まてぃの徒然映画+雑記

中華系アジア映画が好きで、映画の感想メインです。
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ヘリオス 赤い諜報戦 赤道

2016-02-19 21:33:06 | 中国映画(は~わ行)

香港と韓国のスターが競演するサスペンス・アクション。出演は張学友ジャッキー・チュン、張家輝ニック・チョン、余文楽ショーン・ユー、張震チャン・チェン、文詠珊ジャニス・マン、王学圻ワン・シュエチー、チ・ジニ、チェ・シウォン、ユン・ジンなど。

韓国軍用機の墜落現場から話は始まる。韓国が開発した超小型核兵器DC-8とともに乗務員の一人が行方不明となった。韓国政府はチェ理事官(チ・ジニ)とパク諜報員(チェ・シウォン)を香港へ派遣する。DC-8の裏取引があると情報をつかんだ香港警察は、核の専門家シウ教授(張学友)を対策チームの顧問に迎え、リー隊長(張家輝)を中心に対策を図る。

取引場所となった雑居ビルの駐車場に一組の男女(張震、文詠珊)が入り、まさに取引を行うその時に、香港警察が踏み込み激しい銃撃戦となる。DC-8を持っていた男が逃走するとパクは追跡し、男は逃がしたもののDC-8は確保する。しかし、そこに中国政府のソン部長(王学圻)が現れ、DC-8は韓国に渡さず中国に持っていくと言う。

一方、DC-8の奪還を狙う犯罪組織ヘリオスは、澳門で大量の武器弾薬を調達し機会を窺っていた。ヘリオスを追っていた香港警察のリー隊長は、澳門の武器バイヤーを連行しようとするが途中で口封じのためバイヤーが狙撃されてしまう。

リー隊長はヘリオス一味の女(文詠珊)を確保し拷問までして口を割らせようとするが、ヘリオスが一足早く調達した弾薬で爆破事件を起こし、逆に香港警察にDC-8を持ってくるよう脅迫する。独自にDC-8を追っていたチェ理事官とパク諜報員は凶弾に倒れ、警察の情報漏洩に感づいたリー隊長も容疑者宅で帰らぬ人となる。。。

綺羅、星のごとくスターが出演している割に舞台があちこちに飛び過ぎたり、もちろん主役はシウ教授なんだろうけど、ストーリーの展開上あまりクローズアップもできないし、韓国の2人は帰国の時に大統領だか将軍だかの出迎えまで受けてるし、もちろん香港警察も露出は多いし、結構発散してるなあ、という感じでした。こういうアクションなら群像劇っぽい感じより主役を絞ってじっくり見たかったです。

主だった役柄で生きている人が半分くらいいるし、ラストの京都鞍馬寺へ上る電車は意味深な終わり方をするし、続編のことも考えているのかなあ。張震がDC-8を最初に売ろうとした相手がいかにもな外人風で笑いました。国際テロ組織っぽいイメージを狙ったのでしょうか。

公式サイトはこちら

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