・・・ 顔を見たいな冥王星 ・・・
★ 星を見る地球人こそ淋しけれ盛夏の日々をひりひり過ごす 松井多絵子
夏休みが近づいた。子供たちはぜひ夜空を眺め星たちと仲良くしてほしい。子供同士の付き合いはほどほどにして夏休みは星たちと遊んでもいいのではないか。イジメが原因で小学生が自殺したという記事を読みながらおもう。大人だって同じだ。人間関係ばかり気にするからイジメたりイジメられたりするのだろう。
★ どの星がわれを見つけて見守ってくれるか夜更けの家へ着くまで
NASAの無人探査機はこの14日午前(日本時間同日午後8時49分)、冥王星に最接近する。1930年に米国の天文学者トンボ―が9番目の惑星として発見、探査機による冥王星の観測は史上初めて。打ち上げ後、9年半かけて約48億キロを旅してきた。昨日の朝日に冥王星がまるで野球のボールのように載っていた。ところどころ汚れた白球のように。
★ だれかが風につれてゆかれたような夜だれかが星になるような夜
冥王星の表面温度は零下220度を下回る。窒素やメタンなどの氷で覆われている。約248年かけて太陽の周りを公転する。探査機は14日冥王星から約1万2500キロ離れた空間を通過する。その前後に冥王星の衛星のカロンの詳細な画像を撮影、冥王星の大気の成分などを調べる。冥王星は地球と太陽の距離の約30倍離れたところにあるらしい。「ニューホライズン」は冥王星を通過後もそのまま飛行を続け、太陽系外縁の観測をつづける。探査機との交信には片道4時間半かかる。いつまで続くのか宇宙の旅は。
★ 発泡酒にほろ酔い二階のベランダにわれは星たちを呼び寄せている
7月13日 松井多絵子
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