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碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

1612- 新メガネ 小売りも変革 02

2016-12-26 | 日記
 先日、4年ぶりにメガネを買った。メガネとの付き合いは長いが昔、海外のレンズ工場に行ったがガラスレンズ加工する現場を見せられて あまりの大変さにレンズの高価な理由を納得したことがある。そんな記憶があって、長い間カメラとメガネは高価なものだと思っていた。それが、数年前から安売りメガネ店が登場し従来価格の数分の一で売られていたが サングラスなら兎も角 通常メガネには使えないだろうと正直疑心を持って見ていた私だ。

 ところが今年の秋、新ブランドのJINと言うお店が元町に今年の秋開店した。国内の若いメーカーで、2フロアーを持つ西日本一と言うメガネ店なのだが、やけに賑わっていたので連られて店内を覗いて見た。多様なフレームが並び、その安さに驚いたが、度付レンズも3-5千円で作ると言う。メガネなのでレンズが肝だが聞くと「世界ブランドのロシエール・国産のHOYAの薄型非球面レンズ」、「フレームは一貫生産で製造し、全国160店舗展開」だそうだ。

 店員の説明は「メガネ店ですが眼科医資格はありません。ただ眼科医と同じ程度の検眼機は操作に自信があります」と言う説明にも興味を惹かれ 結局 試しに一つ購入する事になった。
その低価格は、メガネレンズが軽量な樹脂に置き換わり成型となったことがポイントらしい。今までの高価なメガネ購入と同じ検眼装置で眼間・度数・乱視計測されてフレーム枠に、適正なレンズを入れるので工程は変わらないが、レンズも枠も材料費にデザイン料が加わった程度で出来るので安いのだ。
 丁度Xmas時期で購入する 検眼者も多くて8人待ち。この価格レベルならファツション・グッズとかキャッチにある「Xmasプレゼントにメガネを・・」と言う扱いになっていて 従来価格の1/3-1/4 で買えるのだからもう オシャレグッズになってしまったらしい。メガネの大量消費時代が来るなど、考えもしなかったが ここでは雰囲気は眼医者だが 販売はコンビニ感覚の大量売りの軽い乗りだ。

 考えてみると、視力は高齢になるほど年々落ちてくるようだ。本来なら、年々検眼して正しいメガネに変えるのが理想だがそれが今実現してきたのだ。メガネ以外にも、高いオーダーメイドでないと使えないものは衣料だが、ユニクロで代表される様に日用品すべてが 大量生産・大量消費は達成され メガネもその仲間入りしただけだ。無風だった従来の大手メガネ店にも大変な脅威がこの分野にも現れた・・・叔父さんが、知らなかっただけの話だが。

 今年の夏、工事していたこのお店・・30代と思われる 若い店長らしき方が陣頭指揮していたのを思い出す

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