関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

幸せな時間をありがとう

2009年02月28日 21時34分37秒 | Weblog
今日は息子の野球チームの卒団式でした。
昨年の今頃、送り出す側の担当になり、何日も前から準備をし、大変だったけどとても充実した時間を持てたと思っていたら、あっという間に送られる側になりました。
最初に息子たちが入場してきたところから、もうすでに涙腺がゆるみ始め、キャプテンの子がチームの思い出を語りながら涙する姿を見た時から、決壊が始まりました。息子は泣かなかったけれど、けが続きだった子が言葉をつまらせるのを見てまた涙。卒団生のお母さんのあいさつで、他のお母さんが泣きながらあいさつするのを聞いてまた涙。自分のあいさつでも当然泣きました。

式のあと、別の場所でパーティがあり、特別お世話になったので、監督をはじめ各コーチのみなさんのところにあいさつに行きました。うちの子は野球が好きで好きでたまらない!といったタイプではなく、4年生で入った当初はコーチのみなさんが頭をかかえたそうです。投げたボールが5メートル飛ばないと。
そんな彼が何とか人並みにボールを投げられるようになり、ちゃんと取れるようになった。最後の公式試合でヒットを打ったとき「泣きそうになるくらいうれしかった」と言ってくれたコーチの話を聞いたら、また決壊してしまいました。
指導のときは怖かった監督も、優しい言葉をかけてくれて、とにかく一番よくがんばったのは彼だったと。試合に出してもらえないのは切なかったけれど、きっとそれも彼を奮起させるためだったんだと思います。

「できの悪い子ほどかわいい」という言葉があるように、コーチの方々にとって息子の成長は、本当にうれしいものだったようでした。みなさんに愛されて、本当に彼は幸せな選手でした。
先週の最後の練習は親チーム対子供チームの試合だったのですが、そこで何と初めてピッチャーをやらせてもらったのです。ものすごい暴投かと思ったら、ちゃんとストライクも入って、私は結局ゴロで打ち取られてしまったけれど、息子と対決できて本当にいい思い出ができました。

大変だったけれど、このチームに入って親子ともども本当に幸せでした


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