植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

いよいよあと1週間でワールドカップ 放送が決まってよかったが・・・

2023年07月14日 | スポーツ
先日(7月10日)、NHKで「あの場所で” もう一度、咲き誇れ 〜なでしこジャパン・熊谷紗希」という番組を放送しておりました。12年前に、彼女は最年少でしたか、サッカーワールドカップ優勝メンバーの一人になりました。アメリカと2-2でPK戦にもつれ込み、優勝を決めた最後のPKを蹴ったのが熊谷選手だったのです。

それから12年、あの時のメンバーは彼女を除いていなくなりました。澤穂希・宮間あやを中心に卓越した選手たちがいて成し遂げた快挙で、その時の澤の日の丸を背負って写真は長くワタシのPCの壁紙になっておりました。しかし名将とたたえられた「佐々木則夫監督」は、その後ずっと同じメンバーを起用し2015年に準優勝、さらにオリンピックの出場権を逃すなど、成績の下降の責任を取って辞任しました。あまりにも優秀だったベテラン選手を重用したために若手が育たず、パスでつなぐサッカーも世界に取り残されるようになりました。

世代交代がうまくいかないまま、後任の高倉監督は、ほとんど目立った成績を上げられなかったのです。ワールドカップはかろうじて予選リーグは突破できて準々決勝でやぶれ、自国開催となった東京オリンピックも準々決勝で敗退しています。なでしこジャパンは徐々に人気が落ち、国内女子サッカーの試合も放送されなくなりました。ワールドカップに次ぐ国際大会のアルガルベカップ」は毎年行われていますが、2011年頃には何度も出場し2度準優勝しましたが、その後は全く振るわず、ここ4年間は出場すらいたしておりません。国際試合にも参加できなければチームの力が上がるのは難しいのです。

しかしながら、若手が育っていないかと言えばそうではありません。2018年U-20ワールドカップでは優勝、2022年でも準優勝を果たしました。
優勝した時の主力メンバーは高橋はな・林穂之香 ・南萌華・長野風花・遠藤純・植木理子・宝田沙織あたりで、現在は23.4歳です。その4年後には藤野あおば・浜野まいかという決定力があるFWがいます。

一つだけ残念なのは、澤穂希の時の優勝チームにいた「岩渕真奈」ちゃんが選に漏れたことです。この10年間ほどフル代表の中心として引っ張て来ただけに残念ですが、30歳という年齢や体調などを考慮して外れることになったのでしょう。

そして新監督はそのU-20優勝時の監督「秋田太」さんですから、今回はその時代の選手を主体に選んだのは当然でありましょう。これに中盤をベテランの猶本光・ 長谷川唯・ 杉田妃和 で固め、前線は点取り屋の田中美南を加えた前述の若手主体を招集しました。少ない国際試合の放送や今までの各選手のキャリアからみてほぼベストメンバーで臨む態勢となったと思えます

で、最年長32歳のキャプテンが熊谷紗希というわけです。彼女はドイツでプレーをし今度はイタリア一部リーグローマに移籍するとか。今回のワールドカップは池田監督と熊谷のなでしこなのです。そこで、NHKの番組を観た時!!?ピンとくるものがありました。

このブログで以前書いたように、この4年に一度の大会の日本の試合をどこも放送しないだと!けしからん、と憤懣やる方なかったのです。出場国の中で唯一日本の放送が未定、世界の主要国でもほとんどの国で放送されるというのに。原因はここ10年間の人気と成績の凋落、そしてFIFA側の「放送料」の大幅な引き上げにありました。FIFAが男子サッカーと抱き合わせだったのを、切り離して吊り上げたのです。

NHKはじめ日本の放送局がしり込みし白旗を上げていたのです。あと1週間しかないのに、ほかの民放では全く取り上げてきませんでした。
しかしやはり各種団体から突き上げを食って水面下で交渉をしていたのでしょう。NHKが放送すると昨日発表しました。それはそうでしょうよ、国民から7千億円の視聴料を強制的に巻き上げているのですよ。

そして合意のめどがついた(実質契約合意)ので、おくればせながらワールドカップの興味を惹き宣伝活動をする第一弾で熊谷選手の特番をオンエアしたのです。これでようやくテレビでライブのなでしこのサッカーを見ることができます。今回はオーストラリアニュージーランドの共催なので時差3時間、日中(夕方)観戦が出来るのです。

さて、そこで問題なのはグループCに入った初戦のザンビア戦です。
7/22(土)16:00 からというのは大変ありがたいのですが、ザンビアは世界ランク77位がテストマッチとはいえ世界2位のドイツ相手に3-2で勝ちました。その時の得点源になったのがBバンダ選手です。東京オリンピックの時には史上初の二試合連続ハットトリックをした「女子ストライカー」です。
どうもこの方「男性ではないか」との疑惑があるようです。サッカーをやる前にはボクシング選手だったとか。写真で見る限り顔つきも体つき筋肉も男そのもの。レアルの選手として契約しようとしたけど「男性テストステロン 」が基準を上回っているので取り消しとなったそうです。女子の中にたとえアマチュアでもサッカーの男性選手が一人入っただけでも全く変わりますよね。

アメリカが強かった時に身長180㎝「男のような体格の選手」ワンバックがいました。彼女は同性愛者で女性と結婚したとか。あの人ほんとは男だったんじゃないのと本気で思ったことがあります。
男か女かのセックスチェックなどはやろうと思えば簡単でしょう。こんなのがが許されるなら、日本でも、無名でちょっとかわいい女の子のような男子選手「田中碧」みたいなのを混ぜればいいのに。

コメント
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