2チャンネラーウオッチャーのワイフは、面白い内容を見つけるとワタシに教えてくれるのです。
ネット上で集中的な攻撃・誹謗中傷が生じるのは社会的現象で、削除できない、投稿者を特定できるようにするなどの対策が講じられてきているようです。
家内によると、最近見つけた論争で、相手に対し「虫唾(虫酸)が走る」と非難するつもりが間違えて「虫酢が」走ると書きこんだ為に、そっちの突っ込みが本題そっちのけになったという笑い話でした。
今日は悪さをする害虫の話であります。コガネムシとヨトウムシは、特別なので何回かに分けてこのブログに載せていますが、今回はそれ以外です。
某殺虫剤メーカーのCMによると、蚊は、一日の90%寝ているそうであります。
ならば、早朝から暑い昼間夕方にも外仕事をするワタシに容赦なく集って来る蚊は、不眠症なのか、よほど働き者なのかもしれませんね。
蚊取り線香を焚いて、虫よけスプレーをし、長袖のシャツを着て作業しても、結局は始終身の回りを警戒し、スプレー散布して追い払うことが欠かせません。本来は、ボウフラが湧くような小さな水のたまり場、空き缶などの容器などがないようにすればいいのですが、近隣から飛んでくるので実際はお互い様、なかなか根絶できません。媒介する病気が無ければ、痒い程度で済むので、
アリは、益虫か害虫かといえば、やはり害虫です。コガネムシなどの死骸を片付けてくれる掃除人ではありますが、アブラムシとの共生関係だったり、鉢植えの根に巣を作って植物を枯らしたりと油断できない相手であります。目障りながらも、イチジクに集まったりする程度で、直接的には作物を荒らすわけではないので、むきになって駆除はいたしません。
これに呼応するのがアブラムシですね。以前カイガラムシと合わせてこのブログには紹介しましたが、駆除しずらく気持ちが悪いコロニーをつくります。アリがそれに群がって甘い排泄物を舐め、一方でアブラムシを食べにくるテントウムシなどから身を守ってもらうという共生関係になります。アブラムシは、植物の若い芽や花蕾からエキスを吸うだけでなく、ウィルスを媒介し、スス病などの病気をもたらすので舐めてはいけないのです。
虫ではありませんが害虫の代表としてナメクジがいますね。鉢を持ち上げると必ず2,3匹は居ります。貝の仲間ながら煮ても焼いても食えず、生食して死亡したケースもあります。こいつらは地味ながら相当な作物への被害を及ぼすのです。大根に入り、キャベツ、イチゴなどを食い荒らします。ナメクジの食べた後這った後は気持ちが悪く、野菜が台無しになります。忌避剤や殺虫剤は売られていますが、簡単に駆除出来ません。広範に生息し、普段は石ころや鉢、落ち葉の下に隠れていますから非常に厄介です。例えばイチゴの露地栽培なら、実がつく前に大量の専用薬剤を撒きます。それを食べると体がマヒして動けなくするのが多いですね。ただし、これはほかにもっと美味しいものがあれば見向きもしません。食害が出る前に対策すべきでしょう。
見つけた時は、気持ち悪くて触れませんよ。周りは植物なので熱湯や塩はまけません。 踏みつぶす これしかありませんね
ダンゴムシも、ナメクジと同じく地味に食害します。大根に穴をあけます。不快虫なので駆除したいのですがこれも決め手がありません。枯葉落ち葉の堆積を放置しない、鉢植えを減らし石やレンガなども置かないで、生息域をへらすのがいいように思います。
さらに厄介なのが「カメムシ」、果物野菜類の食害があります。コメ農家がこいつの食害を防除するためにネオニコチノイド系の農薬を大量に空中散布すると聞きます。これが、ミツバチの激減に繋がっているという説もあるのです。
カメムシは、その発する悪臭が問題です。大概の虫は捕まえ、指で捻り踏んで潰すのですが、こいつの「屁っぷり」は臭くてなかなか匂いがとれません。払いのけるくらいしか出来ませんね。あーいやだ。こいつの仲間の小粒な種類がラズベリーに寄って来るのでよほど注意しないと一緒に食べてしまうことがあります。「悲惨」な体験です。
今は、盛んにアゲハ蝶が飛び交っています。これは、主に柑橘類に産卵します。オオスカシバはクチナシ専門に幼虫が大量発生します。
目に見える害虫対策に、食べ物生り物以外には「モスピラン」(ネオニコチノイド系)を散布します。持続性・浸透移行性があるので昆虫類全般に強い効果があるのです。それは農薬の残留性に通じるので、極力果樹類には使わないようにしていますが。
もう今の時期、虫取り・虫駆除の毎日なのです。今朝もぶどう棚のコガネムシを4匹踏みつぶしてきました。キャベツのアオムシを潰し、ハイビスカスのアブラムシを取り除き・・・・・
虫酸が走ります。