植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

大晦日・今年を総括する  「4T」の1年だった

2023年12月31日 | 雑感
今年最後のブログ更新であります。1年間ほとんど休むことなくブログを続けて参りました。備忘録でありボケ対策の一つでもありますが、結果としてごく少数ながらもワタシのブログを訪ねて来られる人たちの事が励みになってなんとこか、ほぼ毎日更新できたことに感謝とわずかな自慢があります。

昨年末のブログには、翌年(つまり今年)のメインテーマが「心身ともに健康的に過ごすことが最大の目標」と書かれておりました。この歳になると金も名誉も要りません、元気で病気が無いことが何よりなのであります。

さて、この1年を総括して、などという立場でも大した人間でもないのですが、締めくくりに振り返ってみようと思います。
結論から一言で言えば「4T」の日々でありました。
・体調不良
・突発性健忘症
・多忙
・篆刻作品応募・・・・のTであります。

まず1Tーこの春に夜間の睡眠に問題が生じ、熟睡できず3,4回目が覚めることが発端でありました。かかりつけ医に「精神安定剤」を就寝前に1錠飲んで、と処方されたのがたしか2月、それまで「高血圧・血糖値対策・肩こり(1日2回)・血液サラサラ・高コレステロール」とあって、一日累計6錠を服用していました。

しかし、7月頃篆刻の作品作りに没頭し始めた頃から、日中に不快感・不安感を常時感じるようになり「軽い鬱病」と診断されました。精神安定剤は6時間おきに3錠、これに睡眠導入剤が加わりました。それでも胸や胃部のむかつきが収まらずもう1種類の精神安定剤(抗うつ治療薬?)が一日3回となったのです。これで一日6個が加わり、また肩こり用のビタミン剤も一日3回と判明して7個増えましたから6→13個になったのです。これにはサプリメントは含まれておりませんので、実際はもっと飲んでいるのですが・・・

2Tー元々記憶力がいい人間ではありません。自慢ではありませんが、人の名前の失念や物忘れなどは、若いころの得意技でありました。それを意識して、ボケないように「ツムツム」を10年以上続けておりますし、このブログや篆刻も手先を使い、頭を使うことで記憶力の劣化を遅らせようと考えてきたのです。
しかし、この猛暑のさ中、家内によれば尋常でない言動があったようなのです。彼女によれば、ワタシが言ったことを覚えていない・意味不明なことを口走るといったことが、2度あったらしいのです。後でネットなどで調べて見ると「突発性健忘症」という病気があり、なんでもない健康な人が突然数時間に記憶を失うことがあるのだそうです。ワタシは表の暑い中を何十分か歩いた後だったか、ともかくその前後に記憶が無い、だけでなく後から考えると過去の記憶が相当欠落していることに気づきました。5月に初めて行った新潟の長男宅、その目的は孫の運動会の代理付き添いであった、と昨晩聞かされましたが全く記憶に無かったのです。特に今年の6月以前、約2年間の記憶が断片的に大半が失われていて、秋風が吹いても失われた記憶は戻ってこなかったのです。

もしかしたら「認知症」の初期症状かもしれません。しかし、ここ数日食べたものも覚えているし、日時の感覚も失ってはいないので致命的な病気になっているとは思えないのです。家人に頼まれたことも概ね催促されずにこなしておりますし。

3Tー「多忙」であります。3月まで務めた自治会長は任期を終えましたが、無理やり相談役・監査役を押し付けられ、菩提寺の「世話人」も引き受ける羽目になりました。
日々のルーティーンとしては、朝は管理するお店の緑地帯・マイガーデンの草むしりやゴミ拾い→ブログ更新とメールチェック→新たに始めたFacebookの情報追加→メダカの世話→鉢物の水やり・・これだけでも朝5時起きで半日を費やすのです。(基本的には365日休みがありません)
これに趣味の書道・篆刻・ヤフオク・ツムツム・LINEのメッセージ交換・書道チャットなどが随時加わるので、テレビなどは点いていても、何かをしながらになるのでほとんど画面を見ていないのです。

4Tー篆刻作品の公募展出品+書作品の昇段昇級用の提出
自分の篆刻が「専門家からの評価」を通じて客観的にどんな程度までできているのかを知りたい、と思ったのです。そこで7月から公募展に出品するための作品制作を開始し20本近く彫りました。結局日展・全国書道展・日書展の三つに応募し、日展は想定通り落選、全国書道展は未確認ながら「特選」・日書展も「入選した」とのハガキの通知が来ました。
ワタシとしたら、この結果はむしろ望外といっていいのです。生まれて初めて大型印を独学独自流で彫って、何のつてもなく出品したのですから、どれも選外とされても不思議はなかったのです。これで、「鬱病」が顕在化したのではないかというのが家内の見立てでありました。そうかもしれません、約4か月身心を消耗した実感はありますね。

そんな4Tによって、自分のこれまでの人生でも「記憶に残るような」大変で忙しくしんどい1年だったのです。
来年は、なんとか失われた記憶を少しでも取り戻したい、うつ病などの体調不良を修復しいくらかでも往時の健全だった自分に近づきたい、と願うものであります。

最後になりましたがこんな拙文のブログに幾度も来られた皆様方に、深く深くお礼を申し上げる次第であります。
1年間ご笑覧賜り、誠にありがとうございました。
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やっぱりご褒美を貰ったのかも ヤフオク万歳

2023年12月30日 | 篆刻
朝五時から大掃除であります。
ワタシだけの「隠れ家」仕事場で、一応週一くらいでは片づけや掃除をしておりますが、生来の掃除下手・整理が出来ない人間なので、誰も来ないのをいいことに散らかし放題であります。

それでも、新年を迎えるにあたり普段それっ放しの篆刻部屋(PS操作と篆刻印作成)を整理しようと立ち上がったのです。また、恐らく今日からくる孫たちがワタシの仕事場に乱入してくることは間違いないので、危険物はしまい、親に言いつけられない程度にきれいにしておかねば、と思うのです。

さて、先日届いたワタシからのワタシあてのプレゼントのお話であります。一年頑張った自分に少しはご褒美をやろうと、ヤフオクで奮発した印材と印泥であります。総計27千円なので、大したことはないと言えばそれまでですが、1件数千円の入札に抑えているので、ヤフオクの入札はほとんどが他人が落札して、大体週に2回前後しか落札できません。一つの田黄石で、4~5万円ともなるので、出る幕はありません。

しかしながら、丹念に隙間をついて安値で落札するものには少なからず「お宝」に出会う確率もあるのでやめられないのです。

まず最初に印泥。「栄宝斉(榮寶斎)」の印泥を5千円で入手できました。近年の品物でわずか15gしかない少量のこの印泥は、1万円程度で売られていたはずです。しかし、中国の物価が相当上昇したこと、円安が進行していることから、今では15千円ほどになるかもしれません。

榮寶斎の印泥は、一般に販売されている中国の印泥では最高峰(最も良質で高額)であったのです。最近では高式熊・李 耘萍(リーウンピン)女子 の作る(運営する)式熊印泥・ウンピン石泉印泥などがとても高品質になりましたが、それまではなかなか手が出ない最高級印泥で、あったのです。なにしろ「贋作国家」とも言える中国ですから、榮寶斎の偽物は売るほど出回っています。ワタシは印材に加えて、「印泥コレクター」でもあるので、印泥は50個ほど所有しております。その中で栄寶斎と銘うたれた印泥は中身無し(空の七宝容器)を除いても、6個ありますが、多分本物は2個だけで、後は質の悪いどす黒い朱の印泥・中身だけを入れ替えたと思われるものです。詳しくは下記の記事を参照あれ。
今回入手したのは、外箱・説明書・未使用印泥(黄磦半両装)が揃い、容器の底には「栄宝斎」が焼き付けられております。これは本物で間違いないのです。興味深いのは、説明書に「李 耘萍」女子 の名前が幾度も出てくることです。今や印泥の最高級品もウンピンさんが監修しているのですね。


次にご披露するのが「田黄石らしき石」一個で最低落札価格15千円の単独落札品です。

さほど古いものでは無く、石ももしかしたら「新田黄」と呼ばれる廉価な類似品かもしれません。しかし、山水・人物の細密な「薄意(薄い浮彫)」がありと、石と置台がちゃんと収まるように測って作られた専用の元箱があるのです。石自体は黄土色と朱茶色のツートンながら、それなりに光沢があって彫り易そうで、重量が155gと立派な石であることから、自然石であれば相場に合った値段と見たのです。
届いたものは想像通りで、自然石で間違いありません。軽く磨くと艶々だし細工もとても丁寧でした。田黄石でなくても結構、いい買い物であったと満足でした。

最後はなんと「田黄ぽい石材含め・箱有で4点まとめて」、これがたったの5,250円で落札できたのです。印材蒐集歴4年のワタシからしたら、信じられないほどの安値であります。実際これには落札上限を2万円にして入札したのです。

左から順番に①~④と番号をつけましょう。
まず①こちらは更に一回り大きく透明度の高い凍石であります。上部には、来年の干支の「紐(持ち手の飾り彫)があって、なかなか見事であります。紐と印面に近い部分に黄土色の不透明な石層が流れているのが「減点要素」ではありますが、半透明で美しい中間部分には軽く薄意まであってとてもしゃれた雰囲気であります。人によっては5万円位と値踏みするかもしれませんね。


②はやや暗黄色と灰色が混じっていて、純粋で黄金色の田黄一級品とは言えませんが、これもやはり田黄、と判断します。オーソドックスな薄意も前面に丁寧に施されており艶やかであります。これ1個で1万円以上してもなんの不思議もありません。


③の角材はちょっと種類の特定が出来ません。石印材の大半を占める「寿山石」ではなく、パリン石とか昌化石かもしれませんが、決して悪いものではありません。

④これは一般的にはあまり印材としては用いない「大型石」であります。これとて寿山系の天然石であり、表には簡単な植物(瓢箪)の薄意があります。混色で透明度が低いので、石自体は雑石扱いされたものだと思われます。

つまり、③④の石はそれぞれ千円から3千円程度の代物かもしれませんが、①②は合わせて少なくとも5~6万円はしようか、というお宝であったのです。
ワタシは思うのです。
神様か誰かが、ワタシを空から見ていて、この1年間エライ思いをして苦労し頑張ったワタシにそっとご褒美をくれたのだと。
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なかなか中身があるアイムソーハッピイな一日

2023年12月29日 | 雑感
人生良い事も悪いこともないまぜであります。最近はろくでもない事が多く、病んでいるので「ネガティブ」なことが頭から離れないという日常なのです。
典型的な一日を記したのが下記のブログ記事です
 
ところが、昨日に限っては、だいぶ普段と様子が違いました。
昨日の唯一の公式な予定(今年最後)が菩提寺の世話人としての仕事でありました。9時に集合なので大慌てでブログ更新やらFacebookへの写真投稿を済ませ、年末年始にかかる幾つかの私的なイベントの打ち合わせ・お誘いのLINE発送などであっという間に約束の時間が来ました。

世話人としては新米なので、何をするか知らなかったのですが、新年のお年始、「薬師如来祭」に備えて、本堂に幕を張ったり、のぼりを立てるという作業を10人ほどの年寄り(世話人)が準備するという事でした。寒く日陰の中で見よう見まねで上りに使うプラスティックの棒を延ばして組み立て作業に入りました。ところが、30本ほどののぼりのパイプの留め口が強く締められていて、その半分ほどが動かない(回らなかった)のです。平均80歳の年寄りが布の軍手をはめて細い管をひねっても滑るだけ(笑)。

1年間締めていて寒く樹脂が硬くなっているので全く動きません。そこで、回りそうにないという20本近いパイプを全部ワタシが集めて、片方を膝で抑え、素手で湿り気を与えて力任せに緩める、ということにしたのです。普段力仕事をやっているし、篆刻などで指先はいつも使っています。最も若手なので適任だったのです。で、全部緩めたのですが、もう一つ問題が発生しました。この1年で世話人が二人亡くなったこともあり、ワタシを含めて4人の世話人が加入したのですが、その名前を入れた幟を新たに立てる必要が出てきました。

そこで、引っ張り出してきたのが個人の名前を入れていない新品の幟旗です。これに名前を書き込まねばなりません。即座に上がったのがワタシの名前、「まっちゃん」に書いて貰え、でありました。本来は普段から墨と筆で書写するのが本業の住職の仕事であります。ところが、彼は元々数年前までサラリーマンで、全く書道には縁が無かったのです。義父に当たる先代の住職の高齢化で最近住職に就任したばかりで、筆で字を書くのが全く苦手なのです。

ワタシだって、いきなり人の使っている筆で布地に名前を書くなどという芸当はやったことがありません。しかし、他にやれる人がいないし寒い中でそれだけが未済になっていたのです。もうやるしかないと腹を括り、全く練習もなくぶっつけで書きましたよ。筆の手入れが悪く、薄めの墨汁なので筆に墨を含ませるとバッと滲むのです。何とか書き終えました。住職と奥様には「書道の上達のためには、とにかく多書、たくさん書くこと、それから筆の掃除・手入れを怠らない事だと教えました。釈迦に説法というのでしょうか(笑)

こうした一連の作業で、年齢は下から2番目、新米の世話人であるワタシが、実務に関してはもっとも「役に立つ」ということを「半分認知」が入ってきたようなお年寄りがたが認識したのでしょう。書道が達者で、力仕事にも役立つのだ、と。ちょっと前から「総代候補」だとおだてられたりしていましたがワタシからしたら「真っ平ごめん」であります。家内とはあと1年経ったら、仮病でも何でもいいので「病気」を理由にこの面倒な「世話人」から抜けようと相談しております。

さて、それでは終わりません。この日のもっと大事な用件が、お正月に平塚にやってくる「孫たち」へのプレゼントであります。お年玉は既に準備しました。しかし、年にせいぜい1,2回しか会う事のない孫達ですから、せめて何かを買って喜ばせたいと思っておりました。
まず「人生ゲームゴールデンドリーム」小学生が大好きな奴で、彼らが持っていない豪華版です。

今年6年生になる一番上の孫と二番目には、ちょっと難しい組み立てキット


孫娘は「おままごと」がマイブームらしいのでお買い物セットや冷蔵庫を買いました。自分の孫に何かを買ってやれる、それは本当に幸せなことだと思いますね。

これで、やるべきことが終わり、今度はワタシへのご褒美であります。平塚ららぽーとの「nana’s green tea」で抹茶ソフトクリームラテを頼みました。血糖値を気にする私は、数年間この手の飲み物は一切飲まないようにしておりましたが。もはや朝から働きへとへとだったのです。久しぶりのスィーツドリンクの美味しかったこと!!
まだ、こんなものでは終わりません。先だってみんなが実家に集まるのを想定して「ネスプレッソ」のコーヒーメーカー(小さいカプセル用)を購入して置いたのです。これを飲むのにはやはり小さいコーヒーカップやデミタスカップがお似合いです。中古のコーヒーカップを2客買いました。


それだけではありません。お誕生日もクリスマスもお正月も、ワタシは人にプレゼントすることはあっても貰うことは皆無だったんです。それで、3日前ヤフオクで思い切って田黄系の篆刻用印材2件と栄寶斎「印泥」を落札しました。普段は1万円以上のものには手を出しませんが、今年一年頑張った自分へのご褒美で予算を上回る買い物でありました。3件で27千円でした。

これらはなかなかの銘品なんです。その紹介はまた後日にいたしましょう。
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旅に行きたい そうだとりあえず九州だ

2023年12月28日 | 旅行
金融機関勤めの頃、なかなか休みも取れず3人の子供を育てるのでお金も忙しかったのです。しかし、そんな中、好きな旅行はかえって工夫してなんとしても出かけようとしました。
休みがとにくくても、1週間休暇(最長9日)、3連休(土日を入れて最長5日間)の休みを目いっぱい活用しました。台湾・香港・シンガポール等東南アジア中心ですが海外旅行も年に2度くらいは出かけておりました。北海道から沖縄まで旅仲間としょっちゅう企画し、一泊程度の車の旅も楽しんだのです。

ところが、60歳定年を機にリタイヤして、一気に旅行の回数が減ったのです。旅が好きなのに旅行に行けない、という原因は一般的には以下のようなことがあげられますね。

・旅行費用が捻出できない(出費が多い・収入が減ったなどお金が無い)
・会社勤めなどで、まとまった休みが取れない
・旅行仲間に恵まれない、一人旅はつまらない
・家に病人や高齢者がいて出かけられない
・自分自身が病気である 高齢で旅行は難しい
・すごい僻地に住んでいて、交通手段が限定されている
・車が無い 免許が無い
・あらゆるところに行くだけ行ったのでもう行くところが思いつかない、それは無いか(笑)

といったところですね。
ワタシの場合は、上記にはほぼ該当しません。実質無職である意味一年中休暇状態。余計な買い物をする必要も無く、旅費くらいは年金と若干の地代収入で間に合うのです。旅仲間は幾人も居ます。車も古いがちゃんと遠出が出来る普通車があります。家人は家内のみで、犬の世話の為に基本旅行同行の対象になっておりません。体調だけはやや不安を抱え10種類ほどの薬を飲んでいます。鬱病ぽくても旅行くらいには支障がないのですが、やはり病気は病気、絶好調の時期と比べたら50%あたりの調子であります。

つまり、一般的にはその気になれば旅行には行けるはずなのです。
しかし、何しろ「忙しいのです」
毎朝ルーティーンとしての作業が、Facebookと、このブログの更新、マイガーデンの世話(草取り・鉢植えの水やり)とゴミ拾い。屋上のメダカの餌やり水替え。これに金曜日の書道教室、不定期ながら篆刻の練習と作品作りがあります。
お寺の世話人、神社の評議員、自治会の相談役という厄介な役も引き受けております。
鬱病は薬を飲んでいればなんとか普通の生活はできますが、これも極端に疲労感や眠気がおきたり気持ちが悪くなったりするので安心できません。

で、今年はどうだったか?と振り返ってみました。・・・いくらか「突発性健忘症」と老人性の認知症の初期的な物忘れがあるので全部は思い出せませんが。
1泊以上の旅行をランダムに書くとこんなところになります。
①九州(大分)へ病気の兄へのお見舞い
②新潟 初めて生まれた孫娘のお祝い
③北海道(小樽) 旅仲間の女性グループの引率
④静岡 伊豆へ一泊、鰻を食べる会
⑤那須高原へ高校時代の仲間とのゴルフ会

たった5回というのか、5回も行けたというのかは微妙ですね。すこしづつ実際に「終活」を始めております。メダカも植物も来年が一つの区切りになるかもしれません。篆刻の作品作りと出品は来年1年はがんばろう、と思っております。

旅行はそれからでもいいか。
いやいや、いつお迎えが来るかもしれません。行けるときに行かねば。
 とりあえずは今朝「九州 福岡・大分の旅(多分一人)」を行くことに決めました。福岡の親戚の叔父が今年亡くなったので、やはり早いうちにお線香をあげたいと思います。書道・篆刻仲間も九州福岡と都城にいて、お会いしましょうと言ってくださっているのです。
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よっぽどいい気なNTT(Lemino・docomo) と既存の放送局

2023年12月27日 | 時事
ワタシはかなり怒っております。

昨日の、ボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一の世界戦、これは数か月前から楽しみにしていたのです。
何しろWBC・WBO世界王者井上尚弥選手とWBA・IBF王者のマーロン・タパレスの対決で、井上選手は世界でも今まで一人だけの2階級統一王者をかけての戦いです。ワタシはボクシングは物心ついてからずっとファンで、白黒テレビでファイティング原田やら藤猛、西城正三などの世界戦を食い入るように見ました。以降もガッツ石松さんや具志堅用高さんなどの、世界戦はほぼ全てテレビ観戦してきました。

しかし、歴代の数十人の政界王者の日本人でも、井上は頭二つ抜きんでています。スピードにテクニック、パンチの強さと打たれ強さ、スタミナ、どれをとっても超一流で、他を寄せ付けません。しかし、30歳になるのに、プロの戦績はわずか30戦(30勝)です。これは、あまりに強くて相手がいない、世界チャンプが対戦を回避してきた証左であります。

PFP(パウンドフォーパウンド)という称号があります。ボクシングの全階級で、階級のハンディを考慮して世界で誰が一番のボクサーか?という順位ですが彼は2022年に一度一位になっています。その後Tクロフォードなどが代わって上に来ますが、これは井上選手が戦う機会が無かったことに由来します。たしか去年はドネアとポール・バトラーとの2試合しかやっていませんし、今年もスティーブン・フルトンと、昨夜のタパレス戦の2試合だけなのです。 

それだけの素晴らしい、実質世界一の日本人ボクサーがタイトルマッチをするのに、なんとテレビ放送しないのです!!!
昨年12月バトラーとの一戦もテレビ中継が無く動画配信サービス「dTV」でしか観れませんでした。これも当日アクセスが殺到し、会員登録なしで無料で配信されたのでした。
昨日夕方は、何の気なしにテレビでその世界戦の放送予定を検索していたのにどこにも「井上尚弥戦」が出てきません。アッ?と思ってネット検索したら「Lemino」という動画配信でしか観れない、という事が判明しました。これはNTT関連の会社で前述のdTVの後継企業だそうです。

急遽スマホに詳しい倅に連絡をとってテレビに繋げる方法を模索しましたが埒があきません。お隣の息子さんが駆けつけてきました。彼は勤務するT貴金属のSEなのです。ところが、やっぱりこれもテレビでの視聴が出来ない。どうやら、NTTが指定する機能は古い機材では対応していないので、最新のバージョンのAmazonなんとかという機器を買わないといけない、というのです。

そういえば、女子サッカーのワールドカップ予選もテレビ放送が無かったですよね。はっきり言えばNHKはじめ既存のテレビ放送局は怠慢であり、企業努力が足らず、視聴者目線に立っていないと思うのです。だから、ちょっと高い放送料になると横を向いてしまう、スポンサーの意向次第、みたいな。
あんたら、何十年もの間、空中の電波を独占してきたんじゃないですか?

DAZNは、このワタシでもテレビの横についている差込口にUSBケーブルを使ってiPhoneを繋ぐだけで見れるようになりましたよ。それが、このLeminoはシステムに明るい二人の若者が1時間かかってもうまくいかない、つまり複雑でわかりにくく金が掛かるという仕組みになっているのです。

怒っています。NTTは元が電電公社、役人なんですよ。国民のニーズも利便性も高齢社会にも対応しない「独りよがり」の会社なんです。日本郵便と一緒だな。

今朝、ある方にLINE登録をお願いするためショートメールなどで「LINEQRコード」を送ろうとしたらNTTdocomoからは送れない、という事が判明しました。「MMS機能を有効にする」というシステムが無いのだそうです。
うちらの間では「よっぽどいい気」と呼びます。NTTはよっぽどいい気で、自分たちの方が偉くてLINEなど知ったことか、という態度にしか思えません。タダで誰でも利用できる便利なLINEを軽んじているのですよ。

結局、スマホの画面でしかボクシングを見ることが出来ませんでした。老眼の年寄りにはつらいのですよ。
NTT(docomoも含めて)は情けない会社、役人気取りのいけ好かない会社だとしみじみ感じる年の瀬でありました。
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