関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

はらちゃん見て号泣

2013年02月18日 21時52分28秒 | Weblog
スタートする前から「このドラマはハマるだろうなあ」と思っていたら、予想通りでした。漫画の主人公が現世に飛び出して来るというストーリーは、ファンタジーそのもの。思わずまた自分でも漫画書こうかなと思ってしまいます。だってねー、自分の作ったキャラにそっくりな男性が、ポンと目の前に現れたりしたら・・・。うれしすぎるでしょ(笑)

先日の放送では、はらちゃんと仲良くなったたまちゃん工場長が死んでしまうというお話でした。たまちゃん、何の悩みもなさそうなお気楽キャラと思ってたら、実は身寄りのない寂しい生い立ちの人だったんですね。喫茶店を出てから2人で歩くシーンは、西日の具合と、たまちゃんが猫を優しくだっこする所など、とても印象的でした。人は色んな悩みや辛い事を抱えていても、外見は明るく振舞っているものなんだなあ、と。光石研さんの演技がとっても自然で、すごくいい俳優さんだなあと思いました。

はらちゃんのドラマのいいところは、時代が昭和なところ。ケータイやパソコンは絶対出て来ない。そこがホッとするんです。便利だしめちゃめちゃ使ってるけれど、たまに1日パソコンやらない日があると、それはそれで何かいつもと気分が違うなあ、って思える。越前さんのお家や、商店街の風景もまさに昭和。あの辺り、行ってみたい。

あと井上鑑さんの音楽が最高!あの不思議な歌詞の「わたしのこーとはほっといて~」の曲も何か頭に残るし、ピアノの曲も素敵。越前さんの部屋のシーンで流れる物悲しい曲も好き。サントラ買おう!と思ったドラマなんて今までなかったかも。

たまちゃんが死んで、越前さんとはらちゃんが初めてのチュウをする場面がもう、泣けて泣けて。麻生久美子さんの泣き顔がすごくかわいくて切なくてたまらない。はらちゃんの何も知らないところがまた、とてもピュアな感じがしてかわいいし。最後、越前さんが泣きながらたまちゃんを漫画に描くところで、また泣ける・・・。良かった、たまちゃんが漫画の世界で生き返った、って。

最初に自分の作った男性キャラが出て来たらいいな、と書きましたが、死んだ人を描いたら漫画の世界で生き返るとしたら、それもすごくいいなと思いました。ほんと、どんどんファンタジーになって行くなあ・・・。前に観た「ツナグ」に近いかも。

最初はまるちゃん目当てで見始めたけど、まるちゃん以外の役者さんもすごーく素敵で(ゆき姉の奥貫薫さんも好き)終わっちゃうのが悲しい

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