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碧い山・青い海

趣味の山登りとか、技術とネット情報を照合し個人メモに・・

1409- 再び通信講座申込み

2014-09-06 | 学習
 この春、日本史の通信講座を修了したgaccoから メール案内で新講座の紹介があり 興味が持てそうな「ピクトグラム-絵サイン」を申し込む。提供は武蔵野美術大学で、デザインの考え方と視覚の原理を学べるらしい。講座期間は四週間、作画課題もあるのとPCのネット閲覧ブラウザをモダン・ブラウザと言われる高速の「 Google Chrome」とApple系の「 Mozilla FireFox の作画ツール」を使うのが条件とあるが 私には未知の世界だ。

 流行の絵文字は個人的には好きではないのだが 公共性と科学的なルールのあるピクトは良いデザインは多い。学習した知識は、日常生活とかビジネスに活かせるそうだ。それは無理にしても この機会にブラウザで世界No.1シェアのCrhomeの操作と活用を学べるのも良い。開講は11月中旬になるが、新しい学びが始まると思うと、大変だろうと思う反面 新入生の様にワクワク感もあって楽しくなった。

 前回の講座体験から、このネットを使った実験講座は受講者にとって 講義の聴きなおしも可能だし マンツーマンの個人講義は 教育ツールとしては最良だと思えた。最近は、生徒も定員ならず、大学の講堂も下を向いてメールする学生が その多くは聴いていないと教授が嘆いていた。今の学校制度とか教育体制は全部、ご破算にして全体見直しする時期なのだと思うが。




1406- 大学通信講座は合格

2014-06-04 | 学習
 中世史の最終レポート提出して、3週間ほどになり そろそろ結果出たのでは・・と講座サイトを見たら総合得点、84点で合格レベルに達していた。60点合格なので、東大マークの修了書が発行される筈だ。
 この中世史で、興味を持った部分はいくつかあるが一つに日本の礼儀作法があった。源頼朝が鎌倉幕府を樹立し、京都の公家作法と別に武士の礼儀作法が決められたそうだ。そのきっかけは信濃出身の小笠原持長が六代将軍 足利義教に「弓と馬術」を指導をしていた関係から始まった。刀と弓は日本古来の物だが、外来の槍・鉄砲と比べても 弓は強力な武器で 達人が引くと数十メートル離れた距離で、水桶3個を貫通出来た。戦国時代には歩兵達に鉄砲よりも最も恐れられて武器だったが、射る技術も高度だった。確かに、日本の弓は携帯用のインデアン・ロビンフッド用と違い、長さは二メートルを越え 弓矢も長く重く 多分狙われたら終わりかも。

 小笠原家に伝わる礼儀作法が基本で後に、小笠原流と言われ乗馬術とか、武道全般にも適用され 武士礼法として広く全国でも守られたそうだ。武道だけでなく更に、柔道・茶道・書道・華道・琴道など一般文化にまで及びそれが 現代まで継承されてきたらしい。本来、きめ細かく決められた厳しい作法でサムライの精神統一と立会い作法とか、指導する側とされる側の礼儀である。守れないものは罰として命を落とす事もあった。忠臣蔵の赤穂四七士も田舎侍の欠礼が事の発端だったが、日本人の礼儀正しさが世界から驚嘆される理由も理解できる。

 現代でも「剣道・柔道」は今でも伝承されているが、カラー胴着になった様に国際化が進む危ない気もする。習い事の文化では、全てでは無いたいが 師範・弟子の礼儀作法も軽くなり、師範制度も肩書取得目的の集金組織になっている。当然の事ながら 礼節の精神を忘れた組織は 衰退傾向と聞く。小笠原持長がいたら全員、一刀両断かも。


1405- 通信講座が修了

2014-05-19 | 学習
 昨日、日本中世史の最後のレポート提出をして通信講座が完了。まだ、最終レポートの採点が6月になるので修了証書と最終採点成績は判らない。しかし、途中経過の成績表から、及第点は取っている様なので合格はしているらしい。

 以前にも、書いたが日本史と言うのは、今まで古文の難しさもあって嫌いな科目の上位に並んでいた。ところが、神戸に住む様になって、旧居留地などを歩き古い建物の説明版など読むと歴史に興味がわく。街中の三宮神社も街中にあり昔、参勤交代で上京した岡山藩の一行が異人の無礼で斬りつけた神戸事件の場所だ。六甲山山頂の徳川道も徳川幕府が二度と問題を起こさぬように山の迂回路だが、今もそのまま残っているのを発見したり・・・。
 阪神淡路大震災から19年経つが、神戸の人は災害時の各地からの援助を受けた事を忘れず、誰もが人とのつながりをとても大切にしている。出会う人も親切で、町中に飾られた花壇もボランティアが街を綺麗にしているのにいつも感心してしまう。これも歴史を大切にする事が、地域の誇りにも繋がっているのだろうと考え、これは少し歴史も知らないと話しにも乗れないかも・・と。

 インターネット画面の講義だが、横に文字スクロールも出て復習も出来るし、講師の話す内容が面白いのだ。中世の記録は、実は事実は破棄され 残しておくと都合がよい、あるいは有利と言う物が多く、知られると不味い事は歴史に残っていないらしい。従って、記録の読み方は「そうあるべき」で書かれたものか「・・なっている」と事実が書かれているのか両面で、読み取る必要がある。鎌倉・室町時代には、文字を書ける人達は権力を持つ人なので知られると困る事は残っていない・・歴史は、科学なのだから内容は 分析して・・と。

 日本の中世の「自由・平等」などは、強者・権力者の世界であり 未熟な世界だった。中世から戦国時代・江戸時代と苦難を乗り越えて、やっと見えたのは 何時の時代も人々は「平和」を求めていた事が判り 現代にたどり着いたのだと言う。作り物のドラマなどより、余程面白かったが、特に、鎌倉・室町時代の「荘園」と言う権力者に都合の良い農業制度には驚いた。しかし、現代でも似たような事は多くて、事実を隠して歴史を語る事の如何に多いことか・・人類は進歩したのだろうかも怪しくなる。

 ともかく、情報機器のお陰で教師と対面する様な形で、権威の話を直接聴け、新しい学問に触れられて 終わった後も清清しい気持ちだ。

 こんな、田畑の景色を見ると 昔の状態に思いが走る・・・

1404- 通信講座の開講

2014-04-15 | 学習
  ニヶ月前に申込みし登録も済んだ、通信教育が昨日から開講した。十数科目から選んだのは、何を血迷ったかテーマは「日本中世の自由と平等」。昔から勉強嫌いで中でも歴史、特に日本史は嫌いだった筈が、歳を重ねるといろいろ国内地域の特色・歴史を知る事になるが それが過去の知識とか別の土地にも繋がりがある事を知ると 何故だろう・・となってしまったのがその動機。

 例えば、先日の鹿児島に行き「西郷隆盛」の人柄・功績の凄さを知り、上野の銅像の除幕式に出た奥方は内心「内の人の顔はこんな人ではなか」と、故郷に別に男らしい西郷銅像を建てているのがあったり、神戸六甲山に登ると頼朝「ひよどり越え」の降り口とか、神戸事件を再発しまいと山頂に作られた徳川道とか、昔は仕事で名古屋の客先に行き 建物の近くは信長の「桶狭間」で今川義元を奇襲して勝った戦場だったとか・・熊野古道の和歌山水軍とか・・・、過去の記憶と、最近見聞きする事が 歴史上でいろいろ繋がっているのをもっと知れば、更に面白いと。

 歴史勉強だけでなく、基調講演を聞き講師と生徒の関係が 大きく変わった最近の学生の雰囲気にも興味があった。昔世代には、理解し難いのは講義中に、受講者がメールをやり取りするのはつまらない講義をする講師の問題だ、と言う基調講演には私は少し違う様に思うのだが・・現代は生徒に嫌われたら教育はダメと言う事なのかも。
 テーマのプレビュー講義を聞く限りでは、堅苦しい物が無く楽しく出来そうに感じたが勉強と言うより、雑学収集と言う感じなのかも知れない。今は、第一ステップを終えた所だが 生徒に飽きさせない工夫が随所にあって、最近流行の米大学教授を招いて開かれる白熱教室を 踏襲した日本版の様なものを目指しているのかも知れない。
 
 通信講座は過去に、技術系の科目で受けた事はあるが郵送中心なので、義務的にこなしたのであまり役に立たなかった気がしていた。それに比べて、このインターネットを駆使した講義はとても快適で 教育方法の未来志向も感じる。無料講座だが、大学とスポンサーは関連した参考書購入が期待されているらしい・・最初講義を聞き、あまり知らない「北前船の日本海交易」この辺りの知識を補強すると、もっと想像力は豊かになるのかも。