしょうか。

 2試合とも、あれだけ早い時間で先制したのに追加点がずっと取れなかった。それが戦術上の問題、反省点であろうと思います。もしもう一点ずつとれていれば、この観戦記も選手への賛辞と労いで全く違う中身になったのに。

 どんな名選手でも「必ず衰えが来る」その力を見極めるのが監督の仕事です。ビッグネームに配慮してチームの転換を若返りのタイミングを失うというのは歴史が教えてくれます。古くは釜本、彼中心に頼っていたためその後の男子サッカーは長期低迷になりました。三浦知良にこだわって解任された加茂周さん、ナデシコもワールドカップ優勝メンバーを次大会以降まで残したために若手が育たず世代交代が遅れて、徐々に世界に後れを取ったのです。

 なでしこではあの時最年少だった岩渕真奈や熊谷鮫島などが今は最年長であります。男子サッカーもオリンピック世代中心に入替して全く別のチーム作りに着手すべきであろうと思いますね。これは監督では無く、サッカー協会にその責任がありそうです。
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さぁ もうすぐ始まる大一番

2022年01月27日 | スポーツ
今日はサッカーの「ビッグマッチ」が2試合行われます。
うまい具合にAFC女子アジアカップが夕方五時、男子ワールドカップの最終予選が夜7時からなので、共に重複しないで観戦出来るのです。

 まず女子は、予選リーグの最終戦、共に2勝ずつの韓国戦です。1次予選突破は確定ですが、ワールドカップの予選を兼ねているので、決勝トーナメントで上位6位までに入る必要があります。全勝して他のグループ2位と準々決勝で当たるのが有利なので、ぜひ勝って終わりたいのです。
 
 実力的にもFIFAランクでも日本の優位は揺るがないのですが、韓国は日本相手になると、非常にラフで無茶なことを仕掛けてきますし、国を挙げて日本憎しの姿勢なので楽観は出来ません。韓国の大黒柱は神戸レオネッサで数年間最強であった時代の中心選手「チ・ソヨン」でこの選手をどう抑えるかが鍵となります。韓国のメッシ(笑)などと呼ばれ、昔の澤穂希さんのような存在であります。現在のなでしこならば岩渕真奈ちゃんと同じようなポジションです。

 岩渕真奈ちゃんは、コロナが陰性になったので、やっとプレー可能となりましたが1週間のブランク・待機でトップコンデションになるか否かが心配であります。池田体制になってスタメン起用される選手に、田中美南と菅澤の両FWが居ますが、これまでの2試合では点が取れず、コンビとしてもうまく機能していません。また、期待の若手、遠藤純も調子が出ていません。

 前の試合では成宮が豊かな運動量と機敏なボールさばきが目立ちましたが、「消える」時間帯が多いことと、無駄な大きい動きが目立ったことが気になりました。好材料は「猶本光」ちゃんであります。日本のウィークポイントであったセットプレーからの得点を彼女が2点演出しました。課題のフリーキックが任せられる選手として固定してよかろうと思います。2試合を通じてほとんどのゴールが、彼女がプレーをした時間帯に集中しているのは偶然ではありません。

 もう一つのお楽しみが、男子の中国戦であります。これも実力では、はるかに日本が上、最終予選の戦績でも日本が4勝2敗に引き換え中国は1勝3敗2引き分けと負ける相手ではありません。ましてやホームの試合であります。

 問題は森保監督の選手起用(召集)です。過去の実績と海外移籍の選手のベテランに偏って起用していた結果、ピークを過ぎた選手が増えてきたのに、新しい選手を試そうとしません。酒井・吉田・柴崎・長友・大迫・原口などかつては輝いて実績十分な選手に頼った結果徐々に成績が下がって最終予選で2敗が先行する最悪のスタートとなりました。今回は吉田・富安の大黒柱のディフェンダーを怪我で欠いています。急ごしらえのディフェンスは守りに不安があります。

 更に、攻め上がりが出来ず途中交代が必要な長友、ワントップながらずっと点が取れず絶好のゴールチャンスを外し続けている大迫は、この際スタメンから外すべきなのです。凋落し帰化選手頼みの中国に、よもや負けることは無かろうと思います。しかし、グループ3位オーストラリアとは勝ち点差が1,得失点差は3点も少ないのです。本来同順位に並んだことを想定して、大量に得点しなければならないのですから、復帰した久保君や前田大然 、田中碧などの若手にゴールラッシュを期待するのです。

 あと数時間で試合が始まりますが、いずれの試合も、勝って当然で地力に勝ると信じるものの、心配性のワタシは不安ばかり先に出て来るのであります。
 
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