植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

相性が合わない植物は、育てないとしたものです

2019年07月31日 | 植物
ストレプトカーパスが、瀕死であります。
イワタバコ科、葉っぱばかりの種類(無茎種)と、茎を伸ばす種類(有茎種)に分かれ、かなり長い期間紫系統の花を咲かせます。
前者は「牛の舌」とか呼ばれる品種もあり、「栽培が難しく、葉が巨大になるので、家庭での栽培は困難」とか但し書きが付きます。難しいですね。直射日光を避け、水遣りを控え、乾燥しないようにし、寒さに弱い。葉っぱに直接水を掛けないとも言われます。随分枯らしました。いつのまにか葉が枯れ溶けてしまいます。
後者も、気難しく、販売業者さんも、「すぐに挿し木にした方がいいです。いきなり根腐れして枯れることが多い。」ですと。今は、どうやら元気ですが、ここ半年花が咲きません。どうも調子が良くなさそう。

この植物を増やすのは、「葉挿し」という方法があるそうです。大きな元気そうな葉っぱをさくさくと切って、いきなり土に挿すのですが、うまくいったことはありません。
有茎種の方は、普通に挿し木で増えています。コップに挿したやつだけ、花が咲いています。いつ、鉢に植え替えたものか、、、、悩ましいところです。

無茎種の鉢が4つあり、一つを除いて、おそらくダメでありましょう。もう一つも、葉っぱにカビらしきものもあり怪しい状態です。これは、もうやめるつもりです。再チャレンジするほど暇じゃないし、諦めも肝心

同様に、アジアンタムも栽培が難しいですね。以前このブログでも書きましたが、今回は日が当たらないはずのトイレに置きました。・・・・とっくに葉がチリチリになって
お陀仏、はーーー。相性が悪いな。

あと、「ノボタン」というのも癖があります。耐寒性が低く、過湿や乾燥を嫌います。以前2回栽培にチャレンジしましたが、水遣りのタイミングがわからず、あっというまに葉が落ちてしまいました。地味で、さほど好きなものでもないので、これももうやりません。

夏到来、あー、ビオラ・パンジーはさすがに処分しなければ。鉢の雑草を抜いて、伸びすぎたワイヤープランツも整理して、、、、。バラの落ち葉もかたずけねば

熱中症には気をつけながらも、気合を入れてまいります。

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仁義なきコガネムシとの7年戦争(死闘編)

2019年07月30日 | 植物
相変わらず、毎日10匹以上のコガネムシ(成虫)駆除が朝の日課です。

思えば、マイガーデンに来る虫さんたちを、微笑ましく見つめていた、園芸初心者から7年を過ぎ、ただただ害虫との戦いに明け暮れる今日この頃であります。

根を齧られて枯らした植物たちは数知れず、ブドウやさくらんぼの葉も葉脈だけ残して網の目のような状態になりました。数年前に試したのは、トラップと言われる仕掛けです。ペットボトルなどを利用して、コガネムシを呼び寄せる餌を置いて、逃げられないようにするか、毒物を入れるかにします。ネットで自作のトラップが紹介されております。皆さん、同じ悩みを抱えているのですね。

誘引物質(餌)としては、お酒、砂糖、酢、きな粉、ジュース、はちみつなどをブレンドします。これに殺虫剤を混ぜるか、おびきよせた虫が落ちて逃げられないような仕掛けにするのです。ペットボトルはコガネムシが好む青色に着色いたします。

こう書くといかにも、有効な手立てを講じていて、成功談みたいになりますが、全然ダメでしたな。まず、雨で餌が溶けて流れ薄まります。2,3日経つと逆に乾燥してカチカチになります。これでは虫を呼ぶことは出来ません。さらに、数日で腐ります。臭くてそばに行けません。ということで、一匹も捕まえることなく断念いたしました。多分、ちゃんとしたやり方があるのでしょうが

次にトライしたのが、フェロモントラップであります。専門メーカーが販売している緑色のプラスチック製トラップで、中央上部に誘引剤を載せるというやつです。写真を見るとトラップの底にうじゃうじゃとコガネムシが溜まっておりました。

本体だけで7千円、誘引剤が5千円と非常にお高い買い物でありました。えいやとばかり、清水の舞台から飛び降りるつもりで買いました。

ここで大問題。この誘引剤というのは、コガネムシの種類に分かれておるのですよ。コガネムシと一口で言っても何十種類かあって、それぞれにフェロモンが違う????
そもそも、ウチの果樹園に来ているコガネムシはどの種類なの????
適当にそれらしいドウガネブイブイを選びましたが、これも一匹も捕まえることが出来ませんでした。

トラップ本体が空しくゆらゆらと風に吹かれています。
つまり、12千円の損失でありますな。・・・・・

さて、ここのところの気温上昇と晴天のおかげで、植物たちは、見違えるほど元気になっております。

ばら、ピース


ばら、ジャストジョーイ



ばら、ダブルデライト


いずれ劣らぬ殿堂入りの名花です。

スイカは、一度はあきらめておりましたが、とりあえずズボラ農法で収穫しました。
甘さはイマイチでありましたが、とりあえず食べられます。こんな雨ばかりの天気でしたから良し、といたします。

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甲子園は、登竜門かはたまた地獄への一里塚か

2019年07月29日 | スポーツ
夏の高校野球の県予選がそろそろ終わりになって来ました。
高校ビッグ4と言われる好投手がいます。横浜・及川、 創志学園・西、星稜・奥川、大船渡・佐々木朗ですね。甲子園に行く可能性があるのは奥川君だけになったようです。プロ野球のスカウトからみれば、甲子園に行って連投と肩の酷使をハラハラしてみるより、じっくり休んで故障をしないようにして欲しい、というのが本音でしょう。ただの高校野球ファンからすれば、残念としか言えないのですが。

そこで、今話題になっているのが、佐々木君の予選決勝戦の登板回避です。結果、大船渡は敗退して甲子園の切符を逃しました。連投で体が故障する寸前であった、との理由から監督が投げさせなかったことが、賛否に分かれています。
あの野球界のご意見番(お邪魔虫の老害だと思いますが)張本さんが、「監督と佐々木君のチームではない。もっと多投している投手は大勢居る。スポーツ選手ならけがは当たり前」という趣旨で、監督を批判していました。
こういう意見は無責任です。もともとこの張本さんは、偏見と自己主張、優越感の塊のような人です。

野球に限らず、小さいころからスター選手に憧れてスポーツに励んでいる子供たちが大勢います。ただ指導者によって若い才能や努力が摘み取られてしまうことも多いのです。肩は消耗品、酷使して故障すると元には戻りません。昔、稲尾がプロ野球で連投を強いられ、若くして引退を余儀なくされたのは有名です。
ワタシの記憶している選手たちでも、江川、伊藤智仁、松坂大輔、田中将大、島袋、斎藤 佑樹など、酷使されて肩を壊した(故障した)人たちが多数います。この好投手たちは、プロになる前の肩の酷使や連投が影響していると思います。阪神の安楽や藤波、巨人辻内など、期待されながらプロで活躍できない投手も同様です。

高校野球の監督は、甲子園出場や優勝でハクが付き、いろいろな余禄もあるようです。名監督の名声の陰でつぶされた才能がどれだけあることか。
チームメイトが、投手の大黒柱が歯を食いしばって猛暑の中で投げ続けているのを見ていて、故障や痛みで登板回避したからといって、誰一人責める気にはならないでしょう。彼らは、その投手のお陰で勝ってこれたのですよ。

もう20年以上前になりますが、よく通っていた指圧マッサージ店の若者を思い出します。礼儀正しい物腰の柔らかな好青年で、店内でも中心になっていました。彼によると、高校野球から、スポーツ推薦で大学に進み、野球部にいたが故障して退部、結果、大学も中退せざるを得なかったとのことでした。
もし、野球をしないで勉強していたらと思わせるような頭の良さそうな若者が、高卒のまま、指圧の仕事をしていることが気の毒でなりませんでした。また、故障しなければ、もしかしたら社会人野球やプロの道もあったでしょうし、大卒で、一流の会社に就職できたかも、と思って複雑な気持ちになったのを今でも思い出します。

それにしても、張本さんをTVに出すのはほんとうにやめて欲しい。
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過度の弱者保護は、社会をゆがませる

2019年07月28日 | 植物
ワタシの梅雨明け宣言は、いささか時期尚早であったか、本日も雨模様。

何かを出来ないときに、すぐにその理由を考える人が大勢います。やることに自分の力や気持ちを高めるより、やらない言い訳を考える方が楽なのですね。むしろ、やりたくないがために先に理由をつける人も。

雨が降ってガーデニングなどの外仕事が出来ませんが、誰かにやらされているわけでもなく、報酬があるわけでもないので、やらない理由を考える必要がありません。暑くて休むのも然りで、手を入れなければ庭が荒れる、植物たちがすこしずつ傷んだり劣化するだけのこと。やりたいことを体調と気分で動くのがストレスを溜めない秘訣であります。とはいえ、水やり・肥料・雑草・収穫・剪定等々、最低でもやるべきことはやらないと、ガーデニングをやる資格がないとも思います。

降っているときは、ブログ更新、お習字、観葉植物・洋ランの世話と次々にこなしているうちすぐ1日が経ってしまいます。

チューベローズが、ようやく開花しております。これは白花で八重咲です。
非耐寒性の球根植物で、4,5月に球根を植えます。冬の間はおがくずに入れて室内で休眠させます。秋になったら、掘り上げるの繰り返しです。
香水を作ることでも知られていますが、夜に強く香るようです。

 こちらは、一重の黄花チューベローズ
屋上の暑いところで涼しい顔して咲いています。

これは、マイガーデンの守り神
お酒が好きそうなので、お銚子も添えてあります。
当地の養護施設で制作している陶芸展で買いました。こういうことで、少しでも障害のある人に援助が出来たらと思っています。

これから、いささか過激で偏見に満ちたと思われる意見を述べます。人気ブログや
著名人なら「炎上」するかもしれませんが

というのは、障がい者のこと。

例えばパラリンピック。オリンピックと同じような待遇や注目度で扱われていますが、こういう人たちの競技人口は圧倒的に少数ですね。健常者のスポーツに比べて競争する相手が限られます。また、競技を続けるためのコストは、相当な金額になると思いますが、これは基本的には個人負担でありましょう。無理やり障碍者のスポーツ振興を推し進めるのはいかがなものかと。

例えば、参議院のれいわ新選組の当選者。重度の障害があり、介助なしでは生活も会話もできません。どんな人でも生きる権利があり、「生産性で価値を図るのはおかしい。存在しているだけで価値がある」その通りだと思います。
だからといって、国会でなんの意思表示も自分ではできず、寝たきりの人たちに高い歳費を払うのは違和感があります。生きる価値があっても、議員活動が出来なければ国会議員の意味がありません。選挙で当選したのですから、胸をはって登院すればいい、というのはきれいごとだと思いますよ。見世物にしてほしくないですね。

点字ブロックが、違法駐輪で妨げられているという理由で、長い間駅前の駐輪が決まった場所以外禁止、撤去されています。直接それが原因とは言いませんが、駅前の商店街はシャッター通りになりつつあります。手軽にサンダル履きのおかみさんが自転車でお買い物する、ということが少なくなりました。乗用車の路上駐車も厳しく取り締まり、商店街に地元のお客が近寄らなくなったのですね。
平塚市内に目の不自由な人が何人いるかは知りません。その人たちが外出するのもいけないということは出来ません。しかし、ごく少数の人達の為に社会全体の大勢の人たちが不利益を被る、あるいは多額の公費が投入されるということもあわせてきちんと議論すべきです。

社会的弱者を救済する 障害のある人を社会が支える そんな名目の裏に、それを食い物にする輩が数多居ることも忘れてはならないと思います。
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どこまで続く泥濘(ぬかるみ)ぞ

2019年07月27日 | 植物
吉本劇場は、一向に閉幕の兆しがありませんね

問題点がどんどんずれて、何が一番の問題かが分からなくなっています。

今回の騒動の発端であり、業界全体の構造的なリスクが「反社」であります。興業の世界はどこまで行ってもやくざさんとの関係は深く、その証拠に暴力団の資金源の覚醒剤・禁止薬物で、芸能人がしょっちゅうその違反で逮捕されています。これを断ち切るのに1企業に委ねる方が酷というもの。

闇営業の、もう一つの側面は脱税であります。この個人的収入は相当な金額に及びお笑い芸人他芸能人の闇収入になっているようです。これは、善良な納税者にとって不愉快な話でしょう。これをしりつつ見逃しているとしたら、税務署の怠慢というべきです。

さらに、ギャラの会社による搾取について。会社発表の5:5はあながち嘘とも言い切れないでしょう。おそらく会社の収入の9割がたは売れっ子のトップレベルの芸人さんが稼いでいるはずです。そして、個別の契約により半分くらいは芸人さんの手元に入るとすれば、平均値では50%位の取り分になるわけですね。のこりの単価が低く稼働回数がわずかの若手は経費をひけばいくらも残らないのは当然でしょう。それで、最低賃金保障をしろというのが無理ということです。

それに関連して、6千人といわれる芸人の数の多さですね。我々は、名前も顔も知らない人が殆どですから、そういう人が本当に必要なのかという疑問が残ります。若者の夢を実現するというお題目ですが、子供のころからきちんと勉強もせず地道な努力もなしで、人気者になり派手な生活と収入を望むのは虫が良すぎますね。吉本が、金さえ払えばスクールに通わせ、1,2年で所属タレント扱いするというやり方にこそ問題があるように思えます。

契約に関していえば、給料明細と、雇用契約と、誓約書に分けて考えるべきでしょうね。月に数回の稼ぎの低い芸人は、そもそも廃業するか、アルバイト扱いにするべきでしょう。
反社や闇営業に関わる誓約書と混同してはなりませんが。これだけ書かされているのは会社を利するだけで芸人さんには何も得ることはありません。会社が、当該ギャラの源にある売り上げの明細を開示するのが大事なことです。自分の働きがどれだけの価値があるかを認識するのは重要です。

さらに、雇用契約管理のずさんさは、労働基準法や独禁法違反との指摘もあります。
一連の会見が事実としたら、芸人に対する、解雇権の濫用、いわゆるパワハラと認定されるレベルでしょう。

ともかく、関係者の話やツイッター、ブログ、SNSと情報があふれております。ラスボスがどうやら、会長らしいですが、キーになる人物はやはり松本さんのようです。
それにしても、もうひとりの「濱田」氏の沈黙が気になるところではありますな。

マスコミも芸人さんたちも、立場や利害が関係していかにも歯切れが悪い対応です。
また、さまざまな法令違反の恐れに対しても当局は知らん顔。法治国家にしてはずいぶんぬるい国ですね




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