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碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

1811- 秋の景色

2018-11-05 | 日記
 山の仲間から、山梨大菩薩峠へ登った紅葉写真が送られてきた。
近くの街路樹も北に並ぶ六甲の山脈も紅葉が始まったばかりなので関東よりも少し季節は遅いのだろう。学会の集団が終わると、観光客も多くなったようだが 港に珍しいイタリヤ国籍のクルーズ船が停泊してが 出港近くに東京の知人から「今、神戸港にいるが 友人と一緒なので会えないけど・・」とメールが入っていた。元気なら今度会いましょう・・と返事したが 日本中が秋なのだ。
 
 ホテルのギャラリーから「原田の森ギャラリー」で友人の入賞作が発表されている・・と招待ハガキを頂いたので妻と出かけた。三宮近くの王子公園駅から歩いて数分の所にあった県立の立派な建物があったが初めて行った。会場は広々として、若い新進作家の入選作・会員の大きな絵画とか彫刻作品を大量に並べられ 静かな環境でゆったりと閲覧しながら どの作品も素晴らしいと思った
 ギャラリーの横には王子神社があり 学校もあるので学生が多いのだが 関西大学発祥の地で文学記念館もある。ここまで坂を登る手前に王子動物園もあり、学生の弓道場・スポーツセンターもあった。
原田の森と言うこの一帯は、平安時代末期の源平の合戦一ノ谷の戦いの時は、東軍の陣地となったりしていたようで原田通りと言う街道も歴史が深いらしい。
 今は、美術館など公共施設と瀟洒な住宅で緑も多い良い環境なのに 少しばかり車の交通量が多いのが気に入らないが・・。



 着いてすぐに 美術館入口の、コヒーショツプでサンドイッチを・・









1811- 陶芸家と大学の学園祭

2018-11-03 | 日記
 2年前に、お会いした陶芸家 馬川晴美氏 女性かと思ったらクラフト・デザインの手法で現代陶芸の作家さんだった。1956年生まれ、その作品は工業製品の様に見えるが全て細かい手作業で作品評価も高い。
お人柄と、作品の際立った形で話をする機会も増えて 今回彼の食器を使った先生を囲む「和食の食事会」に参加する事にした。
 良い機会なので、岡山から妻の知る若い女性も招待した。今までにも、若い人が体験出来ない様な機会を見つけると 出来る範囲で誘う事にしているが 私たちの過去も 仕事の中の先輩・上司に連れられて 折を見ては 自分では体験できない事を教えられて育てられたので その伝承をしていきたいと思うのだ。
 食事会は、夕方からで天気も良かったので 近くの大学キャンパスにお連れした。丁度構内で大学祭が行われていて 今時の学生たちの生態を見ることが出来た。大学内にコンビニもあり、無線ブルートゥース・イヤホンの手ごろな価格の最新型を見つけたので購入した。多分、ここて扱う物は学生他の中の人気商品なのだろうと・・・

 夜は定員20名の部屋に全て作陶者の器を使った料理だが 料理長が料理を説明し 馬川氏が陶器の製法と特徴を説明する新しい試みで進められ遠方から来られたファンと言うお客様もいたが 和やかに楽しい食事会となった。
ホテル内も、全国消化器学会大会とかで ロビーは医学関係者らしき人で大賑わいだったが 食事会で知り合った人たちをシヤトルバスで見送る。
 ホテルの裏の市民広場に出るとテントが沢山並べらて 明日の分科の日のコンサートグッズ売場の前準備をしていたが 神戸は秋の紅葉で中旬の神戸マラソンの昇りも掲げられ準備のジョギング人も行き交う これから街も山もイベントだらけのお祭り騒ぎが続く。



 休日に合わせて、メリケンパークには帆船海王丸が来ていると言うので キャンパス内なぎさ公園から見渡すと・・特徴ある3本マストを発見


 学園祭はミス・ミセス大学を選ぶコンテストの真っ最中・犬の縫い包みで応援する学生もいて 昔とは少し違うと叔父さんは思う




 無線イヤホンは、過去にも買うが失敗続き・・梱包を解いて繋いで見ると快調 今度は使えるのかも・・

1811- 海抜ゼロメートルの国土

2018-11-01 | 日記
 私の住むポートアイランドは1980年に出来た人工島だがその後大阪湾に出来た関空も1994年に開港した人工島だ。今朝の新聞に、大阪の万博招致は 大阪湾の関空の近くに出来た広大な四4カ所ある人工島を中心に計画されているらしい。
大阪湾の地図を見ると海岸線らしいものは無くなり 人工島で埋め尽くされてしまったが 東京湾も埋立ては古くは 1590年の江戸時代から現在の東京駅とか八重洲も当時は 海岸だったのが陸地にされてきたそうだ。「洲」は水が入っている意味だが、地名を見ると昔は 海・沼・港・川など海岸か河口だったと思われる地名は全国には多いのだ。
 東京都は約 四区の敷地面積は元 埋立地だったと 環境省データにもあり 日本全国の人口増加した海岸都市は何時の間にか 海岸線は四角い島の埋立地が増えているのだ・・既存の土地を確保するより,現在の工法で山を削れば効率だとこれからも加速するのかも知れない。

 1590年頃(420年前?) 江戸城築城とかお堀の土砂とか 人口増加で出る廃棄物で海岸を埋立てたのが始まりだそうだが 「浅瀬に土砂を入れる・湿地帯、池沼に土砂を入れる・・」などは人口増で自然発生的に行われていたのだろう。今の人工島は難易度も高く歴史的にも新しい工法だ、しかし1173年に平清盛が摂津の国(兵庫)で塩槌山(今の新開地辺り)を切り崩し海の中に経ヶ島(37ヘクタール)を交易拡大の港と 風雨波浪を避ける防波堤として建設したのが最初だ。

 埋立地は海を陸に変えただけなので 当然海抜ゼロメートル。津波が来れば、最初にやられるリスクがあるが 人口集中の緩和 経済発展・船舶が世界との経済交流の重要手段である限り有効な施策なのだ。欧州オランダは NederLand と書き意味は「低地の国」で国土の1/4は海面より低い、しかし海抜ゼロが原因で 問題が多いとも聞かないからそれなりの準備はしているのだろう。
 海から眺める人工島は、都心も関西の島も 自由に都市計画が出来る効用で何処も未来都市の美しさがあるが 砂浜の海水浴はもう望むべくもない。でも敷地を増やすことで、遅れた都市計画の整備が進み生活環境が改善されるなら良い事だろうけど。

  「マンションジャーナル byカウル」と言う不動産記事にあった図、広重東海道の東京湾は知っているが改めて比較されると驚く


  政府環境省の「瀬戸内海環境保全臨時処置法」から・・埋立許可された人口湾の様相

 
  神戸空港島の西端にある結婚式場の人工島の海岸風景・・砂を運んできて造成された美しい海岸