植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ああせいこうせいでええんかい

2021年03月31日 | 時事
 植物園と冠したこのブログの裏のテーゼは、官僚天国日本を憂う、ものであります。貧乏人からも容赦なく搾り取った血税をわがもの顔で無駄遣いし、私利私欲、省益と自身の立身出世・終身の極楽生活のために闊歩する上級国民であります。

 省庁の中でもとりわけダメダメの三流官庁が「厚労省」であります。大昔の優生保護法、らい病、イタイイタイ病などの公害問題、C型肝炎、血液製剤エイズ問題どれをとっても厚労省の対応はのろく酷く、その事態を深刻にさせ真相を隠蔽しました。国家公務員試験の成績上位はかつての大蔵省などの主要官庁に進み、出来の悪い役人が厚労省・農水省などに振り分けられますから、元から質が低いのに持ってきて「僻みや恨み」を抱いているのです。

 そこで、ここにきてその三流ぶりがいかんなく発揮されております。まず驚かされたのが「省の役人の残業が過労死ライン越え400名」というニュース。中には月226時間も時間外労働という報道もありました。これは明らかな法律違反で一般企業なら処罰されます。そもそも月200時間の残業というと、土日出勤を8日で10時間ずつ残業しても80時間、残り20日ほどの出勤日にまんべんなく6時間残業していた、という計算になります。

 これは、自分の経験で言えば①特定の部署と課員に仕事が集中した ②長期間の残業で極端に集中力が落ち能率が悪くなる、捗らない ③仕事以外の時間(食事・仮眠・休憩の時間が増える) ④結果出来た書類や仕事にミスや不具合が増加しさらなる仕事が増える という悪循環であります。1年以上に及ぶコロナの対応と国会質問対応で膨大な作業が集中したというのがその原因のひとつでしょう。

 しかし、これは労働行政の根幹を担う組織そのものに問題があるというのがワタシの見立てであります。役人は自分の仕事を人には決して渡しません。隣の席の同僚の机が山積みになっていても、自分の仕事ではないので手伝うことがありません。電話が鳴っていても代わりに出ることもしません。若い人とノンキャリ達には過重な負担があっても年配職員・役職者は知らん顔であります。一定の年齢・職位になったら絶対に実務には手を貸さないのです。嘱託含む老齢公務員は仕事をしないことが決まりであります。ましてやコロナ担当ではない他の部署やセクションは徹底した縦割りなので、一切無関係となります。

 普段でもそうした事態は予算時期と国会時期には必ず起こることなので、本来多能化・係替えなどで情報と業務を共有し弾力的に補完し合う、という発想が欠落しているのです。職員も、いずれ出世し楽が出来る歳周りになるまでの辛抱だと思っていますし、帰りはタクシー、残業手当だってびっくりするほどの金額が貰える(はず)なので、だらだらと残業するという人がいて当然なのですね。今回のコロナのせいか若手の退職が増えているそうであります。それも結局組織が個人に優しくなく、仕事に魅力もなく、明るい未来が見えてこないのでしょうね。

 それで厚労省は、自分のところで管理もガバナンスもきいていないくせに、民間にはやれ過労死がどうだとか、「ああせいこうせい」と言ってサービス残業を無くせだとか能書きをならべているのです。

 そして起きたのが今回の銀座の深夜23人送別会です。集まったのは健局 なので、彼らにしたらコロナはよその局の話なので関係ないのです。所管でない業務には無関心で責任もありませんから、もう緊急事態宣言下ではないのでこのくらいの大宴会やっても「ええんかい」と思っているのです。ね、所詮この程度の認識なんですよ。国会で「ぱぁぱぁ」いうほどのことではないのですよ。

 厚労省が出してきた法律も含めて法案の条文のミスが多発しているようです。これは、縦割り担当任せの弊害であります。多忙の中でも長らく自民党政権の中で綱紀が緩んで、緊張感が足りない、公文書の扱いがぞんざいになった証しであります。普通なら何人もの条文作成のプロの間で「校正」しているはずなのです。

 極めつけが厚労省パワハラ相談担当が職員にパワハラ働き、退職に追い込んだというニュースです。もう笑うしかない、会社の上司などからのパワハラ被害者に対応すべき人間が、自分の部下に「行き過ぎた指導」をしてうつ病を発症させ退職に追い込んだということですが、1ケ月1/10の減給処分だそうですよ。今時部下を喝して病気にさせたら解雇ものでしょうが。
 
 ニュースでは、厚労省は最前線でコロナと戦っている、とよいしょしておりますが、ワタシにはそうは思いません。国立感染症研究所 や保健所の既得権益とメンツにはしがみついても、いっこうに有効な手立てを講じているようには感じられません。戦火の及ばぬ最後方で事務仕事はするけれど、責任は専門家会議に押し付け、コロナ外来・入院施設拡充・PCR検査拡大にも消極的です。最前線で戦っているのは医療関係者や保健所、介護現場などでしょうよ。ワクチンなどもいまだに接種のめどが立たず国産ワクチン開発などはどこかに消えてなくなってます。

 こうした厚労省に、今回のコロナ対策、つまり私たち納税者の健康と生活の大半が委ねられています。わたしは「校正老恫省」と呼ぼうと思います。
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栄寶斎さんにはちょっと縁がなさそう

2021年03月30日 | 書道
 ヤフオクは毎日の夜の楽しみであります。ほとんどの出品物の最終時限が、夜10時ころなので、静かに推移していた入札価格がみるみる上がっていく時間帯なのです。常時、書道・篆刻関連の出品を検索しながら、ぐっと気になるもの珍しいものにチェックを入れウオッチリストに登録しておきます。
入札日までは、ネットで出品物の情報やキーワード・来歴などを調べて値踏みいたします。真贋の見極めも大事ですが写真だけでは判断できないので自分のよく知るジャンル以外のものには食指を伸ばさない様心がけております。

 ヤフオクを始めたころは、随分とお粗末なもの、まがい物を掴みました。こちらも知識がないので、安物ばかり入札しました。他の人がチェックすらしないようなものを単独で落札するので、期待外れの価値が乏しいものが届いたのが幾度もありました。最初は筆と硯中心でしたなぁ。おそらくは20万円近く費やしたのですて。硯は「端渓硯」が欲しいと思い、あっという間に硯が20個ほどになりましたが、真正の端渓は2,3個で、あとは「端渓の方で作られたような硯」という代物、おそらくは数多ある偽物端渓・中国のお土産物屋さんで売られているような変哲のない安物でしょう。

 書道筆も、10本千円、みたいな入札でしたから学童でも使わないような筆もたくさんありました。それでも、あるとき70本ほどまとめて中古筆が25千円ほどで落札出来たのが幸運でした。素人がまぐれでいい馬券をとったようなものです。届いたものを調べてみると値札が残っているものだけで50万円近い高級筆だったのです。それまでの負けをいっぺんに取り戻した気分、かなり使った勉強料がチャラになりました(笑)

 以降、古墨、そして本格的に書道用紙の大量落札へと移行いたしました。期待通りと外れが半々というところ、それでもワタシが落札するヤフオクの品物は原則中古品で、新品で買うものに比べたら半額以下なのでさほど痛手もなく、練習用に惜しげもなく使えますし、書道教室の子供たちに提供しているので無駄はなかったのです。

 最近では「篆刻印」関連がほぼ9割近くになりました。書道用紙・筆・墨・水滴・文鎮とほとんど網羅した結果飽和状態(笑)になったのです。今年年初から一気に篆刻モードに突入したワタシは、日常生活の優先度合いが1位篆刻、2位園芸、3位書道、4位メダカ、5位蕎麦打ちとなりました。毎日1,2個彫りそのための印材・書物・印刀・印矩・印床などをオークションで安く入手することが最優先ともなりました。印材については幾度かこのブログで紹介しておりますので、今回は割愛いたします。
 
 押印するための朱肉「印泥」も必須なので、一個千円で買った安物は置いといて高級印泥を求めてヤフオクを利用いたしました。印泥は、人様に篆刻印を差し上げるとき一緒に贈ると喜ばれるのです。
 この印泥なるものは辰砂という鉱物(無毒の水銀化合物)にもぐさやひまし油(ににたもの)に植物成分などを配合しているとされますが、基本は秘密なのだそうです。

 その一つが八宝印泥です。八寶は「珍珠(真珠)、瑪瑙、珊瑚、麝香、梅片、金箔、琥珀、猴 」で、これを加え北京製墨廠 というところが「一得閣」という屋号で出しています。これは、戦前に最高級と言われた印泥を作っていた一得閣 の屋号を使っているだけで中身は全く異なる質の悪い品物なんだそうです。書画で永代まで残るかもしれない名作に偽物の質の悪い印泥を押させるというのがいかにも中国らしいですね。

 そこで登場するのが「栄寶斎」であります。印泥を求めてヤフオクをさまよっているうちに、その名を見つけました。今でも北京の中央で営業する老舗中の老舗の書道用品だそうです。日本なら銀座鳩居堂といった感じですか。この名前がついた印泥は一個30万円ほどで出品されています。通常のまともな印泥の値段の2、30倍もするのです。当然今は同質のものは市販されていない数十年前の骨董品ではありますが、それだけ書道家にとっては垂涎ものの高品質の印泥だそうです。なにせ中国ですから、その模倣品も多いと聞きます。ネットでも模造品が1両装(30g)数千円で売られています。本物はワタシの入手できるようなものでもありません。

 前述の八宝印泥も、4個落札しましたが、当然ながら、本家一得閣のものでは無く、質が悪くなった安い方の最近の普及品であります。といっても品ぞろえでは最もグレードが高い「特級貢品」もありますので新品を買えば2万円以上もするのです。ワタシの書道や篆刻の腕では、このあたりでも十分といえます。

 昨夜は初めて見かけた「詩箋」という種類の書道紙の入札期限でした。これは中国で昔から製造されている漢詩を書くのに用いる紙、だそうです。吟箋や信箋とも言われ、花や景色などの透かしが入った便箋を高級にして半紙より少し小さいサイズにしたようなものです。今まで、色継紙とか料紙といわれる「仮名書き」用の美しい紙は沢山目にしてストックもあります。また、蝋箋とよばれる模様入りの半切もかなり所蔵しておりますが、これは持ってない!

 それで、4件ばかり応札しました。どれも6、70年ほど前に製造されている時代物で決して安くはありませんが、そうそう滅多に出品されるものでは無いのです。ネット販売もほとんど扱っていません。一件1万円の上限というワタシのルールは特例で破りました。かなりの入札が入って2件は落札、計28千円!、勉強料としてはちとお高いのですが、やんぬるかな、期待通りの紙であることを願うばかりです。詩箋「百華箋」合計331枚 で一枚当たり85円、ま、いいでしょう。

 そこで落札できなかった方のお宝が、1980年代 栄寶斎彩印信箋 6袋 というものでした。落札額は3万円でした。残念ですがこれはいた仕方ありません。予想通り「栄寶斎」と名がつくと値段が上がるのです。数日後届いたらブログに乗せることにしますか。
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自治会長は見た

2021年03月29日 | 時事
 最近、警察の姿をよく見かけます。我が国は騒乱のない平和な国であります。民族的迫害もなく、軍部のクーデターもありません。コロナのさ中で目に見えない脅威があるのは世界同時ですが。
 おおむね警察官の出番は交通事故か交通違反、3日前も国道の片側を規制し、トラック事故の処理をして大渋滞がおきていましたが、帰り道も乗用車同士の追突事故があったらしく、バイクのおまわりさんが話を聞いていました

 ワタシの住む町は、だいぶ高齢化が進んでいます。限界集落化しつつあり年寄りばかりの町に、それでも最近はなぜか10軒以上もぽつぽつ建売が出来て、新たに越してくる人がいるのに救われる気持ちになります。

 いささか治安が悪いという点では神奈川有数の平塚市、その中で2,3番目にガラが悪いといわれる地域にある町内ですから、よく観察すると年中事件やトラブルが発生しているのです。数日前には救急車と消防車が近所に止まっていて、なかなか出てこないので心配していました。ようやく運び出されて、ストレッチャーの隙間から覗いた、女性らしき方の足先が真っ白になっていました。後日聞けば70代の女性ですでに亡くなっていたとのこと。自宅で亡くなった場合は、事件性の可能性もあるため必ず刑事さんが聞きに調べるようです。

 さらに、一昨日近所の公園で事件が発生しました。
第一発見者(家内)は犬の散歩に日に二回巡回するので、愛犬が拾い食いをしないようにごみの片付けもしているようです。朝の散歩で犯行現場で死体を発見するというのは、最もあるあるのミステリー番組冒頭シーンですな。死体はありませんが、道端に食べ物のみならずティシュ・ハンカチなどが落ちていると、口に入れる困ったわんこなのです。すでに2度獣医さんに嘔吐剤を飲まされております。

 そこで見つけたのが放置されているウイダー(プロテインなど筋肉増強剤のメーカー)のプラスチック容器数個、よせばいいのに持ち上げたらガサガサした音がして蓋をとったら大量の注射器!!がぎっしり詰まっておりました。近所には医院も動物病院もなく、注射器を大量に使う事業所はありません。競輪場の選手宿舎の真ん前ですが、用はなさそうです。コロナのワクチン接種?それはない(笑)。もっともやばいのは「覚せい剤」でしょう。その目と鼻の先では、実際に禁止薬物の売買がなされていた事件もあったのです。

 困った家内は、警察に通報しました。事件性があるなしに関わらず、子供たちが遊ぶ公園の植え込みです。もし開けて「お医者さんごっこ」でもやられたらえらいことになります。ワタシにもお呼びがかかって、まいりましたら、バイクの駐在さんが来て、見分を始めていました。さすがにゴム手袋をつけ、近所の人が近づかないようにしておりましたが、いくらか事件性があると判断したのか「鑑識」を呼びました。

 現場で簡易検査を行ったところ、筋肉増強作用のあるステロイドらしきものだという話で、ドーピングに使うのだということでした。なぁーんだ、「シャブ」じゃないのか、と安心しましたが、ドーピング?違法薬物じゃないの?

 容器内に外国語で書かれた書類があり、海外から個人輸入したようです。輸入者(外国人)の所番地と電話番号まで記載されているので、犯罪がらみとは思えませんでした。
 連絡先に電話したら外国語の音声案内になったらしいです。問題は、「ブツ」であります。こんなに夥しい注射器を放置できません。警察では引き取り出来ないと家内に言ったそうです。そもそも家庭で使う注射器は、在宅自己治療で許容されております。糖尿病のインシュリン注射、他抗がん剤治療、インターフェロンなどがその主たる目的です。ところが、これで出る使い捨ての注射器( 医療廃棄物 )が家庭ごみと一緒に出されるのだそうです。

 ごみの収集や集積所の片付け、ごみの分別で、人の手に触れて刺さるという危険が伴います。もしⅭ型肝炎などの感染症だったら他人にうつるリスクもあるわけです。廃棄物処理法では、医療廃棄物を不法投棄 すると高額の過料や懲役刑が適用されますが、基本的には処分を任された廃棄物業者や医療機関が、山中や森林に大量に廃棄することを想定しています。医療機関では、こうした医療廃棄物は厳格に取り扱い方法がマニュアルで定められているのですが、在宅医療を取り締まる法律も無く野放しです。

 ですが、警察の見解はあくまで家庭ごみの放置なので、警察署にはもっていかないという見解、業を煮やした家内は、ならば、不燃物のごみ収集まで自宅にあずかるので持ってらっしゃいと指示したそうです。そうして、注射器を入れた段ボールを持った、駐在さんと鑑識計3名を従え、自宅に持ち帰りました。そのあと、投棄した外国人から連絡が来たので、ならば警察署で保管します、という話になって取りに来ました。一件落着であります。聞けば、もし本人が取りに来なければ、事件として捜査するとのことでした。

 昨日は、午前中には自治会の理事交代の引継ぎでした。集まった児童館(公民館)の裏手のごみ置き場のことでした。自治会はやむなくワタシが自治会長となったのですが、会長同士の引継ぎ(申し送り)は一切当日行わず、自宅に参ります、との前会長のお話。どうやら、人払いしないと話せないことがあるようなのです。なにか、においますな。

 今朝は、ごみ置き場を漁る老人の姿を見つけました。いちいちはさみでごみ袋をあけて中身を調べているのですから、ごみが散乱します。カラスのターゲットにもなります。そういう人はそのあとネットや蓋をしていくなどの常識や配慮はありません。いままでなら素通りするところです。しかし、今回は声を掛けました。

 こうした話は近所でもちきりになります。暇を持て余している年寄りたち衆人環視のなかですから。だいぶ家内などはあちこちから声をかけられていて、身辺が騒がしくなってきましたな。新米自治会長および自治会長夫人の初仕事は、ごみ出しトラブルでありました(笑)


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唐突ながら 感謝いたします

2021年03月28日 | 雑感
 このブログを立ち上げてはや2年以上経過し、知らん間に740話に達しているようです。ワタシの記憶ではここ半年ばかりでは、おそらく一日たりとも欠かさず新規の記事を上げ続けています。気まぐれで多趣味・多忙のワタシにとっては大したものなのです。

 御覧の通り、雑駁でとりとめもない役にも立たない内容ではありますが、自分だけの経験や写真をもとにして、オリジナルであることを大事にし、少なくとも日々の日記はやめておこう、他のネット上の記事の転載になるようなことはNGとしております。
 
 長いと読むほうも書く方もたいへんなので、おおよそ原稿用紙4枚分・1600字を目安にしていて、最近は増加傾向で平均2千字近くなっています。
思い付きでざざーッと書くのですが、最低1時間、平均では1時間半ほど要しています。単純計算で、1110時間、不眠不休・寝食忘れて書いて46日間ぶっ通しでPCにかじりついたことになります。はぁ~、運動不足にも腰痛にもなるわけです。

 最近では、一日の閲覧者が常時100名以上となり、毎日通知される順位が、なんとここ20日ほど数千番台をキープしております。GooBlog3百万件中8000番!!前後なのです。石の上にも三度笠(違うか)、コケ(虚仮 )の一念岩をも通す、達磨大師は「面壁九年 」、手足が腐るほど長い歳月を壁に向かって修行して悟りを開いたそうです。

 水滴が永い歳月をかけて岩に穴を穿つ、という例えのようにこの先何年か何十年かこのブログを続けて、はたして何か(岩)に風穴をあけられるか、答えはNoです。そんなことは、はなから期待しておりません。自分の成長と老化(劣化)の備忘録であり、ボケ対策であり、園芸・書道・篆刻などの趣味の記録でしかありません。

 以前見かけた「ブログの閲覧」に関するブログでは、ブログの閲覧件数の半数近くを数本の記事が占めるそうであります。人気記事は、おそらく検索で引っかかりやすいものというのが一番の決め手でしょう。また、非常に特殊で専門的なので、他にない貴重な情報源というのがその要素になるかもしれません。「ハッシュタグ」なのか、見出しなのか、あるいはテーマが飛びぬけて多くの人が調べたがるジャンルだからかもしれません。お金を稼ぐブロガーなら、そこを熟知して自分のブログに人を呼び寄せる細工をするのでしょうね。

 アフィリエイトという小遣い稼ぎには縁のないワタシにとって、そうした研究や努力も関係がありません。ただ、どうやら結果的にはある記事が、経常的に一番閲覧されていて、ワタシのブログの順位を押し上げているというのは明らかであります。
 それが「絶対植えてはいけない植物(part2)」です。累計で表示される閲覧件数の一番多いのがこれで、このブログの人気ランキングは、常に1位になっているようです。

 たまに見直してみても、なんでそれがうちの看板記事なのかイマイチわかりません。その前にパート1もあるのですが、そちらは、いきなり高校の同級会の内容(笑)なので、たぶんスルーされるのでしょうね。これから、それに匹敵するようなブログを載せようなどといった情熱も工夫もなく、ぽつぽつ更新していこうと思います。岩を穿つ必要はなく、石なら、毎日印面を彫っている篆刻で十分でありますな。 

 ワタシのブログは、そういうことでほとんど進歩も上達もありません。脈絡もなく脱線するのが常道、しかも以前の記事の内容と重複しているようです(恐ろしくて遡って検証はいたしませんが、今日の内容もどこかで書いたような・・・)。ちょっと変わった道楽や趣味が日替わりで登場する、というほとんど役に立たない、という特性を維持しつつ毎日継続更新するというのが目的化しております。そんなものでも、毎日来てくれる奇特でお暇な方々には、感謝しつつ「ご苦労様であります」としか申し上げる言葉がありません。


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スポーツの季節、コロナと道連れ

2021年03月27日 | スポーツ
 緊急事態宣言が全面解除になったのと前後して、一気にスポーツがフィーバー(古っ😅 )しております。

 サッカーは、久々にフル代表が韓国とテストマッチ、3-0の完勝は、ここ数年の両国のサッカー水準からするとある意味妥当な結果に思えます。森保さんになってからも安定した勝率を上げているし、数十人が海外で活躍しているのですから。それにしても、プレーと関係のないところで肘打ちされ富安が前歯を折られました。もともとラフプレーでなる韓国選手は、欧州のクラブでも飛び蹴りしたり悪質なタックルをするので忌み嫌われ、各国からの国際試合のオファーが来ないそうです。大事な代表クラスの選手に怪我をさせたくありませんからね。

 カッとなるとすぐ手が出る、暴力に抵抗が無いという国民性、と思われても仕方ないのです。韓国の映画でもドラマでも過激な暴力シーンや流血が多いのは困りものですね。なんでかなぁ、食べ物がいけないのかしらん。

 続けてU-24のアルゼンチン戦も行われ、期待の久保君がフル出場していました。結果は0-1、後半得点できそうなシーンを何度も作りましたが、決定機にシュートの瞬間の寄せが早く、ゴールを奪えませんでした。しかし、ブラジルとならぶ屈指の強豪国と互角に渡り合ったのは、非常に期待が持てました。久保君、これをきっかけにブレークしないかなぁ。

 一方、高校野球センバツ。神奈川県代表東海大相模は、しびれる展開をしのぎ1-0で鳥取城北 を退けベスト8に進みました。また、ワタシのふるさと大分代表の明豊が、大会No1右腕小園擁する優勝候補市和歌山 を2-1で下しました。これから出てくる学校はどれも強豪校で、さらに勝ち進むのは至難ですが楽しみが増えました。

 さらに、ようやく待ちに待ったプロ野球がセパ同時に開幕しました。今年はコロナに対策で試合開始を早め、延長も無しになりました。外国人助っ人はいまだ来日できていない選手も多いのです。終盤の采配や選手起用に大きく影響が出るので、今年のペナントレースは今までにないシーズンとなるでしょう。そのせいかはわかりませんが、セリーグの3試合は終盤までもつれ、いずれも一点差ゲームで終わりました。
 
 わが巨人軍は、エース菅野を立て終始リードを保っていたのに、最終回新守護神の中川が2点を追いつかれ、その裏にベイスターズのストッパーが亀井にサヨナラホームランを打たれる、とよく言えば劇的(悪く言えば両軍ミスが目立つドタバタ)な勝利でした。今年は「」の予感がいたしますね。

 フィギュアの世界選手権がストックホルム で行われ、紀平梨花ちゃんはちょっと残念な結果になりました。かわりに今夜は弓弦君が見せてくれるでしょう。来年の北京オリンピック出場枠がかかっているのです。年中中国で世界大会が行われるようになったのも嫌な傾向であります。

 スポーツとは関係ありませんが、ワタシなら、チベット・ウィグル自治区・台湾・香港・尖閣諸島問題まとめて抗議して、今から「不参加」を表明します。ついでに憲法や法を改正し、外国からの領土侵犯には日本版海警法を作って即座に応戦できるようにします。核爆弾も作ればいい。オリンピックなんかに浮かれてる暇があったら「国を守れよ」

 とまぁ、コロナで抑圧されてきたのが、ここにきてスポーツシーズンに突入し、一気に気分も晴れて高揚してきました。それはそれで仕方ないのですが、問題はオリンピックです。
 ついに聖火リレーがスタートしたそうです。今時聖火リレーなんてやめた方がいいような気もします。アテネだかどこかで太陽光から採光して聖火を灯すのがしきたりですが、もはや商業主義優先の世界的スポーツ興行なので、もったいつけるのもどうかと思いますね。

 それより、日本の対策が「ノーガード戦法」と言われている状態が非常に心配されます。緊急事態宣言解除で、5つの施策とか言ってましたが、それまでやってきたこととほとんど内容に変化も新機軸もなく、「焼き直し」にしかみえません。肝心の水際作戦・PCR検査拡充・医療体制・そしてワクチン、どれも中途半端であります。今まで通り、最後は国民の自粛と努力頼み( ´∀` )

 これは、ひょっとすると「ノーガード」で各国の選手をビビらせ、コロナ感染を回避して不参加にさせるという高等戦術かもしれませんな。海外からの観客も受け入れない、というのもそういう意味では正解です。いっそのこと、試合や競技は全部リモートにして「無海外選手」にしたらどうですか。
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