今日から7月である。毎年7月の初めに「嗚呼ことしも半分過ぎてしまった」 と思う、淋しさと焦り、紫陽花との別れの七月。
屈まりて虫の目となり紫陽花を見れば紫の波うち寄せる
半日陰、この明るさが心地よく紫陽花にわれを委ねていたり
紫陽花が咲いていますかあの坂に、あの急坂をなだれるように
あじさいの夢の道にて今しがた出会いし人に会いたくなりぬ
あじさいの花まだ若き寺にきて三年ぶりに亡きひとに会う
しなかった、できなかったことあれこれこれと思い出させる萎えた紫陽花
紫陽花はもう紫陽花ではなくなったサムライブル一が消えてしまって
紫陽花の道がおわりて振り返る今年はすでに半ばを過ぎた
屈まりて虫の目となり紫陽花を見れば紫の波うち寄せる
半日陰、この明るさが心地よく紫陽花にわれを委ねていたり
紫陽花が咲いていますかあの坂に、あの急坂をなだれるように
あじさいの夢の道にて今しがた出会いし人に会いたくなりぬ
あじさいの花まだ若き寺にきて三年ぶりに亡きひとに会う
しなかった、できなかったことあれこれこれと思い出させる萎えた紫陽花
紫陽花はもう紫陽花ではなくなったサムライブル一が消えてしまって
紫陽花の道がおわりて振り返る今年はすでに半ばを過ぎた