植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

どこより早いドイツ戦観戦記 あとはまだ見ぬ若手の出現ですね

2023年09月10日 | スポーツ
岩渕真奈ちゃんが、なでしこジャパンから引退しました。2010に16歳でA代表に召集され、あの澤穂希率いるなでしこが、2011年にWカップで優勝した時には最年少で帯同し、活躍した次世代のホープでした。それ以前から海外のチームに所属し嘱望された人材であったのですが、度重なる怪我に泣かされ、いくつかの代表としての試合に出られないことも多かったのです。たびたびなでしこのキャプテンとして日本を引っ張っていったのですが、今年のWカップにはついに召集されませんでした。
恐らく、それが17年近い現役引退を決意させた最大のきっかけになったのでしょう。少なくとも今のところ付き合っている相手が公表されてもいないし、結婚を機にということはなさそうです。

あれだけの実績に、キュートな魅力の美人さんです。芸能界からサッカー界までほっとくわけがありません。テレビ解説・バラエティー・サッカー指導者いろんなお仕事が舞い込むでしょうが、彼女も30歳を超えたので、いい人に巡り合って幸せな結婚生活に入ってほしいものであります。

なでしこジャパンは先のワールドカップでは、優勝候補の一角として高く評価されながらベスト8に終わりました。一次リーグで勝った相手のスペインが優勝しただけに、なんとももったいない結果で、今後の女子サッカーの行く末にはいささか残念な事態となっております。

さてそんな中、先ほど男子の日本サッカー代表が、ドイツとのテストマッチを終えました。ずっと絶えて久しい国際試合でありました。どうせ朝は4時頃には目が覚めるので、試合開始から全部終了まで観戦いたしました。結果は4-1と大変結構な試合だったのです。スピーディで、汚いラフプレーもなし、完勝と言ってもいいゲームでありました。

目立ったのはやはり、スピードスターの伊東や中盤の鎌田・遠藤などで、期待の三苫薫は随所にトリッキーで優れたボールさばきやドリブルを見せてくれましたが、ドイツの徹底マークもあり、ラストパスやシュートの精度を欠いていたのが残念でした。
ドイツは、ここのところ国際試合では1勝3敗1引き分けと精彩を欠いています。2大会連続でWカップは一次リーグ敗退をしているので、長期的に力が落ちているのは明らかです。今朝負けたのもある意味当然の結果かもしれません。

いいところばかりが目についたのですが、一つだけ気になったことは、出てくる選手がみんな有名な常連ばかりだったことです。今までのサッカーを見て来て、大事な要素の一つが「世代交代」です。常に新しい血が入り、十代の有望な選手に、早い時期に大舞台で経験を積ませることはチーム全体を活性化させ、マンネリ化や高齢化を防ぐことに繋がります。残念ながら最近余裕がなく女子の国内サッカーの試合や若い世代の試合を目にすることがほとんどないので、有望な次世代のスターを知りませんが、必ずいるはずなのです。

そんなニューヒーロー・ニューヒロインの出現を心待ちにしたいと思います。
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