貧困の終焉―2025年までに世界を変える
『勝間和代のBook Lovers』(残念ながらもう終わってしまいましたが・・・)で紹介されて興味を持った本です。貧困問題といえば『子どもの貧困』や『プレカリアート』を読んでいたけど、これらは日本国内の相対的貧困のお話で、ある意味先進国の幸せの影の側面だけど、この本で正面から取り組んでいる貧困は、絶対的貧困‐1日を1ドル未満で暮らす人たちのことで、後発開 . . . 本文を読む
がんばらない生き方
生きづらい世の中を、ほどほどに楽しく生きるためのちょっとしたヒントが52個、語られている。いわゆる「カツマー的生きかた」で勝間和代と論戦を演じた香山リカの主張にも一部通じるものがあって、力を抜いて生きてもいいんだ、と選択肢を提供してくれる。
自分としては、病気になったこともあるし、まだ自分のミッションが明確に見えていないし、まず何よりもプライベートの充実が大事だし、ということ . . . 本文を読む
「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い
前作『食い逃げされてもバイとは雇うな』を真っ向から否定するタイトル、というか、前巻とあわせてセットで数字の力と限界について述べている。前作では『数字をうまく使う』ということを重点的に述べてていたが、今回は「禁じられた数字」に焦点をあてて、数字のウソに騙されるな、そして会計的思考とビジネス的思考の違いについて述べている。
禁じられた数字とは、(1 . . . 本文を読む
食い逃げされてもバイトは雇うな
あの大ベストセラーになった『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 』の著者が書く数字がうまくなる本。
数字のルールとして(1)順序がある、(2)単位で意味を固定する、(3)価値を表現できる、(4)変化しない、の4つを提示したうえで、数字をうまく使う技法として(1)決めつけ、(2)常識破り、(3)ざっくり、の3つの技法を紹介している。
ビジネスでうまく使うためには( . . . 本文を読む
若者はなぜ3年で辞めるのか?
著者は2004年に「内側から見た富士通「成果主義」の崩壊」を出版し、当時の日本企業において導入が盛んだった成果主義に一石を投じた城繁幸氏。最近の若者は「入社3年で3割が辞める」と言われるが、その内実に迫った本というよりは、副題にある「年功序列」にむしろ焦点を当てている。
最近勝間和代さんが名づけてよく話題にしている「シルバー資本主義」と相通ずるものがあり、年功序 . . . 本文を読む
サブプライム後の新資産運用
「新」資産運用という言葉に魅かれて読んでみました。これまでの長期国際分散投資は、世界が景気拡大局面だったから有効だっただけで、これからの世界経済の停滞局面ではあらたな考え方が必要になる、というもの。
そのポートフォリオは世界経済の拡大局面と後退局面でリバランスすることが第一の特徴、そして外貨預金と株式、現預金でポートフォリオを構成することが第二の特徴となっている . . . 本文を読む
子どもの貧困
勝間和代さんの「Book Lovers」で、これは絶対読むべきだと紹介されていたので読んでみました。
それは想像を超えた世界。日本って一億総中流じゃなかったっけ?ホームレスや派遣村、ネットカフェ難民、非正規雇用の話はニュースなどで耳にするけど、昔も山谷や釜ヶ崎はあったわけだし、イメージだけで捉えていたから、この本の「相対的貧困」という概念や「相対的剥奪」という手法で貧困を見ると . . . 本文を読む
口ベタなあなたを救うしゃべる名刺
実践的な使える名刺作成方法。とにかく普通の名刺のイメージを破壊して、名刺にぎゅーっと情報を凝縮させて記載している。
しゃべる名刺のスタンダード版は観音開きの8ページ!ライト版でも二つ折の4ページで、文字をたくさん記載して名刺をもらった相手から質問したくなるような言葉がちりばめられている。大量の文字量や8面の各面の意味などすべての要素に理由があり、実際に作って . . . 本文を読む
1の力を10倍にするアライアンス仕事術
おサイフケータイの生みの親、ドコモのiモード部隊の一員だった平野敦士カールさんの著書。『アライアンス』という概念を基盤に、シンキング、情報整理術、人脈術、勉強術、キャリアアップ術を紹介しているが、自分にはまだいまいち『アライアンス』の概念自体がピンとこない。
『アライアンス』のような仕事の仕方をしてこなかったのだろうし、これからやるにしても今の自分の仕事 . . . 本文を読む