植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

さて、涼しいと思ったら今度は台風13号か 

2023年09月07日 | 植物
朝もはよから畑仕事であります。
最近になく涼しい朝、湿度は高い曇天ですが、秋の気配というよりも、台風13号が明日にも関東方面を直撃するという状況で「嵐の前の静けさ」というべきでしょうか。

ワタシのすむ湘南平塚は、昔から風光明媚・気候は温順で記憶する限り大きな災害には遭遇したことがありません。古老に聞けば、相模湾は平たんな海岸線が続き、今まで津波に襲われたという記録はないとのことです。また茅ヶ崎との市境を流れる1級河川相模川も、今まで氾濫することが無い穏やかな川でありますす。今から40年以上前まではワタシの住む家から一本の道を挟んで、河川敷でありました。その前(その道路が出来る前)にはご先祖代々の家からずと地続きで川につながっていたのです。いわば川自体、そのごく一部ながらがうちの庭の中を流れるといった具合であったのです。40年前にその道路に沿って高さが4m近い土手が築かれました。

今までよりさらに安全になったのです。市の役人によればあの9.11の後、シュミレーションをしたら、東日本大震災級の地震が神奈川県で発生しても、せいぜい冠水は15㎝だそうであります。その理由は、津波が上がってきたら土手の無い茅ヶ崎側に流れるからというのですが、あんた津波は海岸から押し寄せてくるのではないの?とつっこみたくなりますね。

一昨日は東京千葉方面で震度最大3という小規模な地震が3度続きました。当地でもゆっくり小さき揺れを感じました。こういうことがあると世界有数の地震の巣の上に住んでいることを意識せざるを得ませんね。巨大地震が襲ったら?、その時は運次第でしょう。時間と場所によって助かるかそうでないかが、だいたい決まります。生活している中で今大地震が起きたらどうしよう、ああしようなんて考える人はいません。起きた瞬間に運が良くて、判断を誤らなければ助かりますね。

それはともかく、台風であります。もし直撃すると雨と風の被害が避けられません。大量に雨が降っても当植物園は困りませんが、それでも濡らしては困る資材や肥料などはブルーシートで被うなどの対策が必要になります。前述のとおり相模川の氾濫はほぼあり得ないので、洪水や床上浸水などの心配はありません。屋上にはメダカのプールが10個以上ありますが、大量の雨が降れば、容器に水が溢れてメダカが逃亡する事があります
。一応十数センチくらい水を減らしました。


問題は「強風」であります。
最も気になるのが、先日来ブログで紹介している「アイスクリームバナナ」、花が咲き始め実が大きくなって株や茎にかかる荷重が徐々に大きくなっています。倒れたり折れたりしないように今日のうちに補強しなければなりません。
あとは100近くある大小さまざまな鉢植えであります。ほとんどが人工樹脂製なので割れることはありませんが、それでも倒れて枝や葉が折れ傷むのは避けたいのです。壁で風を受けることができる数か所にまとめて寄せておこうと思います。

今日も忙しくなりそうです。
最後に、今朝の花を少々。台風で飛ばされる前に撮影しておきました。
アメリカフヨウだったか、毎日大輪の花が咲きます。

冬越しに失敗して3鉢枯らしたプルメリア、一鉢だけが残って素敵な香りを放っています。花期が長く楽しめましたね。


今朝気づいた合歓の木の開花、この子は突然一斉に咲きだします。桃源郷もかくやというような、ゆったりとして幻想的な花姿であります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする