阪神淡路大震災から25年

このブログにも何度か書かせて頂いてますが、25年前のその日、新婚の借り上げ社宅のある尼崎で被災しました。

マンションは無事でしたが、部屋の中はしっちゃかめっちゃかになり、1年ちょっと使っただけの食器は8割がた割れました。

電化製品もいくつかダメになり、1週間水道が止まりました。

怖がりで地震も雷も大嫌い。だけど関西のテレビではずっとその事をやっていて、もっともっと辛い人が大勢いる中、私たちの被害なんて全然、と思わざるを得ませんでした。

今朝のあさイチで本上まなみさんが、明日から放送されるドラマを見ていて、ご自身のお家も半壊したにも関わらず、自分たちの被害なんてましなんだ、と思おうとしていた、と涙されてて、普通に考えたら我が家の被害だって大概なのに、そう思い込もうとしていたことに気がつき、涙が止まらなくなりました。

災害時の心のケアを提唱し、若くして亡くなった医師の物語のドラマを追いつつ、辛い思いをした人に、どうやって寄り添って行けば良いか、改めて考えたいと思いました。

この震災に遭ったことが、ボランティアをはじめ、色々なことを考えるきっかけとなりました。